ジンカ


2002年7月現在


どんなところ?
アフリカらしい多数の民族が住んでいる村の近くにある大きな街。
土曜日の市場には近くの村から珍しい民族が集まってくる。
マゴ国立公園に行く為の中継地点でもある。

民族
ジンカのマーケットで見かけたアフリカっぽい民族は4つ。
ナ族、アリ族、ハマル族、ムルスィ族。
ジンカで雇った子供のガイドは「この人はバナ族」「この人はアリ族」など と言っているが、服装や髪型が違うだけでその他の違いは良くわからなかった。
しかし、ムルスィ族は一目見るだけですぐにそれとわかる。なぜなら彼らは腰巻くらいしか身に付けていないからだ。 日本人が想像するアフリカの民族とぴったり一致する。ムルスィ族の女性は下唇に穴を開けてその穴に 皿のような素焼きの土器をはめるので有名な民族。耳には小型の皿のような土器をはめている。
ジンカに来る途中で寄ったウェイトの村ではツァマイ族が見られた。

ジンカへのアクセス
アジスアベバから自動車で2日間。途中、アルバミンチの街で一泊する。
アルバミンチからコンソ(2時間)、コンソ→ウェイト(1時間)、 ウェイト→カイアファル(1時間)、カイアファル→ジンカ(1時間)
バスではアルバミンチから7時間。40ブル。
飛行機は週2便、水曜と土曜。アディスアベバから約2時間。
片道754ブル、往復1503ブル。但し非居住者は割高になるかも。(2002年11月現在)
外国人はそれ相応の米ドル払いになる可能性大。
コンソからジンカまではサバンナの中の道。雨が降るとぬかるんで先に進めないらしい。
4、5、6月は雨季なので、この時期の旅行は避けたほうが良い。

ホテル
安宿は多数ある。
高級ホテルはなし。

主なみどころ
 ムルスィ族の村 マゴ国立公園内
ジンカに来たなら絶対に訪れたい場所がここ、ムルスィ族の村。
私が訪れた村は、マゴ国立公園の中にある川のほとりの小さな村。皿をはめた女性や 飾りをつけた子供、ライフルを持った男などがいた。人々は老若男女問わず灰の粉を体や顔に つけて化粧をしている。体を刃物で切りその跡が盛り上りキレイな模様になっている人もいるが、 これも彼らの化粧の一つらしい。
皿をはめた女性にあまりにも強烈な印象を受けたので、その他にも奇妙な物があったと思うが 目につかなかった。
写真を撮るには一回に2ブル支払う。彼らにしてみれば写真を撮らせると2ブルの収入があるので、 皆、「ボト、ボト」(写真を撮ってくれ)と言ってくる。「ボト」は他のエチオピア人が一般的に使う 言葉「フォト」(写真)の事だが、たぶん彼らには「フォ」という発音がないので「ボト」と言うのだろう。 なにか「クックックッ」と咽の奥から言っているのが聞こえる。たぶんこれは皿をはめているので 「ボト」と声に出せない人が「写真撮ってくれ」と言っているのだろう。
ムルスィの村には歩いて行くとジンカから2日くらいかかる。
自動車ならジンカ→ムルスィの村→公園事務所→ジンカで約7時間。
国立公園入場料等で756ブル、(公園事務所で支払う)。
ガイド400ブル、ガードマン130ブル(公園入り口で雇う)。
※ガイドやガードマンの値段は交渉次第で変動する可能性あり。
また、入村料が別に400ブル必要。
ジンカと同じく雨季にここに車で行くのは不可能に近い。
ムルスィ族の村に行く途中にある、アリ族の村によることも可能
ただし、入村料は別途400ブル必要(2013年6月現在)。

   〜消え行く文化〜
私達がここを訪れた時にガイドが教えてくれたところによると
ここの女性が唇を切ってお皿を入れることは今政府が禁止していて今の若い女性は
やっていないんだそうだ。見てみるとお皿を入れているのはオバサンばかり。
確かにこれをやるには危険が伴うことだろう。消毒をまともにやってるとはとても思えないし。
ということはこのお皿が見られるのはあと数十年ということになる。
私達が訪れる少し前に外国人の団体とすれ違った為か彼女達の1人が持っていた
カゴの中には1ブル札が沢山入っていた。

 博物館
丘の上にドイツ人の建てた博物館がある。2002年7月現在ではまだ建物が出来たばかりで 写真パネルによる民族の紹介しかなかった。
今後は各民族の暮らしに関する道具などを展示していくらしい。
写真パネルは質の良いものだったので、全て完成すればかなり立派な博物館になると思われる。 博物館の現地人は親切丁寧に写真パネルの説明をしてくれた。
完成してなかったので入場料はいらなかったが、完成後は入場料が必要になると思う。

 土曜日のマーケット
ジンカ中心部に市場がある。土曜日には近くの村から バナ族、アリ族、ハマル族、ムルスィ族 などの民族が集まり、アフリカらしい風景に出くわす。
これといって変わった物は売ってないが、民族を見たい人は土曜日にマーケットを狙って行くと良い。 マーケットは午後2時〜4時くらいに一番人が集まる。上に書いたムルスィの村を訪れた後 マーケットに行けば効率的。
ジンカのマーケットでは唇に皿をはめた女性は見られなかったが皿をはめるための穴が開いている女性と 耳に皿をはめている少女はいた。
ジンカに来る時に通るカイアファルでは木曜日、ウェイトでは日曜日に市場が開かれる。

 飛行場
街の真中に芝の生えた広い空き地があり、その中では子供が遊んだり、羊が草を食べたりしている。 なんとそこが飛行場である。飛行機が来ると空き地を閉鎖して飛行機が発着する。
私が行った土曜日にはたまたま飛行機がそこから飛ぶのが見られた。 目の前で飛行機が飛ぶのを見られるアフリカらしい光景。現地人も空き地の周りに 集まって飛ぶのを見る。飛び終わったらすぐに空き地は解放されて子供達が遊びはじめる。
空き地を歩いてみたが、空港事務所らしき建物は見られなかった。 客はどうやってチェックインするのだろう??

   〜ジンカ行き飛行機〜
アディスアベバを定員17人の小型機が飛び立ったのは定刻午前9時
1番にチェックインしたので私達の座席は1番前。窓を見るとすぐ隣にプロペラがあり
とてもうるさい。機内ではサンドイッチとこの国では高価な缶のスプライトが配られ
開けると気圧の影響か凄い音がした。前方からとても冷たい風が流れ込みもの凄く寒い
しかし何よりも1番嫌だったのは時折乗務員がドアを開ける時に見えるパイロットのひざの上に
ずっと地図が乗っていたことだった。サンデードライバーじゃないんだから・・・
芝生の上に無事着陸した時は心底ホッとした。降りてパイロットに半分冗談で「出口はどこ?」
と聞いたら「どっからでも出てってくれ」と笑われた。  おしまい


 アリ塚
ジンカの街に来る途中のコンソからウェイトの間には道のすぐ側にアリ塚がたくさんある。 サバンナの中にあるアリ塚なのでいかにもアフリカらしい。大きな物だと5mくらいの高さがある。 記念撮影はかかせません。





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