PTA法(炭素肥料とエネルギー肥料)


PTA法(光合成移転農法)

Photosynthesis Transfer Agricultural Method


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2010年8月3日:起案/最終訂正年月日2010年9月7日

要旨



PTA法(光合成移転農法)は、家畜糞尿等を生石灰で殺菌分解し、残渣を耕地に利用し、殆どの作物で増収、食味向上、連作障害抑制、老木若返りという効果を発揮し、営農成績を格段に高めています。

処理残渣を土壌改良資材と考えて利用していましたが、「炭素肥料」「エネルギー肥料」という側面も併せ持つと考えて栽培を進めると、理解しやすいと言えます。

ただ、「炭素肥料」「エネルギー肥料」というものの見方は、あまりにも根本的な部分での変革のために、いろいろな表現ができます。

生命の根本である「光合成」の過程に関与する数少ない物の見方の変革です。


糞尿が瞬時に殺菌され、リサイクルの経済効果で、その処理費が相殺されている。

**完璧な廃物の処理が、本業の経営を圧迫することがありません。大変具合が良いことです。

***経済的な負担が増すことがない、という現実は、普及する上で大切な要素です。

殆どの品目で、50〜100%もの収量増、食味の向上、老木若返り、驚異の農業が続いている。

**収量が倍増なら、耕地の半減が可能になる。一人千uの耕地が半減すると、世界は激変する。

信じ難い効果は、炭素肥料・COH肥料・エネルギー肥料が出現していたためと推測されます。

有機圏内炭素循環、生態系のエネルギー循環、光合成のリサイクル、斬新な概念ばかりです。

高緯度農業の生産性を高め、地球規模で耕種農業の生産性を高める。

多くの有機物は、其々所定の割合で食糧に転換できることが示唆される、新しい自然観です。

**例えば、家畜糞尿・食品残渣・生ゴミ・雑草・野菜屑などが所定の係数で食糧に転換します。

殺菌という環境保全が、既に食糧生産の一翼を担っています。

糞尿のように今は廃物でも、食糧原料と判れば、取扱いは変化します。

新しい肥料元素の出現は、「新しい肥料の原料の所在」という新しい資源を創出します。

**新しい肥料原料の創出は、新しい価値の創造でもあります。

いくつかを例示します。

【30年も続く、不思議な良い現象・・・】

【信じ難い夢のような現象の為、信じられない!!】

夢のような農業が、30年以上も続いて、今では数千haの耕地で、ほぼ全品目に利用されています。

これが現実のことならば、世の中は激変します。でも、これは現実のことです。

残念なことに、「夢のような話」と思われて、現実の出来事を信じられず、見逃している人が無数にいます。

誰でも簡単に真似ができ、実践ができることです。なのに、余りにも夢のような話なので、信じてもらえません。笑うしかないような現実が農業の世界で展開されています。

● 多くの品目で、収量が増えています(品目によって50%〜100%〜)。

● 同時に、食味が変化し、概して美味しくなっています。

● 家畜糞尿等を殺菌処理した残渣を化学肥料と併用するだけの栽培です。

● 農産物の収益の増加で糞尿処理費が相殺されています。

● 30年、数千haで営まれる現実です。

● PTA法は、炭素肥料・エネルギー肥料という概念で、猛烈な農業を解釈しました。

● 今の食糧が、半分の耕地で生産可能なら・・・

● 糞尿の有機炭素が、食糧の有機炭素に転換できるなら・・・

● 糞尿のエネルギーが、作物のエネルギーに転換できるなら・・・

● 何故か具合のよいリサイクルには、驚くべき自然の法則が隠れていました。

● 単純に、実績を真似るだけで、社会が激変します。

● PTA法は、背後に潜む理屈を想定し、不思議な現象を、より判りやすくしたものです。


「希望が持てる未来社会の構図」が全く見えず、世界中が右往左往し、無意味に貴重な資源を枯渇させるだけの今日で、唯一、持続可能な未来社会を提案するのはPTA法(光合成移転農法)です。


