ブログで対談 第一回 燃費について

最近リンクを貼った787.TSUBAMEさんと三菱の軽自動車、i(アイ)をめぐって以下のようなお話をしました。もともとインタビューを取って記事を作っていたので、ネットでもそれ、やれないか考えていました。発言力のあるこの人なら大丈夫(←787.TSUBAME注:そんなたいしたヤツじゃありません)と考え、取材というかお願いしてみました。

Hata おじゃまします。ハタです。どちらも三菱i(アイ)に乗ってる訳ですが「アイを褒める」みたいな内容でこの車のどこがいい、どこはもう一工夫欲しい、そういうやり取りをしませんか?
そのやり取りを編集し、読みやすくまとめて出すのです。いかがです?
787.TSUBAME ご提案の件ですが。非常に面白そうですね。
確かに、アイに関しては、クルマのコンセプトなどの割にはオーナーサイトが少なく、断片的な情報しか得られないんですよね。「褒める」のも大切ですが、「建設的に意見する」のも、アイを育てるためには必要なことだと思います。
なお、私のブログのカテゴリー別アーカイブをご覧いただければ、アイのインプレッション的なものは記しています。燃費レポートも継続中ですよ。
Hata

ではさっそく、燃費についてお話しましょう。
アイは燃費のいい、悪いが極端な気がします。
私、個人的には市内ばかりを走るので、リッター10キロ前後で落ち着きます。
アイの前に乗っていたフェスティバは8〜9キロでした。フェスティバはコンパクトカーで、エンジンが悪かった。ほぼ同じ所を走るから比較すればアイのほうがいい訳です。
アイは、燃費もいいしパワー感というか、50キロのつもりで走っていると70になります。スピード違反には注意しなければなりません。

787.TSUBAME 燃費にはばらつきがあるみたいですねぇ。ちなみに、Yahoo!自動車-三菱アイのユーザーレビューによる平均燃費は13.6km/lという値が出ています。
エンジンが小さく、絶対的なパワーも小さい軽自動車ですから、走行条件や天候などによる変動も大きいのではないかと推測されます。
たとえば、市街地走行なのか郊外を巡航するのか、それとも高速走行なのか、そしてエアコンを多用する真夏や真冬なのか窓を開けて走れる春や秋なのか、晴天や雨天なども関係しそうです。もちろん、ターボモデルなのかノンターボモデルなのかでまったく違う成績になるでしょう。
以前も書きましたが、私はセーフティードライブはエコドライブと心得て運転するようにしています。おかげで比較的良好な燃費が記録されています。
Hata ツバメさんのアイの燃費は、以前乗っていたジムニーと比べてどうですか?
787.TSUBAME ジムニーと比べての燃費、聞くだけムダです(笑)。ジムニーはいいときで11キロ台、通勤メインの街乗りばかりだと9キロ台、最低燃費で8.5キロ程度ということすらありました。
Hata あとガソリンですけどねえ、全部同じではない。燃費のいいガソリンと悪いガソリンとがあると思う。その辺を無視しての燃費を、普通は言われます。
787.TSUBAME ガソリンに関して、私はメジャー系の特定のスタンドでしか入れませんので、詳しくはわかりません。メジャー系のガソリンスタンドでは極端な差はないと思う(思いたい)のですが、それ以外のスタンドでは差があると思います。最近時々新聞紙上をにぎわしている「揮発油脱税」なんて最たる例です。
ガソリンに高額の揮発油税がかけられているというのは、2008年3月のガソリン税騒動で記憶に新しいと思います。「揮発油脱税」というのは、ガソリンに税金がかからないベンゼンなどを混ぜることで、税金相当分のガソリンを「水増しする」という行為です。たとえば、リッター100円のガソリンのうち、40円がガソリン税だったとします。これにリッター30円のベンゼンを混ぜます。130円で2リットルのガソリンができました。本来、40パーセントのガソリン税は、20パーセントになってしまいます。
ベンゼンなどを混ぜたガソリンは、燃焼効率が上がって走りがよくなるというウワサもありますが、多分、麻薬みたいなものでしょう。すぐにエンジンに不調をきたすと思います。
ガソリンの品質から、変な方向に話が行ってしまいました。「揮発油脱税」なんてあこぎなことをやっているスタンドはごく一握りだと信じたいものです。
Hata ガソリンにも性能のばらつきがあるかもしれないですね。
私のアイのグレートはLでツバメさんと同じです。18年末当時は選択肢が少なかったからですねえ。ターボは燃費悪いみたいです。
787.TSUBAME 私のアイですが、ノンターボのMグレードだと思います。思います、というのは、中古ですから。三菱ディーラーからの購入なんですが、そのときの説明と、装備からの推測で……年式は19年7月度です。
Hata 失礼しました。LとMは重量が違い、900キロと910キロ。だからかどうか、燃費はLが少しいいト三菱はデータを出しています(笑)。しかし意味あるのか? そちらのアイは年式も新しく、かなりよろしいかと思います。
787.TSUBAME 訂正。私のまったくの勘違いで、私のアイもLグレードでした。ノンターボに、Mグレードはありませんね。
ちなみに、装備による重量差ですが、アンダーパワーな軽自動車では、ある意味重要なのは。わずか10kgといえども、もともと車体の軽い軽自動車では1パーセントの差になります。たとえに出すのはどうかと思いますが、飛行機の世界、民間の旅客機では、機内食用の食器ひと揃えで○グラム削りましたとか、日航の子会社の貨物機なんか、塗装を省略して100キロほど軽くしましたとか、そんなことを競っているくらいですよ。
Hata

