RULE of KABADDI 
カバディのルール

1.用語の定義

 @レイド、レイダー
   キャントを唱えながら相手のコートに入って攻撃することをレイドといい、その攻撃をする者をレイダーという。

 Aアンティ
   攻撃を受けている側のチーム、および攻撃を受けているチームの選手をアンティという。

 Bキャント
   途中で息継ぎすること無しに、絶えることなく明瞭に「カバディ」という単語を繰り返すことを、キャントという。

 Cタッチ
   レイダーとアンティがお互いの身体(衣服、靴、等も含む)のいずれかの部分で接触することをタッチという。

 Dストラグル
   レイダーとアンティが接触し、レイダーが自陣コートに戻るか、またはアウトになるまでの逃亡状態をストラグルという。
   ストラグル中は、ロビーの使用が可能になる。

 Eキャッチング、キャッチ
   アンティがレイダーの四肢、胴体を捕らえ、自陣に戻れなくすることをキャッチングという。

 Fアウト
   タッチされたアンティ、またはキャッチングされたレイダーはアウトという。
   アウトになった選手は、コート外のシッティングブロックで待機し、味方の得点によりコートに復活できる。

 Gローナ
   一方のチームのプレイヤー全てがアウトとなった状態をローナという。
   この場合、相手チームに2点(プレー人数によっては3〜4点)を与え、全員復活する。

2.コート

 @大きさ
        男子:縦13m×横10m、女子:縦11m×横8m

 Aボークライン (大会ごとの要綱によるので、要確認のこと。)
        男子:エンドラインから2.75m、女子:エンドラインから2.5m 

  Bボーナスライン
        ボークラインからエンドライン側に1m

  Cロビー
        アウトサイドラインとインサイドラインの間をロビーと言い、ストラグル中のみ使用可能。

 【コートサイズ】 (カッコ内は女子のコートサイズ)

3.競技ルール

 @先攻後攻
   トスで勝ったチームがコートかレイドの選択権を持つ。
   後半にはコートをチェンジし、前半開始時にレイドを送らなかったチームからレイドとなる。
   後半の試合開始は、前半終了時と同じプレイヤーで行われる。

 Aラインアウト
   競技中にプレイヤーの身体の一部が、コート外の地面に触れた場合、直ちにアウトとなりコート外に出される。
   ストラグル中、身体の一部がコート内のグランドに触れている場合にはアウトにならない。

 Bロビー
   ストラグルが始ると、使用できるコートはロビーを含む大きさに拡大される。

 Cレイド順
   レイドは、1回につき1人、チーム交互に行う。レイダーには、コート内にいるプレイヤーの誰がなっても良い。
   もし、1回に2人以上のレイダーに相手コートに入った場合、警告を受け、レイド権は相手チームに移る。
   警告後も同様のことがあった場合、最初に入ったレイダー以外のレイダーは全員アウトとなる。
   相手チームとの順番を間違えてレイドに入った場合は、アウトにはならず、自陣コートに戻され、チームは警告を受ける。

 D5秒ルール
   レイド権を得たチームは、5秒以内にレイダーを送らなければならない。遅れた場合は、警告を受け、レイド権は相手チームに移る。
   警告後も同様のことがあった場合、懲罰点が相手チームに与えられる。

 Eキャント
   レイダーは相手チームのコートに触れる前から自陣コートに戻るまでの間、キャントを唱え続けなければならない。
   キャントを言わなかったり、不明瞭、また明らかな息継ぎをした場合、アウト(キャントアウト)となる。

 F指示の禁止
   レイダーは味方サイドの者から、いかなる方法であれ、指示を受けてはならない。

 Gアンティによる得点
   レイダーをキャッチし、レイダーの自陣方向への進行が止まったと審判が判断した場合、レイダーはアウトとなりアンティ側に得点が入る。

 Hレイドによる得点
   アンティに対してタッチが行われ、レイダーが自陣に戻った時、タッチされたアンティはアウトになる。
   アウトにさせた人数に応じてレイド側に得点が入る。

 Iボーナスラインによる得点 
   アンティが6人以上コート内にいる場合に限り採用される。 
   レイダーがストラグル前に、ミッドラインとボーナスライン間のコートに身体のどの部分も触れていていない状態で、
   ボーナスラインとエンドラインの間のコートに接触した場合、ボーナスポイントとして1点がレイド側に入る。 
   怪我の手当てなどで一時プレーに参加していない選手がいる場合、その選手を含めてアンティが6人以上になっていれば、
   ボーナスルールが適用される。