今までは、NPKの施肥。

更に、COHを追加することで、収量が激増しました。

COHは施肥成分と見直して栽培を進めます。

[全元素・全要素が施肥可能な栽培]

驚くべきことに、従来の農業では、肥料要素に見落としがあったかもしれません。

96%を占める炭素、酸素、水素COHの3元素エネルギーを考慮していませんでした。

PTA法は、作物が要求する全ての要素を施肥で補充できる、と考えて栽培します。

全要素に目配りし、不足している要素だけを的確に補う考え方です。

闇雲に、屋上屋を重ねる効果のない無駄な重複した施肥は回避できます。

いくらNPKを振りまいても、NPK以外の要素の穴埋めはできません。

全ての必須元素が充当されているならば、最早、風土の限界です。

風土の持つ生産限界もハッキリわかります。効果の伴わない無駄な努力は避けられます。

PTA法の見方をすると、第1に、効果的な施肥が可能となり、次いで、膨大な無駄がはっきり浮かび上がるかもしれません。

それは、農業や畜産に止まらず、社会構造全体に及びます。

全要素を視野に入れない従来の農業は「未完成」の域にあり、その状況の下で「未完成」を認識出来ていないのなら、大きな誤解が含まれている恐れがあります。

16色で描かれた絵画を、COHの3色を除外した13色で眺めていたかもしれません。そして、COHの3色は96%も占めています。

私たちは、作物の生育を適正に把握していなかった恐れがあります。

PTA法は、物質収支・エネルギー収支の全部を視野に入れます。これ以上ありません。


踏み出す方向で、既に上限が決まっていた!

何のための努力?    リサイクルに、筋の良し悪しが!

いくら頑張っても、高が知れている筋もあるようです!!

不用と思われていたものを有益なものとして活用するリサイクルは大切な心掛けです。

しかし、不用なものと思われていただけにリサイクルは難儀なことかもしれません。

海のものとも山のものとも判らない五里霧中を行くようなものかもしれません。

処が、冷静にみると、踏み出す方向で、その行く末の高みは最初から決まっています。

目指す目標が、高いのか、低いのか?

低い山ならば、掛ける費用も抑制しなければなりません。

高い山ならば、掛ける費用も多いかも知れません。

様々な原料の状態があり、多様な手法で対応しなければなりません。しかし、全体と、其々の立ち位置を冷静に見定めることも必要かもしれません。

最初から、「経費>>利得」とはっきり判りそうなものですが。

生糞・堆肥化および生石灰処理との違い(有機炭素に対して)

従来は、この透過の違いを見過ごしていた可能性があります。

NPKは従来が、より多く吸収されていたものと見込まれる。


収量は、概ね、次のような関係にあります

  無肥料

 慣行農法

■ 炭素肥料の追加

1)NPKを施肥しない大昔は、黄矢印だけの栽培となり、一番低いNPKが制限要素となり、黒破線が収量の水準になります。

2)緑矢印のNPKを施肥すると、今度は光合成とCOHとが制限要素となり、収量は緑破線となります。

3)更に、赤矢印の炭素肥料を施肥すると、赤破線まで収量が増加します。これは、今は炭素肥料は土壌改良材と考えられ、施用量は少ないためかもしれません。それでも、収量は50〜100%の増収で、生産者は、この結果に満足して、次の栽培も同じ栽培を行います。

しかし、炭素肥料と考えて沢山施肥すると、今度は蒸散、水分による成分吸収が制限要因となり、肥料成分は過剰になるかもしれません。

ただ、農業で一番大切なことは、生産者が望む営農成績をおさめることであり、上図のような状態で生産者が満足すれば、それでよいと思います。


施肥と作物の生長とをどのように考えていたのですか?

