軍艦島(端島)は,長崎市から程近く,かつて海底炭坑を掘るために作られた人工島.現在は廃墟となり,人っ子一人猫の子一匹住んでいない.三菱マテリアルの私有地で立入禁止地区ではあるが,内緒で潜入するルートがあるのだ.つーわけで潜入してきたのだ.マジで廃墟っす.

島全景を見ると,コンクリートで囲まれた,まさにアルカトラズみたいな不気味な雰囲気の島である.上2枚の写真は,上陸地点の小中学校公舎を船から撮影したもの.海の上にいきなりこんな島があったら不気味っすよ.小さな船着き場から梯子を登ると,そこは校庭であった.そこが唯一開けた場所って感じ.
下の写真は団地の内部.配電盤かな.木箱だったりするところが,時代を感じさせますな.
|
戦前の最盛期は,帝都東京の9倍,日本一人口密度の高かった島だったそうな.とにかく炭坑掘る人が住むためだけに作られた島なので,すんげーちっさい面積なのに,パチンコ屋はあるわ,映画館はあるわ,学校はあるわ.住居も,当時としては画期的な鉄筋コンクリートの高層アパート.とにかくぎゅうづめの島なのであった.

上の写真はローマの遺跡みたいすね.われわれ探検隊は島一周を試みたのだが,もう途中は瓦礫の山でマジで探検.半分くらいは島内部を登ったり降りたりして廻ったが,途中から瓦礫に遮られ,内部探検は断念.島を囲むコンクリートの堤防の上を歩いて出発地点に戻ったのであった.

上の写真は団地群.鉄筋の割には,窓枠は木だったりして,何だかレトロ.窓ガラスは大抵割れて(割られて)いて,中の畳もぼろぼろ.しっかし陽当たりは悪そうですな.こんな団地が何軒も建っていました.中には,偉いさんが住んでいたらしい住宅もあり,欄間がある立派な部屋が見えたりしてました.立派でもこんななんも無いところに住みたくねー.
|

今はこの島,潜入当時は三マテの私有地で立入禁止地区だが,昔は観光地として,定期船も出ていたらしい.しかし老朽化と,観光客による火事が原因で現在は立入禁止.でも釣りしてる人が何人かいたけどね.上の写真は,燃えて骨組みだけになった建物.倉庫かな.これが立入禁止の原因か.ところが最近,長崎県が再び買取り,観光地として一般人も入れるようになったとか.でも危険だぞ.マジで.
下:灯台から燃えちゃった辺りを撮影.軍艦島は台風の直撃を受けるので,それでこんなにぼろぼろなのかと思いきや,時々爆破試験などにも使われていたらしい.そうでなきゃ建物がこれだけ破壊されてるって事もないよな〜.時々地面に大穴空いてるし.ドラマの撮影にも使われたらしいじょ.
|
炭坑従事者とその家族が住んだと見られるアパートの廊下.時々部屋の入口にヘルメットが整然と並べてあったりして,ちょっとどっきり.見たところ一軒の間取はあまり広くなさそうだったけど,独身者用だったのかな?しかしとても50年以上前のものには見えないっす.
この建物はなんじゃろ?島の端にぽつんと建っていた.物見台かな?それとも周りに何かあったのが破壊されて,これだけ残ったのか?
|
上の写真は灯台.そこへ行くまでの道のりがすごいっしょ.瓦礫だらけ.マジで危険でした.でもわれわれは行ったのだ.なぜなら一番高いところだったから.つーか,この灯台は廃墟になってから造られたらしく,ソーラーパネルで電力供給してるらしい.だ〜れがこんなとこまで登って作ったのかな〜?!すごいぞ.
がれきの山.こんなところがいっぱい.ちょっと一般開放は危険なのでは・・・?一周していて,結構危ないところがありました.
こんなところでも草木は生えるんですな.昔は島を離れた時に置いて行かれた猫がいっぱい居たそうですが,いまはありんこ位しか居ませんでした.なんともいやはや.
|
下の写真もアパート.でもこれは高さも低く,欄間もあったりしてちょっと高級な感じ.現場監督とかちょっと偉い人が住んでいたのかな?

上の写真はてっぺん付近の建物.これもアパートらしい.とにかく海底の炭坑を掘る人たちが住むためだけに作られた島.最近日本にただ2つ残っていたうちの一つ,長崎の池島炭坑が閉山されましたが,あそこもこんな感じなんだろうか?なんか教育上悪そ〜.
下の写真は
島を離れるとき撮った島全景.コンクリートの固まりですな.こんなすごいところに住んで,危険な海底炭坑掘りに従事し,日本の経済成長を支えた人々には,敬服するばかりです.
|