シミエン山国立公園


2002年6月現在


チャンネックキャンプ付近 どんなところ?
4000m級の山々と急峻な崖が立ち並ぶ、エチオピアで唯一自然遺産に登録されている国立公園。
また、そこから2日ほどトレッキングをした場所にラスデジェン山(標高4543m)と呼ばれるアフリカで 4番目に高い山がそびえたつ。ラスデジェン山は現地人の言い方で、一般的にはラスダシンと呼ばれる ことが多く、ふもとの町ゴンダールにはこの山にちなんだ「ダシンビール」工場がある。


時期
雨季が明けた10月が最も美しい…らしい。大雨季6~9月は雨のためトレッキングは難しい。
大自然のシミエン山国立公園だけに満天の星空を期待して行ったのだが…満月だった。 星が見たい人は月齢を確かめて行くことをお勧めします。


食べちゃダメ ワリアアイベックス
シミエン山国立公園が自然遺産に登録された理由の1つには、 ワリアアイベックス(写真左)の保護がある。 ワリアアイベックスの存在は元々ヨーロッパとアフリカが陸続きだったことを証明するもの。 現在150頭前後と減少してしまったが、人工繁殖と飼育に力が入れられている。
しかしそれを知らない現地人からは「あいつはうまいんだ。」との声が…。


アクセス
ゴンダールから国立公園入り口の町デバルクまで車(レンタル料 600ブル)で2時間半。バスは1日2便(6時と10時。12ブル)3~4時間。


ホテル
デバルクには安宿あり。シミエンパークホテルには温水シャワーがある(シングル300、ダブル400ブル)。
国立公園内はキャンプのみ。






トレッキングとキャンプ場
デバルク    →    チャルコアニット     12km    4~5時間
下に書いた「お手ごろプラン」で行ったので詳細不明。 たぶんデバルクを早朝出発すれば、一日でサンカバルまで行けると思います。
チャルコアニット入り口付近がシミエン山国立公園の入り口。

チャルコアニット    →    サンカバル     5mk    2時間
チャルコアニットからサンカバルに行く途中、眺めがいい所があるらしくガイドブックには ビュースポットと書かれてある。
サンカバルは車道脇にある。ここで馬の手配も可能。頼んでから2時間ほどで来る。
サンカバルのすぐ近くに落差数百メートルはあろう絶壁があり、トレッキング早々 人里離れたシミエン山国立公園の大自然が味わえる。
卵(3個/ブル)、まき(一束5ブル)が買える。

サンカバル    →    グッチ     10km    4~5時間
サルじゃないよ ライオンのたてがみのような長い毛を持ったヒヒ(写真を以下に掲載)がそこらじゅうで見られる。
グッチへ行く途中に村を通るので、卵(3個/ブル)、鶏(10ブル)、まき(一束5ブル)が買える。 鶏は言うまでもなく地鶏でとても硬い。村の親父が「コーヒー飲んでいけよ。」と声をかけてくれ、 旅の思い出がまた増える。
グッチにはハーブがそこら中に生えており、ハーブ料理が楽しめる。
ここは人里離れた山岳民族が住む山。シミエン山が国立公園に指定され、 多くの住民が下の村に移住した中、昔からの土地を離れない極少数の人達が住んでいる。 写真右の少年は羊の毛皮をこなきじじいチックに着こなしている。

グッチ    →    チャンネック     20km    6~9時間
ミトゴォゴォからの景色 コースが幾つかあるがミトゴォゴォ(標高3926m)経由がお勧め。 ここはエチオピアン・エアーラインズがチケットの写真に使っているほど 国立公園内でも最も美しい渓谷。(グッチ→ミトゴォゴォ、5km、1時間半~2時間)
ミトゴォゴォを経由せず、グッチから直接チャンネックに向かえば5~6時間で到着。
チャンネックでは崖に沈む夕日が登山者を和ませる。 また、この付近の崖でワリアアイベックス(写真を上に掲載)をよく見かけられる。 ただし夜の冷え込みは最もきつい場所。
ここまでは車道が走っている。国立公園はここで終わり。

チャンネック    →    アンビコ     11km    7~9時間
道の途中にチロレバという集落があり、そこでタバコ、コーヒー、砂糖が購入できる。
チロレバの少し先で川を横断するので雨季の真只中(7~9月)は、もしかすると洪水の為その先 に行けないかもしれない。
アンビコは村の側にあるキャンプ場で、卵(3個/ブル)、鶏(10ブル)、まき(一束5ブル)、羊(70ブル)が買える。 また川もあるので洗濯も可。
ここまで来るとやっとラスデジェン山がおがめる。