「肥料は、何のために施肥するのですか?」<作物だから>

「無数に存在する肥料は、其々どのような意味があるのですか?」<作物を沢山収穫するため>


少数の寡黙な生産者と、膨大な声高の消費者とが入り乱れて、農業の本質と掛離れた消費者の願望に押し流された議論をしていませんでしたか?<自然にやさしい><環境に良い><無農薬><有機><オーガニック><化学>


PTA法は、作物が育つ過程を、次のように考えます。

作物の生長は、ある程度分布を示している。

ある程度の分布をしながら、順次、生育が進む。

その生育過程が、必須成分の欠乏によって阻害されないように、適切な施肥を行う。

・・即ち、NPK施肥の目的は、標準収量を達成するための予防的行為といえます。

・・・一般には「肥料は望外な、大豊作」を目指すための施肥、と考えてはいませんか?

◎PTA法の炭素肥料、CHO肥料、エネルギー肥料の施肥は、全体の生育を推し進めるように作用すると考えます。


作物の栽培は、0⇒1⇒2⇒3⇒4というように、順次進行します。

この時の、其々の時期の生育は、概ね上記のように分布しています。

度数分布(実線)と、累積度数分布(破線)を示します。

収穫による元素の収奪によって、必須元素の欠乏が懸念されます。

必須元素が欠乏すると、生育が阻害されます。その場合、上図の下段の減収のような推移を示します

土壌を分析し、栽培品目とその標準的な収量から予想される必須成分の量を勘案し、施肥設計がなされます。

栽培の全期間を通じて、必須養分元素が欠乏しないように、適切な肥培管理がなされます。これは、作物の凡その成分吸収特性に応じて、大量に養分を吸収する場合でも、事前に的確に肥料成分が土壌に存在するように施肥の種類、施用時期をきめることです。

NPKの施肥は、「減収を標準収量に是正するための所作」でしかありません。

闇雲に、肥料によって収量が増して、何でもよくなるものではありません。

勿論、生産者は、NPK以下の必須養分元素13種の作用部位と欠乏症の病状とを勘案し、生育の状況を仔細に観察して欠乏症を回避し、標準的な生育となるべく管理します。その結果として、上図の青色で示した生育の推移を示します。


PTA法(光合成移転農法)は、栽培を前進させる新しい考え

PTA法(光合成移転農法)は、低分子量有機物を炭素肥料・COH肥料・エネルギー肥料と考えて施肥することで、標準的な生育を助勢することを目的としています。

一見、作物に吸収される成分(肥料)は、皆、NPKと同じように思われますが、有機物のCOHの元素が吸収・同化される場合には、NPKとは傾向が異なります。

30年の実績から「増収」しかも「激しい増収」が確認されています。

例えば、ダイコン、ニンジンなどの根菜の激しい増収は、個体の「肥大」であり、生育の前進と見ることができます。

また、ナスやピーマンのような果菜類の収量増は、生育の増進であり、より高く(長く)伸展して、多数の果実を実らせることです。樹高も高くなり、枝も多くなり、果実も多くなります。

キャベツ・はくさいのような葉茎菜類では、通常、定植する株数は決まっており、収量が多いことは、個体が旺盛に肥大することとなります。

このような家畜糞尿や植物屑の生石灰処理と残渣のリサイクルによる、収量の大幅な増加現象は、標準的な生育に比べて、生育が前進するものと考えることができ、それを図示すると下の図のようになります。

通常の生育では、黒い線の「度数分布」と「累積度数分布」を示すものが、PTA法(光合成移転農法)の炭素肥料・COH肥料・エネルギー肥料の施肥によって赤い線のように「度数分布」と「累積度数分布」が変化します。

この3つの生育を一つに図示したものが下の図です。

NPKなどの必須要素が適正に吸収された時の標準的な生育の推移を、中ほどの青線で示し、成分の欠乏などで生育が遅く、減収の時の生育の推移を黒線で示し、PTA法(光合成移転農法)で生育が前進して増収になる時の推移を赤線で示します。

