壹粟神社
いちあわじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】壹粟神社 美作国 大庭郡鎮座

   【現社名】壹粟神社
   【住所】岡山県真庭市社654
       北緯35度10分57秒、東経133度45分3秒
   【祭神】神大市姫命
   【例祭】10月9日 秋季大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】貞観5年(863)5月18日従五位上
       康和3年(1101)11月造営
       建長6年(1254)9月造営
       貞治2年(1363)9月造営
       元禄年中(1688〜1704)造営

   【関係氏族】
   【鎮座地】もと大庭郡久世郷(現・真庭郡久世町久世を中心とする地域)に鎮座
        その後現在の地に

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿流造
       拝殿

   【境内社】

二タ宮(フタミヤ)の地に4社並んで鎮座している社の東(向かって右)から2番目の一番大きな本殿の社。
壱粟神社(祭神は神大市比売命)大笹神社(祭神は大佐々神)の2社相殿である。
美作国大庭郡の式内社8座はこの狭い地区に集中して鎮座している。佐波良神社と形部神社は「形部神社 佐波良神社」として合祭されており、壱栗神社(2座)・久刀神社・菟上神社・長田神社の4社は下流の二タ宮(フタミヤ)に鎮座し、残る横見神社だけが4社の西南100mの位置に鎮座している。
この8座は元來大庭郡のあちこちの郷に散在していたものをこの地に統合したものであると思われる。


二宮

二宮(ふたみや)
社字二宮にあることから通称二宮と呼び延喜式による式内8社のうち5社が祀られている。
1.久刀神社 祭神 久那止神
清和天皇貞観6年従五位上に叙せられ、社殿は康和3年、正嘉元年に再建。
2.長田神社 祭神 事代主命
貞観6年従五位上に叙せられ、康和3年、保延4年、正嘉元年、文明11年、嘉永6年に再建。
3.兔上神社 祭神弟彦王(和気清麻呂公十二世の祖)
永禄2年(棟札)梁に正一位とあり、貞観6年従五位上に叙せられ、康和2年、保延4年、貞治5年に再建。
4.壱粟神社 祭神は神大市比売命
  大笹神社 祭神は大佐々神
  の2社相殿である。貞観5年大佐々神社従五位上、同6年壱粟神社従五位下に叙せられ、康和2年、建長6年、貞治5年に再建。
右5社はいずれも式内村社であった。
昭和32年 湯原町文化財指定

社頭掲示板



壹粟神社

壱粟神社(湯原町)
この神社は、姫新線中国勝山駅から北々東へ約20Km、国道313号線の湯原町神戸から県道・湯原〜奥津線を東へ約2Kmの、真庭郡湯原町社654番地にある。もと村社。
この神社があるこの地には、美作国の式内社十社十一座のうち、七社八座までが集中しており、地名の“社”はこのために付けられたものといわれる。これら七杜は、大庭郡内(現・真庭郡の一部)にあった式内社を、ある時期に意図的にこの地に集中させたものと考えられており、同地内では三つのグループに分けられている。
この神社のグループは、社地区の真ん中辺りの字於和佐にあって、拝殿の奥の一段高い同一の境内地に、東から西へ久刀神社、壱粟神社、菟上神杜、長田神社の順で、四社の小社殿が南面して立ち並んでいる。この境内地を、地元では通称“二タ宮”と呼んでいる。
祭神は、『作陽誌』(1691)では壱粟神と大佐佐神となっているが、現在は神大市比売命と大佐々神の二柱を祭るとしている。
本殿は、元禄年中(1688〜1704)に建てられたもので、一間社流れ造り・銅板葺き(もとは柿葺き)である。四社の中では一番大きい。
この神社は、もと大庭郡久世郷(現・真庭郡久世町久世を中心とする地域)に鎮座していたといういい伝えがある。



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