アンビコ    ⇔    ラスデジェン山     17km    7~9時間
ラスデジェン山 ラスデジェン山に登るのであればアンビコで2泊するのが得策。
ラスデジェン山登山は5時間。最初の2時間と、最後の1時間は急な斜面なのでとても疲れる。 山頂は3つのビューポイントがありそれぞれのビューポイントに行くには2~3時間かかる。下山は3~4時間。
「やっとラスデジェン山頂、でも隣の山の方が高く見えるのはなぜ?・・・」
ガードマンのおいちゃん曰く、「この辺一体がラスデジェンってゆーんだ」だって・・・
ラスデジェンのすぐ下では牧草していて、それを追う牧童もいる。 この辺の人の肺の強さにホント驚かされます。

帰り道
<1日目>
アンビコ    →    チャンネック     11km    5~6時間
<2日目>
チャンネック    →    サンカバル    55km    6時間
チャンネックからヒッチハイク可(サンカバルまで1時間)。そのままデバルク(1時間)まで乗せてもらえる。
<3日目>
サンカバル    →    デバルク    36km    4~5時間







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山登りの道具と値段など

ガードマン        30ブル/日    (公園事務所で手配。片言英語のみ)
料理人                50ブル/日    (公園事務所で手配)
ガイド                75ブル/日    (公園事務所で手配。英語ができる)
馬とポーター    40ブル/日    (デバルク・サンカバルなどで手配)
    注:道案内の為、上記1人は付ける必要があります。

テント                25ブル/日
寝袋                    20ブル/日
マット                10ブル/日
食器                    35ブル/日
レインコート    10ブル/日    (上着のみ)

*ゴンダールあるいはデバルクで手配できます。


持って行くといい物

サングラス&帽子…砂埃・日差しは半端じゃない
リップ&バセリン…乾燥は想像以上
レモン…鶏をさばいた後に匂い消しで洗う時に使う
網…鶏や羊を網の上で焼いて食べたら美味しかっただろうな
切れるナイフ…借り物のナイフは切れない


料理人を雇う

「食事は自分で作るからいらないでしょう」と思っていたが、
いざ雇ってみるとこれが大活躍。食事の準備はもちろん
テントの仕度、後片付け、鶏・卵・羊・まきの買出し、
鶏・羊の解体、水の用意、ヒッチハイクの手配等々・・・
日本で人を雇うと高くてこんな贅沢なキャンプは絶対無理。
エチオピアだからこそできるブルジョアチックなキャンプに
料理人をどうぞ!
入園料+キャンプ使用料

デバルクの公園事務所で支払う。
70ブル/48時間
車で入園した場合15ブル追加


国立公園内(アンビコキャンプも含む)のキャンプ地の近くには、沢があり そこから水が調達できます。少しにごってますが、沸かして飲めば飲み水にも なります。
ゴンダール、デバルク共にペットボトルのミネラルウォーターが購入 できるので、不安な人はどうぞ。

食料
アジシアベバで買うのが一番安い。ただし運ぶのが面倒。 ゴンダールでアジスアベバと変わらない物が買える。 デバルクでは野菜、パスタ、パン、コーヒー豆、塩程度なら買える。

主な場所の標高
サンカバル        3250m
グッチ                3600m
チャンネック    3620m
イットゴッゴ    3926m
ラスデジェン    4543m

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ゲラダヒヒ
らくらくパックプラン
1日目
アジシアベバ(飛行機)→ゴンダール(車)→サンカバル    《キャンプ》
2日目
サンカバル(馬でトレッキング)→グッチ    《キャンプ》
3日目
グッチ(馬でトレッキング)→チャンネッカ    《キャンプ》
4日目
チャンネッカ(馬でトレッキング)→アンビコ    《キャンプ》
5日目
アンビコ(馬でトレッキング)⇔ラスデジェン山    《キャンプ》
6日目
アンビコ(馬でトレッキング)→チャンネック(車)→ゴンダール    《ホテル泊》
7日目
ゴンダール(飛行機)→アジシアベバ
料金:8390ブル(≒126,000円)=(往復航空券)1590ブル+(トレッキング)6800ブル;食費別
<トレッキング内容>
ゴンダール空港⇔キャンプへの車代、入園料、キャンプ用品、 馬、ガイド、料理人、ガードマン、ゴンダールでのホテル宿泊料