PTA法(光合成移転農法)の実績で、「増収になる」ということは、従来のNPKを中心として施肥設計、肥培管理とは違う現象が生じます。

COHはNPKとは違う元素であることから、その施用によって発現する効果も異なります。

【収量が多いこと】という効果は、単純に理解しやすいものと言えます。

ところが、この【収量が多いこと】という現象には、下の図のように度数分布の範囲が、異なっている、という日頃遭遇しない現象を伴います。

日頃遭遇しない現象の為に、俄に理解しがたい事かも知れません。

古くからの言い伝えで「豊作の年は何でも美味い」というものがあります。豊作の年は、間違いなく、収量が多くなります。収量が多い、という点ではPTA法(光合成移転農法)と同じです。

大きいものが美味い】

リンゴは、同じ10kgであってもSよりはLLの値段が遥かに高額です。日頃、1個2個という単位で購入し、時折食べる消費者では気付かないかもしれません。産地の生産者だけが知っているリンゴの秘密かもしれません。およそ10%にもなる「尻割れリンゴ」を数多く食べて、「大きいリンゴが美味しい」と経験的に知っています。消費者は、そのような現実を知りません。しかし、生産者は、大きさで美味しさが違うため、手間であっても大きさによってリンゴを仕分しています。

それは、美味しさに差があるものをキチンと仕分て、消費者に判りやすいように配慮しています。

PTA法(光合成移転農法)は、標準の収量に対して、赤く示したように生長が増進されます。

その理由は、低分子量有機物を経根吸収して同化するためです。

光合成に依らない有機物(COH)の獲得によって、作物の生育は助勢され、結果として収量が増します。

これは、30年の実績に裏付けられています。即ち、品目を問わず、増収になっています。

このことは、有機物の経根吸収と同化が、疑似的に光合成を付加するのと同じことと考えることができます。



PTA法(光合成移転農法)とは・・・

Photosynthesis Transfer Agricultural Method


■ 糞尿等の有機廃物を生石灰分解すると、瞬時に殺菌されます。

■ 残渣をリサイクルして幅広い品目で増収、食味の改善がなされています。

■ 耕地の増収効果で、糞尿の処理費の全てが賄われています。

■ 30年前〜、今は数千ha、殆どの品目を対象としている驚異の農業です。

 炭素肥料エネルギー肥料という新しい概念で解釈しました。

 PTA法(光合成移転農法)という全く新しい農業の見方です。

 過去の光合成が時空を超えて、今の栽培に蘇ります。

 COHの有機物3元素の追加で、全必須元素が施肥で補えます。

■■ 物質収支からすれば、COHの追加で農業は漸く完成したといえます。

■■■ 全ての必須元素が補給可能のため、欠乏症になり難い栽培です。

 これまで「エネルギー収支」は視野の外でした。

 有機炭素の吸収と同化は、エネルギーの吸収でもあります。

 大きな作物には、大きなエネルギーが含まれています。

 エネルギーを補給する施肥資材は希有かもしれません。

■■ 物質収支・エネルギー収支の双方を満たす新しい農業です。

 収量が倍増したら!

■■ 耕地は半減します。食糧危機は遥か遠いものとなります。

■■ 農地の生産性が増し、近郊農業が活性化します。

 一人300u以上の余剰耕地が出現したら!

■■ エコエネの生産量が、今の消費量と同程度まで可能です。

■■■ 食糧とエネルギーの確保は、世界中で必要なことです。

■ PTA法は、有機圏内炭素循環という新しい生態系を提案します。

■ 有機炭素が有機炭素のまま作物に吸収・同化する生態系です。

■ 少ないエネルギーで、生態系を有機炭素が循環します。

■ 生態系をエネルギーが循環する全く想定外の生態系です。

■■ 高効率の生態系が省エネ省資源型の未来社会を創造します。

■ 糞尿、汚物、有機廃物・・低分子量化で全て資源となります。

■ 低分子量化は、殺菌でもあり、殺菌が資源の生産になります。

■■ 自然は資源に満ちている、PTA法から見える自然の姿です。

■ PTA法の影響は、農業・畜産に止まりません。

■ 社会の根幹から、合理的な姿へ変革を迫るものです。

■ 日々の食事の一品までもがPTA法によって変化します。

■ 要旨が長いのは、生態系の根本からの改善のためです。

■■ 余りにも大きな影響を及ぼします。

■■ それぞれの事柄に応じて、項を分けて記します。

■ どうして?そんな大きなことが残されていたのか?