 Jボークライン
   タッチが行われない場合、レイダーは敵陣のミッドラインとボークライン間のコートに身体のどの部分も触れていていない状態で、
   ボークラインとエンドライン間のコートに1度は接触しなくてはならない。
   ボークラインを一度も超えず、タッチすることも無しにレイダーが自陣に戻った場合、レイダーはアウトとなる。

 K追いかけ
   キャッチングから逃れてレイドが自陣に戻った場合、相手チームのレイダーはこのレイダーを直接追いかけることはできない。
   単にタッチしただけで自陣に戻った場合は、相手チームのレイダーはこのレイダーを直接追いかけることができる。

 Lアウトからの復活
   アウトになったプレイヤーは、味方が得点するごとに、その得点分の人数が、アウトになった順番で復活できる。
   ボーナスラインルールによる得点の場合は、味方のプレイヤーは復活することはできない。

 Mローナ
   チーム全員がアウトになった時、ローナとなる。ローナになった場合、相手チームに2点を与え、プレイヤー全員が復活する。
   5人及び6人でプレーしているチームがローナになった場合、不足人数分もローナ点に加算される。5人→4点。6人→3点。

 N宣告によるローナ
   一方のチームのコート内プレイヤーが2人以下になった場合、そのチームのキャプテンはローナを宣告することができる。
   コート内にいる人数(1人または2人)分の得点を相手チームに与え、更にローナ点の2点も相手に与え、全員復活できる。

 O反則行為
   ・暴力的行為
   ・アンティがレイダーの四肢及び胴以外の部分を捕らえる
   ・アンティがレイダーの口を塞いだり、キャントを故意に止めようとする
   ・故意に相手プレイヤーをコート外に押し出したり、引き出したりする
   上記のような行為を受けたプレイヤーはアウトにならず、行ったプレイヤーがアウトとなり、警告・懲罰点・退場・チームの失格もある。

4.試合のルール

 @人数
   1チーム5〜7人のプレイヤーが同時にコートに入ることができる。
   プレイヤーが7人に満たない場合、ローナ点が5人の時は4点、6人の時は3点となる。

 Aハーフ
   試合時間は男子20分ハーフ。女子15分ハーフ。間に5分の休息時間を置く。
   各ハーフでの最後のレイド中であれば、その攻撃が終わるまでは続行する。

 B得点
   プレイヤーがアウトになるごとに、相手チームは1点を得る。
   ローナ時は相手チームが2点(プレー人数によっては3〜4点)を得る。
   ボーナスラインルールに基づき、レイド側はボーナスポイント1点を得る。

 C勝敗
   試合終了時に得点の多いチームが勝者となる。

 D同点の時
   試合終了時に同点の場合、各チームから5人が順番にレイドを行い、得点の多いチームが勝者となる。
   その場合のアンティは、毎回7人そろった状態とする。
   それでも同点の場合は、5分ハーフの延長戦を行う。間に休息時間は置かない。
   延長戦の結果も同点の場合、先取点(ファーストリーディングポイント)を取ったチームが勝者となる。

 Eタイムアウト
   ・テクニカルタイムアウト
    1回30秒のタイムアウトを、各チームごとに前半・後半で各2回まで取る事ができる。
   ・メディカルタイムアウト
    怪我人が出た場合、応急処置の上、試合続行可能か否かをジャッジする間のタイムアウト。
   ・ジャッジングタイムアウト
    ジャッジの審議のために取られるタイムアウト。
   タイムアウトの間、プレイヤーはレフリーの許可無しに、コートを出入りしてはいけない。

 F選手交代
   ハーフタイム時または自チームの宣誓したタイムアウト時に、アシスタントスコアラーに申し出ることで、選手交代をすることができる。
       その場合、コート内にいるプレイヤーのみ交代可能で、アウトになっている選手は交代する事が出来ない。
   1度交代したプレイヤーも、再びプレーすることができる。
   1試合で計5回の機会があり、12人でエントリーの場合、延べ25人の選手交代ができる。

 G服装
   各チームのプレイヤーは統一されたユニフォーム(半袖シャツ・短パン)を着用しなくてはいけない。
   ユニフォームの上衣には、番号を明瞭に書かなくてはいけない。
   底が平らで危険な突起物のないシューズ類は、必要であれば用いても良い。

 H反則行為
   ・ドーピング
   ・身体にオイルなどを塗る
   ・金属類やガラス製品を身に付ける
   ・爪を長く伸ばす