*このパックプランはヘストラベルが取り扱っています。
            HESS TRAVEL ETHIOPIA
            Tel(+251)-1-515820 or 156058    Fax(+251)-1-512675 or 550619    E-mail:hesstravel@telecom.net.et



お手ごろプラン
1日目
■アジシアベバ(飛行機)→ゴンダール
ゴンダール空港に街までの送迎バスが何台かいるので、適当に捕まえてサンカバルの キャンプ地まで交渉し、ゴンダールの街中で食料を買い込む。
■ゴンダール(車)→デバルク
デバルクで入園料を払いキャンプ用品を借り、ガイドなどを頼む。
■デバルク(車)→サンカバル    《キャンプ》
車に食料、キャンプ用品。ガイドを詰め込んだらキャンプ地へいざ出発。
2日目
■サンカバル(馬でトレッキング)→グッチ    《キャンプ》
早朝、ガイドなどに馬の手配をしてもらう。荷物運び様の馬も借りればラクチン♪
3日目
グッチ(馬でトレッキング)→チャンネッカ    《キャンプ》
4日目
チャンネッカ(馬でトレッキング)→アンビコ    《キャンプ》            
5日目
アンビコ(馬でトレッキング)⇔ラスデジェン山    《キャンプ》
6日目
アンビコ(馬でトレッキング)→チャンネック    《キャンプ》
7日目
■チャンネック(ヒッチハイク)→デバルク    《ホテル泊》
チャンネックで1時間も待っていれば1台くらい車が通る。運転手と交渉してみましょう。
値段は交渉次第。ここで馬とはお別れ。デバルクに着いたらキャンプ用品を返しガイドともお別れ。
8日目
■デバルク(バス)→ゴンダール    《ホテル泊》
ゴンダール行きのバスが1日何本か出ています。ただそう本数は無いので時間を確認する必要あり。 午前中にゴンダールに着けは市内観光も楽しめる。
9日目
ゴンダール(飛行機)→アジスアベバ
料金:4590ブル(≒6,9000円)=(往復航空券)1590ブル+(トレッキング)約3000ブル;食費別
<トレッキング内容>
ゴンダール空港(車)→サンカバル(800ブル)、チャンネック(車)→デバルク(100ブル)、 入園料(7日分260ブル)、キャンプ用品(7日分770ブル)、馬(2頭5日分400ブル)、 ガイド(7日分525ブル)、デバルク・ゴンダールでのホテル宿泊料(2日分20ブル)、 デバルク(バス)→ゴンダール(12ブル)

*車の手配やキャンプ用品などはヨハネスツアーゴンダールがお手伝いします。
            YOHANNES TOUR GONDAR
            Tel(+251)-08-114934    Fax(+251)-08-110705



ちーぷプラン
1日目
■アジシアベバ(飛行機)→ゴンダール            
食料はゴンダールで買っているとバスに乗り遅れるのでアジスアベバで用意。
■ゴンダール(バス)→デバルク    《ホテル泊》
ゴンダールの町に着くとすぐにデバルク行きのバスを見つけ席取りに励む。
デバルクで入園料を払いガードマンを雇う。
2日目
デバルク(トレッキング)→チャルコアニット    《キャンプ》
3日目
チャルコアニット(トレッキング)→グッチ    《キャンプ》
4日目
グッチ(トレッキング)→チャンネック    《キャンプ》
5日目
チャンネック(トレッキング)→アンビコ    《キャンプ》
6日目
アンビコ⇔ラスデジェン山    《キャンプ》
7日目
アンビコ→チャンネック    《キャンプ》
8日目
チャンネック→サンカバル    《キャンプ》
9日目
サンカバル→デバルク    《ホテル泊》
10日目
■デバルク(バス)→ゴンダール(飛行機)→アジスアベバ
ゴンダールからアジスアベバへは午後便もあるので、デバルクを朝一に出ればまに合う。
料金:2190ブル(≒3,3000円)=(往復航空券)1590ブル+(トレッキング)約600ブル;食費別
<トレッキング内容>
ゴンダール空港→街(20ブル)、ゴンダール⇔デバルク(バス24ブル)、入園料(8日分280ブル)、 ガードマン(8日分240ブル)、デバルクでのホテル宿泊料(2日分20ブル)
注:キャンプ用品は各自で用意。


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