■ 糞尿や廃物に対する「杜撰」「投げやり」な見方があったのかも?

■ キッチリと低分子量化することで、汚物は殺菌されます。

■ 同時に、作物が吸収・同化できる有機炭素となります。

■ 物質収支・エネルギー収支という自然の基本に従って、過不足なく、無駄なく不足を埋めるのがPTA法です。



PTA法の効果は、この関係を右側に助勢することと思えます。


有機廃物の生石灰処理フロー図

(加水は必須ではありません。低水分の時だけです)





(生石灰処理を「糞尿と生石灰を混ぜるだけ」と考えて、処理をし、栽培をして、悪い結果に遭遇した事例は、恐らく枚挙に遑がないかもしれません。適正な条件を知らずして行ったためです。処理と、栽培との試行錯誤を繰り返して洗練されたものがPTA法です。最初の数少ない処理と、栽培とで、適正な条件を見出すことは困難かもしれません。何故なら、糞尿も、生石灰も、遥か昔に存在が知られていた物質だからです。西暦1980年まで気付かなかった事柄ですから・・・。生石灰処理とそのリサイクルに付いて賛否両論が存在します。それは、適正な処理条件を見出せなかった場合に否定的な立場に成るのかもしれません。しかし、現実に数千haの耕地では、「先ず、生石灰処理資材を使う」という見方に立って、栽培と取り組んでいます。そして、「これがない農業は惨めな農業」と言いきります。)

糞尿に生石灰を添加して処理すると、10分程の反応で殺菌処理が完了します。

しかし、高額の処理費を要します。

その費用によって得られる炭素肥料は、耕種農業において十分価値のある資材であり、最終的に生み出す価値の大きさからすれば、十分処理費が相殺できることが判ります。炭素肥料の価格は、処理に要した一切の費用が計上されています。

畜産売上の半分にもなる糞尿処理費にも関わらず、30年も続き、数千haに拡大しているのは、糞尿処理費が相殺されているからに他なりません。

腰を抜かすほどの高額な糞尿処理費は、ちょっとした誤算で畜産を破産に招きかねません。

恐ろしくて、誰もが近寄れなかったと思います。だから、その結果が耕種農業に及ぼす効果は誰もが体験したことがなかった領域です。

様々な経験から、予想する人もいるでしょう。

しかし、実際に清水の舞台から飛び降りた人は、大空を悠然と飛び続けています。

良いも悪いも、実際にやってみないと判らないかもしれませn。

また、広がりが遅いのは、糞尿だけを増やすことができないためです。



糞尿の100kcalは、野菜の100kcalと等価です。

100kcalの餌からは、それ以上の糞尿が出ません。

エネルギー肥料は、糞尿のエネルギーを農産物のエネルギーに付加することです。

勿論、消費者には判らないことです。


NPKの慣行農法は、十分習熟した水準に達している

NPKが良すぎるために、何にでも使いたい気持ちは良く判ります。

その上を目指すには、新しい道具が必要かもしれません


既に十分手を尽くしているなら、それ以上の成果は望めないでしょう。

NPKも、既に十分に施肥されているなら、これ以上の施肥は無意味です。

今、十分な手当をしているなら、今の手当を上乗せしても無意味です。

今、十分に手当をしているなら、新しい手当でなければ意味はありません。

只、新しい視点で、新しい高いステージを目指すことはできるかもしれません。NPKの慣行農業の施肥設計・肥培管理に熟達しているなら、新しいステップアップも可能かもしれません。

