エチオピアの音楽
こぶしがきいていて日本の演歌とどこか似ている…。
リズムが単調で日本の民謡とどこか似ている…。




 一般事情
レコードは無い。CDは、少しだけ置いてある。主流はカセットテープ、ラジオ。 街中には何軒かカセットテープ屋がある。売られているのはエチオピア音楽が圧倒的に多い。 あとはヒップホップ、レゲエ、ラップ、ソウルなどが少し置いてある。でも、ほとんどコピーした物。
人気は?
圧倒的なのは、エチオピア音楽「バティー」「アンチュイェ」「ツツダ」と呼ばれる、いわゆる歌謡曲。 ラジオや飲み屋で流れているのは、ほとんどこれらの曲。エチオピア音楽は日本の演歌にどことなく似ていて、 アフリカの曲と聞いて想像する物と言えば太鼓だが、エチオピア音楽は下に説明のあるアズマリベット以外では ほとんど太鼓の音は出てこない。
歌謡曲が日本の演歌と似てる?
歴史をたどれば、朝鮮戦争の時代、エチオピア兵も参戦し、負傷兵や休暇あるいは道 中で日本の港を訪れたエチオピア人が数多くいた。彼らがその時に日本の演歌を聞き エチオピアに持ち帰ったとされている。その兵の中には、有名歌手 ティラフン ガササもいた。エチオピアの歌謡曲の中にも「横浜で日本人女性と恋をした。」 と言うようなのもある。
聞いてみよう!ヒット曲
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若者の流行をひっぱる
「ジジ」

エチオピアの美空ひばり
「アステル」
女性のハートを独り占め
「テディー」

音楽番組は?
テレビ
エチオピア唯一のテレビ局の国営 ETV。毎晩のように音楽番組をやっており、 各民族ごとの伝統音楽が放映されている。伝統音楽意外では、アーミーバンドの演奏があり、 ベースギター、サックス、ドラムなどを使ったブラックミュージックでカッコイイ。 でも、見ている観客(軍人)はライフルを持ちながら踊っているので、少し奇妙なモノがある。

ラジオ
エチオピアで唯一の音楽ラジオ放送の FM Addis。 エチオピア歌謡曲が全体の約20%、ヒップホップ、レゲエ、ラップが約50%、 残りがアフリカ・アラブ・他の音楽。
今までこんなに多くの洋楽を流していたラジオ放送はなかったので、開局の2000年6月以来、 アジスアベバで大ブレークを引き起こし、食堂、タクシーの中、職場、ほとんどの場所で聞かれている。
日本の曲とエチオピアの曲が似ているせいか、今までに数回 日本の曲が流された。
中でも、おーつかの地元「埼玉県秩父」の「秩父音頭」が流された時の感動は今でも忘れられません。


 民俗音楽
80以上の民俗があると言われており、それぞれ民族色を出した音楽がある。
例えば
・アムハラ族…肩と胸を上下に震わせながら「アララララ」とけたたましい。
・オロモ族…男性は棒を持ち「ヤ〜ホ〜♪」と牛を追う。
・グラゲ族…ハイテンポ。この曲で踊ると口から心臓が出そう。
牛追いの歌、求婚の歌、祝いの歌など様々で、テープカセットも売られており、 自分の民俗のカセットをこよなく愛し聞き入っている。

ここではそれらの音楽が聴ける所を紹介しよう。

マシンコ 庶民の店 音楽にあわせて共に踊りたい人はここ!

アズマリベット
生演奏と民俗衣装を着たダンサー兼歌手(アズマリ)がいる夜の店。
演奏はマシンコという一本弦を指で引く楽器と、カボロという太鼓よる。マシンコのソロ演奏では 奏者自らが歌い、お客の注文に合わせて即興も歌ってくれる。我々外国人が行くと 「外国人さんが来なさったぁよぉぉぉ♪」みたいな感じで。
見ているだけでもかまわないが、エチオピア人客は自ら踊り出る。 外人さんが踊った日には大うけ間違いなし。
庶民の飲み屋なので、エチオピア人の友達を作るにも最適。踊りや弦楽器や太鼓を教えてもらうのも可。


