
はじめてのおつかい法務局
2004年8月25日(水)、近未来通信の過去を調べるために法務局に行ってきました。
2chのスレには、以前週刊誌でネタになったらしい「実態バージョンの会社沿革」が載ってはいるが、これの裏付けをとるために、法務局へ行って登記簿をとるためです。
もっとも、やったことはネタを作った週刊誌記者の後追いのようなものですが…
事前に登記簿に関する基本的知識をインターネットで調べた上で法務局へ出向くことにしました。
●地下鉄九段下駅
近未来通信の登記を預かっているのは、東京都千代田区九段南にある東京法務局の本局です。最寄り駅は地下鉄九段下駅。
法務局ウェブによれば、近道は同駅の6番出口か。と思い階段を登った先にあったのは…

喫茶店「カフェ・ド・クリエ」
「ぱちモルガン」ネタの時に見聞きしたことがあった名前だ
飲料メーカー「ポッカコーポレーション」の関連会社「ポッカクリエイト」が経営する喫茶店「カフェ・ド・クリエ」である。以前某所で「ぱちモルガン」の記事を見たときに名前が出てたっけ。なぜかよく覚えていた。これはネタになるぞと、パチリ。
せっかく見つけたので、東京法務局からの帰りにここでお茶しました(w
●法務局への道
一応地図もプリントアウトしたし、迷うことはあるまいと思っていたが、地下鉄の改札抜けたところからあちこちに東京法務局への道しるべが立っている。

東京法務局への道しるべ
合同庁舎の中にある他の機関もひとまとめにご案内
案内で見たほどには遠い場所でなかったので一安心。ほどなく建物が見えてきた。

東京法務局の本局が入っている九段第2合同庁舎
隣では第3合同庁舎の建設工事中(遺跡発掘やってたぞ?)
玄関を通り、法務局の商業法人登記の窓口へはすんなり。フロア案内もあるし(商業法人登記は3階)、窓口のある部屋にはどの窓口が何なのか丁寧に案内がある。
印紙買ったりしなければならないので、このあたりは安心できた。
●いよいよ手続き
登記簿の証明書や謄本などを取るのにかかる手数料は登記印紙で払うことになる。広い部屋の入り口のすぐそばにちゃんと印紙売場の窓口がある。
ここで必要な分だけ印紙を購入すればよい。
登記簿謄本や証明書にかかる手数料は1通1,000円。ちょっと高いけど仕方がない。先日のヲタ祭りで散財した額に比べれば、そして会社の根本の情報料として考えれば決して悪くはないなと思う。何通取ることになるか判らんが、4通分、1,000円×4枚=4,000円分購入。

これが登記印紙(と領収証)
結果からいえば、当日中に消化したため今手元には無し。
今回要るのは閉鎖になった事項の写しであるから、「閉鎖事項全部証明書」だな…と、実はもう一つ必要なものがある。
「コンピュータ化に伴う閉鎖謄本」である。
実は前もってインターネット経由で取っておいた閲覧内容には、「登記記録に関する事項」のところに、「平成元年法務省令第15号付則第3項の規定により(年月日)移記」とある。実はこれ、登記簿をコンピュータ化した旨の記載であり、移記の年月日がをもってディジタル情報化したということである。つまりこの日付以前に閉鎖・抹消された情報は、いわゆる紙の登記簿を見るしかない。
というわけで、ここでは閉鎖事項全部証明書とコンピュータ化に伴う閉鎖謄本を各1通取ることにする。手数料は2,000円也。
受付窓口へ持って行ったところ、受付氏曰く「えっとこれ、閉鎖事項の全部証明でよろしいんでしょうか?」と尋ねる。実は「その日より3年前の1月1日以降の抹消事項は履歴事項で取れる」のだが、今回着目している情報はそれより前の日付の情報なので、これでお願いしますと念押しして手続きをお願いした。
どっかのウェブ情報によれば、「東京法務局本局は手続き件数が非常に多いため、時間がかなりかかる」という情報を事前に得ていた。だが、30分も待たずに書類が出てきた。
●「閉鎖」はやっぱり面白い・一路川崎へ
どこかの誰かが、「商業登記は閉鎖の方が数倍面白い」と行っていたが、まさにその通りであった(w
閉鎖事項全部証明からして、現在事項だけ見ていたのではわからん情報(当然会社ウェブの会社概要では想像すらできない)が盛りだくさん。既に現在事項では陰も形もない取締役や監査役が居る(w
※現在事項と閉鎖事項の間の埋め合わせは履歴事項を取ればいいのだが、これは家に帰ってからでも最寄りの登記所がネットワーク接続されているのでいつでも取れる。
更にコンピュータ化で閉鎖になった紙の登記簿の謄本には、東京に本店移転する前の本店住所と移転・登記日が書かれている。2ch情報の通り、やはり東京の前は川崎か…
というわけで、横浜地方法務局川崎支局へGo!だ。

(おまけ)証拠物件(大袈裟)のトレイ下敷きとレシート。
(クリックすると大きい画像が出ます)
先ほど見つけた「カフェ・ド・クリエ」で少々の腹ごしらえの後、電車に乗って川崎へ。
川崎の法務局は、駅から海の方向へひたすら歩いて第一京浜を越えたところにある。

川崎支局の入っている川崎法務合同庁舎
同居しているのは検察庁である
川崎支局はぱっと見た目の窓口規模もこぢんまりとしている。さっきの東京本局は小規模の町村役場の窓口、といった感じの広さだったが、こちらは開業医の待合室レベルの狭さである。
例によって閉鎖登記簿の謄本交付の申請を記載して窓口へ(閉鎖謄本の項目にチェックをして、移転登記の日付を書けばよい)。ここはおおよその待ち時間(目安だが)が受付に出ていてより親切である。窓口氏はあちらこちらへ忙しいので、受付に置いてある缶トレイに入れればよい、と案内された。
待つこと10数分、謄本ゲット。こっこれは…(汗)なんと商号変更を手書きで取消線してその下に変更後の商号を手書き記入である。しかも目的欄も変更後の内容だけで変更前の内容が全く見あたらない。目的欄変更よりも前の日付で有限会社から組織変更して設立した旨の記述がある。
うーむ困った。これだから紙の登記簿は…(大汗)。コンピュータ化して正解である(w
しかし、更に過去をたぐり寄せるにはどうする?
とりあえず、組織変更元の有限会社のを取ることにするか。これで足りなければまた出向いてくればいいや(をぃをぃ…)
というわけで最後の1枚となった登記印紙で申請。
待つことさらに10数分。謄本がとれた。窓口氏曰く、「えーとこれ、○年に組織変更がされているんですが、よろしいでしょうか?」とのことだったが、とりあえずOKして謄本を受け取った。
内容を確認。うむむむむ…今と全く目的が違う(汗)。役員も現在までずーっと名前があるのは代表ともう一人だけか…(w
2ch実態バージョンに載っていなかった面白い内容も目的欄に書かれていたので、後ほどお目にかけることにする。

(おまけ)川崎支局へ行ったついでに寄ったセブン・イレブンのレシート。
●一路帰宅
首尾良く情報を入手できたので、喜びいさんで帰宅である。川崎市内を脱出したところで2chにカキコ。
どうも疲れてしまっているので、詳細をうpするのは後日にします(みなさんごめんなさい。でもちゃんと載せるので待っててね)。
んで早速その日暮らし氏がカキコかよ。あとで報復だな(w
(2004/08/26)