完全に、誤解していませんか?同じ手当なら、もう十分すぎるのです。

納屋には、肥料が山のようにあります。それを撒くなら、簡単です。しかし無意味なのです。

さらに上を目指すには、今までと違う何かが必要です。

「炭素肥料」「COH肥料」「エネルギー肥料」・・・PTA法(光合成移転農法)は、いままでの収支で忘れていた部分を手当する資材です。

NPKを適切に使用しているのであれば、NPKはもう、十分です。


家を建てるのに、「サッシ」「システムキッチン」「照明」だけが、矢鱈多すぎませんか?サッシは、サッシの役割しか果たしません。サッシはキッチンの役割を果たしません。かっこいいサッシ・キッチン・照明が色々あるからと言って、家の大きさを無視して建設現場に持ち込んでも、足手まといになるだけです。

それなら、大工さんと木材と土地を増やせば、大きな家で、沢山のサッシ、キッチン、照明、それぞれが大量に使えます。



聞き慣れない、或いは、初めての概念や用語


・物質収支・エネルギー収支・炭素肥料エネルギー肥料・有機炭素

・低分子量有機物・有機酸・カルボン酸・生態系・ATP・ブドウ糖・炭水化物・

・光合成・光合成のリサイクル・光合成のバイパス・光合成の助勢

・蛋白質・核酸・細胞膜・生体膜・リン脂質・エネルギー・発熱量・燃焼熱

・酸化・光エネルギー・化学エネルギー・物質・質量・透過・濃度拡散

・能動輸送・受動輸送・蒸散・水分吸収・潅水・濃度

・生物地球化学的循環・食物連鎖・物質循環・エネルギーの散逸

・エネルギーの循環・有機圏内炭素循環

・吸収・同化・代謝・一次同化・二次同化・

・アミノ酸・ペプチド結合・骨格炭素・骨格窒素・pH・アルカリ加水分解・

・標準収量・必須養分元素・NPK・大量要素・中量要素・微量要素・13種

・必須16元素・COH・

一見難しそうに思えますが、中学や高校の教科書を思い出していただければ、見当がつくことばかりです。

PTA法は、生態系、農業にエネルギー、有機圏内炭素循環、生態系のエネルギー循環、光合成のリサイクル、光合成のバイパス、炭素肥料、エネルギー肥料、エネルギー収支等様々な新しい概念を導入して、新しい生態系、新しい農業、人間独自の生態系を提案するものです。

直ちに理解できない概念でも、暫くすると、ハッと判ってくる簡単なことです。


PTA法(光合成移転農法)


PTA法は、ある種の低分子量有機物が植物に吸収されて、同化し、作物組織に取り込まれる現象を大袈裟に考え、吸収される物質を「炭素肥料」と考えて栽培を進める新しい農業の取り組みです。

この考え方は、新たに「エネルギー肥料」という概念に繋がり、生態系の在り方を根本的に見直すことにもなりかねない大きなものになっています。

「炭素肥料」    「エネルギー肥料」   「光合成のリサイクル」

「生態系におけるエネルギーの循環」   「有機圏内の有機炭素循環」

というように、従来の概念を大きく変えるものです。

しかも、従来の概念を変えた新しい自然観に、社会の基盤がそっくり乗り換えることに成らざるを得ないほどの、高効率、省エネ、高生産性、高品位、高衛生・・・全ての面で勝っています。

PTA法(光合成移転農法)の見方は、単に農業や畜産排せつ物だけの範囲に止まらず、全ての人々の日常生活や、経済構造の根本から新しい合理的な在り方を提案するものです。

当サイトでは、PTA法(光合成移転農法)に関連するさまざまな事柄を、それぞれ子細に検討します。

簡単に言えば、糞尿の有機炭素が格別上質の農産物の有機炭素に転換出来るのであれば、食糧は安価に大量に増産できます。

また、今の耕地で太陽光以外に炭素肥料で作物に同程度のエネルギーを付加して、生産量を倍増できるのであれば、今の耕地面積は半減できます。

人一人が約千uの耕地を食べている現状で、耕地面積が半減すれば社会構造が根本的に変化します。

このため、PTA法(光合成移転農法)の関連する分野は、余りにも多く、しかも、多くの分野で、根本的に変革を迫られることになります。

PTA法(光合成移転農法)は、炭素肥料、エネルギー肥料という概念を取り入れることで、慣行農法に比べ「COHの3元素」「エネルギー」が施肥対象に加わるために、リービッヒの最小律という考えに基づいた適正な対応がしやすいものとなっています。

