アンコバル


2002年6月現在


どんなところ?
アジスアベバに首都を移したメネリック2世皇帝が首都移転前に首都にしていたところ。 その頃のメネリック2世はまだ「皇帝」ではなく、ショワ地方を治める「王」であった。
細長い山の尾根道を行ったところにアンコバルの街がある。 街から奥に1kmくらい行った小高い山の上にメネリック宮殿跡がある。現在は石垣があるだけ。 その周りに3つの教会がある。これがショワ地方の王の宮殿だと思うとショボイ印象を受ける。
軍事面でみれば、尾根の上の街でしかも四方を急峻な山に囲まれているので最適な場所だと思うが、 その分「こんな場所に作らなくてはならないほど地方の王という存在は力がなかったのか?」 と考えさせられる。


地名の由来
アンコバルの「アンコ」はメネリック2世の前妻の名前だと本で読んだ事があった。 でも一緒についてきた子供に聞いてみると、「アンコとはサルの事だ」と言っていた。 どちらが正しいのだろう?
自分なりに推測すると。
サルはエチオピアではあまり良いイメージが無い。 メネリック2世は前妻とは死別ではなく、離別をしている。 しかも裏切られて離別しているので、前妻を良く思っていないのは確かだろう。 なのでこの辺ではサルの事をアンコと呼ぶようになり、 子供が「アンコはサルの事」だと言ったのかも知れない。
ちなみにアンコバルの「バル」はアムハラ語で「門」の事。そういわれると街の入り口付近 にはサルがたくさんいた。サルが出迎えているような印象を受ける。 子供が言っていた意味でのアンコバルを日本語に訳せば「サルの門」となるが、これに一致する。


アンコバルへのアクセス
アジスアベバから北に約160km。
バスならアジスアベバからデブラブラハン行きのバスに乗りデブラビラハンで下車。
デブラブラハンからアンコバル行きのバスに乗り換える。


ホテル
アンコバルの街中には無かったような気がする。





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