シビアですね。
ところでツバメさん、燃費の改善に関する具体的な方法は秘密ですか?タイヤ圧をあげるとか、あるじゃないですか。

787.TSUBAME ヒミツは、ありません。タイヤ圧も今のところ、納車してもらったときのまんまです。確かに、1割くらい空気圧を上げると、燃費が良くなるとはいいますね。
ヒミツの代わりに秘訣を。記事にも書きましたが、「セーフティードライブはエコドライブ」です。
・加速は、周りの安全に気をつけてゆっくりと。
・たった5キロ、10キロの速度差では到着時間には大差がないから、余計なスピードは出さない。
・コーナーリングはスローイン、ファーストアウト。
・減速時は3速モード、2速ホールドにシフトダウンしてエンジンブレーキを活用。これ、コーナーリングでも。
・長くなりそうな信号待ちではアイドリングストップ。
まぁ、こんなもんです。参考になりました?
Hata 突っ込み足りなかったのですね。
ガソリンが安くなってる時は、満タンしないで小まめに必要分だけ入れるトカ、具体的な話が受けるのではないかと。当地では現在125円だけど、最安値は120円トカ。
787.TSUBAME 三菱ラリーアートのワークスドライバー増岡浩さんによりますと、車は燃料を満タンにすることで航続距離という武器を生かすことができるから、燃料計が半分以下になったらできるだけ早く給油するべきだということです。パリダカなどの長距離国際ラリー経験に裏打ちされた貴重な話だと思います。
また、特にこれからの結露しやすい時期、燃料タンクの内側は空気に触れていたら錆やすいという話も聞いたことがあります。
かたや燃料も荷物です。アイの満タンは35リットル。小学校6年生から中学校1年生の体重に相当するでしょうか。車体重量が900キロそこそこのアイでは、燃料込み重量で計算すると、約3パーセントが燃料ということになります。これだけの重量が燃費に影響しないわけはありません。
どのタイミングで給油するかは、結論が出せないと思います。総合的に判断すると、高速道路などをロングランする場合は満タン給油、市内などスタンドが頻繁にあるところでは半分程度の給油というのも考え方かもしれませんね。
燃費とともに気になるのが燃料代。これは半ば相場ですから。フツーのスタンドで一消費者が先物買いなんてできませんしね。言えることは、上昇気配のときは早めに常時満タン、下降気配のときは必要に応じて最低限をこまめに給油ということぐらいでしょうか。相場取引で言う“プルオプション、プットオプション”というヤツですね。
もっとも、私は燃費レポートのためにいつでも空っぽまで乗って満タンにしていますが。実勢価格についても、今後は掲載の予定です。

さて、対話はまだまだ続きます。ツバメさんの友人にもう一人アイ乗りがあって、その方にも入って戴きたいと思っています。次回はどんな話になりますか? 第2回をご期待下さい。元のやり取りは「787.TSUBAMEのきまぐれブログ〜関門橋」で行っております。

※原文は、私のブログの2008年10月30日付け「関門橋」で行われており、まとめたものがhataさんのブログの2008年11月9日付「ブログで対談」に掲載されています。
この記事は、これらを元に読みやすく再構成した上、その後に寄せられた関連コメントを追録したものです。

※追録 アイの燃費レポートまとめページを作りました。随時更新しています。ブログとあわせてご覧ください。

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