不足している事柄に対して、より的確に助勢することができます。


この図表から明らかなように、物質収支・エネルギー収支の視点からして、全ての要素に対して、人為的な補給が可能となっています。

これまでの農業では、困ったら、取りあえず、「納屋にある袋のどれか」を施用していたのではありませんか?

其々の必須要素に互換性はありません。


簡単な足し算を、サイコロの目で簡単に答えを出していませんか?

サイコロの目は、1〜6までしかありません。

答えに「0、7〜9」が含まれていたら、正解は困難かもしれません。

いままで、炭素肥料・COHは、施肥対象外でした。

いままで、エネルギーの過不足を考えたことは少ないでしょう。

いままで、エネルギーを肥料で与える考え方は稀かもしれません。

必要な要素を欠落していたため、農業は大変難しいものとなっていました。

いくら悩んでも乗り越えられない難問が山積していました。当然です。

六面体のサイコロで試験に臨んでいたのであれば、満点は難しいかもしれません。

宝物のない所で宝探しをしても得るものは少ないかも知れません。

図表から明らかなように、「炭素肥料」「エネルギー肥料」を携えて臨まなければ、絶対に無理難題な望みでしかありません。

常に、希望を高く持つのは是としても、永久に辿りつけないことになります。

これまでの農業は、道具を欠いて、汗と苦悩で補おうとしていたのかもしれません。

PTA法(光合成移転農法)は、全部の道具を揃えて、新しい農業の見方をします。


経緯

大変具合のよい、糞尿の処理とリサイクル

PTA法は豊富な実績に基づいた考え(30年、数千ha、ほとんどの品目)

万能の土壌改良資材として秀逸な実績!!


毎年土壌改良資材を使うのは、簡単だけど、何か気が晴れない

全品目に同じ土壌改良資材を使うのは、簡単だけど、腑に落ちない

どんな土壌でも同じ土壌改良資材を使うのは、簡単だけど、悩ましい

NPKの主要肥料の代金よりも土壌改良材が高額なのは、割り切れない

畜産等では、売上の半分も投じて糞尿を殺菌し、残渣を資材としている


結果として、原料の家畜糞尿は完全殺菌され、些少の利益にもなっている

この奇行が、30年、数千haで続いているのは、良いのか!悪いのか?

当事者から、苦情は聞こえず、皆、豊かな生業を営んでいる


PTA法は、この不思議な現実を合理的に解釈しようとしたものです。


30年前に開発された家畜糞尿の生石灰処理とリサイクルは、今日数千haの耕地でほぼ全品目の栽培に利用されています。

畜産の売上の半分にも迫る恐ろしいほどの高額な糞尿の殺菌処理費は、全額、処理残渣を土壌改良材として販売することで賄われています。

そして、NPK等の慣行肥料の数倍にもなる土壌改良資材の代金をものともせず、生産者は何にでも土壌改良資材を毎年使い続けています。

生産者の間では「万能の土壌改良資材」という受け止め方が多いでしょう。

袋にも「有機石灰質土壌改良資材」とひときわ大きく表示されています。

この豊富な実績の積み重ねの中で、

「NPKの全量は化学肥料で補うように施肥設計する」

「堆肥、有機質資材は併用してはならない。いらないし、併用は害がある。」

「品目に応じた施用量」

というものが経験的に判ってきました。

総合的に見れば、家畜糞尿を完全殺菌して、全体として其々が大きな利益を手にしていることになり、悪い話ではありません。

PTA法(光合成移転農法)は、この異常な現象を解釈するために編み出された、一つの考え方です。

万能の土壌改良資材という意味不明な解釈ではなく、「炭素肥料」「エネルギー肥料」という明快な役割を併せ持つと考えるものの見方です。

ただし、PTA法(光合成移転農法)の見方が間違っていても、上記の家畜糞尿や有機廃物を生石灰で分解した残渣を様々な作物に用いるという真似をすることは、大変優れた効果があるので、推奨されることです。


