バーゼル空港
Basel Airport
 
 

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 バーゼル空港(Basel Airportは、スイス・バーゼル市から北西約3キロのフランス領内にある国際空港です。正式には「ユーロエアポート」(EUROAIRPORT)又はバーゼル・ミュルーズ空港(あるいはバーゼル・ミュルーズ・フライブルク空港)と呼ばれており、フランス領にありながらスイス・バーゼル市の主要空港として機能しています。
 この空港の最大の特徴は、フランス領にありながらスイスの出入国手続きができてしまうことです。即ち、空港内にはスイス地区とフランス地区があり、スイス国民はバーゼル市から「保税道路」Route douaniere)と呼ばれる専用道路を通って空港のスイス地区に向かい、そこでスイス側の出国審査を受けて国際線に搭乗することができ、フランス領土を通過するにも関わらずフランスへの出入国手続きが不要になっています。利用者の38%がスイス人、同じく38%がフランス人ですが、他の24%はドイツ人が占め、フランス、スイスのみならずドイツにとっても重要な空港になっています(独仏はシェンゲン協定に加盟しているため、独仏国境では国境検問が廃止されており、ドイツ人も自国にいる感覚でユーロ空港を利用できる)。そのため、正式名称にも、スイスのバーゼル、フランスのミュルーズ(Mulhouse)の他に、ドイツのフライブルク(Freiburg)が入っています。空港そのものは1949年の国家間協定に基いて設立された公法人が経営し、理事会はスイス側から8人、フランス側から8人の委員で構成されています(他にオブザーバー参加のドイツ人2人)。
 
(A)ターミナルビル   
(B)保税道路 
(C)国境検問所(フランス・スイス) 
(D)国境検問所(ドイツ・スイス) 
 
(2005年8月現在)

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