各民族の音楽に合わせた本格的なダンスが見られる

各民族の音楽に合わせたダンスショーが見られるホテルやレストランを紹介。
ここでは男女ペアーになって踊り、様々な民族の踊りごとに衣装も変える。見ごたえあり。 演奏はもちろん生ばバンド。
 ・コンコルドホテル
 ・カラマラレストラン
 ・クラウンホテル

場所を確認したい人は地図を参照。

カセットテープを購入

昼間に聞きたい人は、現地人に歌ってもらうか、カセットテープを買うのがお勧め。 民俗の名前を言えば、それぞれのカセットテープを出してくれ、その場で視聴させてくれる。


 宗教音楽
マズモルと言うエチオピア正教の「賛美歌」がある。
「ドン ドン ドン ドンドン♪ 」ゆったりとした太鼓の音と、「アラララララララ〜〜〜」 人の叫び声がマッチしていい感じ。 太鼓の他には、金属音のするツナツル(タンバリンの金属部を幾つか並べた物。左右に揺らして カシャンカシャンと音を出す)やマコミャ(杖の事。地面を叩いてトントンと音を出す)が使われる。 オルトドクスにこのような賛美歌を始めにもたらしたのは、6世紀ゲブレマスカル王時代の聖ヤレッド。 聖ヤレッドは現在でも賛美歌の父として語られ、教会内の絵画にもよく描かれる人物。
聞きたい人は、教会のミサかお祭りに参加する。あるいは街中のキリスト教グッズを売っている店で カセットテープが購入しよう。CD無し。

アズモルのカセットテープ
宗教音楽が日本の民謡と似てる?
何度も同じで単調なリズム。どこか懐かしい、何故か似ている。エチオピアの宗教音楽を聴くいた 日本人ならそう感じるはず。理由は元々エチオピアの宗教音楽が大陸を渡り、 日本が終着地点だったと言われている。そして、鎖国時代が長かった日本と陸の孤島エチオピアでは 昔ながらの音楽が残ったのでは。


バスでエチオピアを旅する人はウォークマンでマズモルを聞いて頂きたい。 バスから見る雄大なエチオピアの高原にマズモルのリズムがよく合う。 隣に乗ったエチオピア人に聞かせてやれば好感度抜群。


 楽器
独特な民族音楽を奏でる、エチオピア古来から受け継がれた楽器。作りはシンプルな物が多く、 紀元前にソロモン王が弾いたと言われている楽器もある。
現在ではピアノやシンセサイザーなど、近代的な楽器も輸入されているが、 アズマリベットで弾き語りを聞かせてくれるマシンコなど、伝統的な楽器は まだまだ庶民の生活に根付いている。 詳しくはこちら
楽器



 レゲエ
 Raggae
なぜエチオピアのページなのにレゲエのページがあるか疑問に思う方もいると思います。 では、なせレゲエのページがあるかと言うと、ただ単に 初代管理人のおーつか がレゲエファンであったと言う事。 あとは、レゲエ発祥の地であるジャマイカにエチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシェを崇拝するラスタファリアン と呼ばれる人々がいて、彼らはエチオピアを新天地として行きたがってると言う事です。
しかし管理人交代に伴い、この企画もおしまい。今後、レゲエ好きな管理人が現れるまで一休み。


カセット少年
レゲエテープをGETするには!

エチオピアでカッコイイレゲエのカセットテープを手に入れるには、カセット少年から入手せよ。
カセット少年は、背中にリュックを背負って色んなジャンルのカセットを売ってる。ここでも、レゲエの種類は 少ないけど、店には売ってないテープを売ってるのだ。しかも全部海賊版。ってゆーか、どこかで録音したのを売ってる。 でも、ジャケットは結構しっかりしてて、しっかりオリジナルを写真で撮って写真その物をジャケットに使ってるんだ。
カセット少年は、試聴用のウォークマンを持ってるから買う前には必ずチェックをしよう。
伸びてるテープは当たり前で、中にはジャケットとは全く違う物が入ってる事があるから.......。
「この人の曲が聴けるなんて!」と思って買っても、中身は「エチオピア音楽」なんて事も有り得るぞ!
ちなみにカセットテープ1本の相場は10ブル(150円)、店で買うと15ブル。
FM Addis が開局してからは、「売り上げ上がったりだよ」と少年達は嘆いています。





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