PTA法(光合成移転農法)は、現実に起きている不思議な現象を理解するために、これまでの農業と、自然の姿を次のように考えています。


今の農業では、NPKをはじめとする肥料は十分な量が施用されている。

収穫量の上限は、日照や気温や降水量などの風土によるものであって、生産者のNPK等の施肥量の欠如による問題ではない。

既に適正な計画の下で、十分な肥料が施用されている。

不足しているのは、自然条件であり、直ちに、人為的に対処できるものではない。

ただ、人為的に光合成に類似することを助勢できれば、更なる増収が可能かもしれません。

そこで、糞尿を生石灰分解した残渣の利用で、収量が猛烈に上昇している現実は、俄に看過できないことです。同じ地域にあって、この残渣を追加して施用するだけで収量が増加するのは不思議です。

PTA法(光合成移転農法)は、この現象を、夢や妄想ではなく現実のものと考えます。

現実のものであれば、それなりの理由があります。

PTA法は、「太陽による日照」ではない他の手法によって、日照相当の作用が生じているものと推測しています。

それは、「作物が有機物(COH化合物)を吸収して、同化することは、光合成を付加されたに等しいこと」と思われます。

即ち、日照による光合成では、植物が「ブドウ糖・炭水化物」を獲得しています。

このブドウ糖は、生体エネルギーATPの原料でもあり、また、植物体を構成する有機炭素の原料でもあります。

作物が「有機物(COH化合物)」を吸収することは、等価とは言えないまでも、作物にとって「COHの元素の獲得」と「エネルギーの獲得」になり、光合成に等しい生長の助勢になっている。

このことは、日照、即ち、光合成を施肥によってある程度補うことが可能であることを意味するものであり、従来の、NPKを主体とする肥料と組み合わせることで、作物が必要とする必須養分元素の全てと、エネルギーとが人為的な施肥によって助勢可能となるものである。

そして、必須の物質とエネルギーとが人為的に供給できることになれば、人為的な施肥に不足を生じる事態にはならず、気温、風速、湿度、降水量等の自然環境によって自ずと制約を受ける風土の限界となります。

即ち、PTA法(光合成移転農法)の見方に従い、従来のNPK等の化学肥料と炭素肥料とを併用することで、必須元素の全てとエネルギーとが施肥によって補給できるので、それぞれの風土に基づく要因の限界まで収量を高めることができるものと思われます。

現実に、通常の収量の50〜100%という増収が生じており、この現象がある程度無理なく解釈できることで、さまざまな方面によりよい状況を生み出すことができるものと思われます


余りにも影響範囲・関連分野が広いので、各々、別に詳述します。

収量が倍増し、耕地が半減したら、社会は激変します。

糞尿や有機廃物が有機物のまま食糧に転換できるなら、

それは現実のものとなります。

PTA法は、全く新しい生態系を創造しました。

目に見える緑は、有機物は、全部食糧の原料です。

当サイトに関連するサイトです。

■ PTA法(光合成移転農法)の基本サイト

  http://foodpia.geocities.jp/pta_method/

  30万文字・9M程度の増長なサイトです。

■ 宮崎県の口蹄疫の簡単な解決のために

  http//www.geocities.jp/c_npk/

  上記のものから宮崎県の口蹄疫の為に要約したものです。

■ 当サイトは、上記のサイトが長すぎるので、短い文章に書き換えたものです。

  そして、ファイルを要素ごとに40ほどに区分けしています。ファイルの編成は、一番最後の「声」の処に目次があります。