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カート使用後の楽器に対する検証 2007年1月15日・記 12月16日のライブでカートを使用した。 その後、何度かの練習をこなし、ちょうど1か月が経った所で、楽器に対しての検証をしてみた。 吹奏上の問題点は感じられない。至って快調! カートを引いての印象は、一般道路の、普段気が付かないガタガタは勿論、駅の点字ブロックである黄色いタイル上も、引き手にフィードバックするゴツゴツ感はほとんど無く、実にスムース。 |
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| カートで移動する場合の留意点は、 1.路面からの振動をいかに楽器に伝えない様に出来るか。 2.楽器の安全が第一なので、止まっている時にも簡単に倒れては困る。 最低限この2点を押さえられれば、あとは安くできる事に越した事はない。 カートの部分で絶対的な安全が確保できるに越した事はないが、さらにキークランプを使う事でマージンは相当に上がる予定。 |
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| ★カートの改造構想-1 |
ほとんどのカートのタイヤは、プラスチック成型の堅いタイヤ。購入を決めたカートも然り。これでは路面からのゴツゴツ・ガタガタはダイレクトである。 a.はサイズ的にはラジコンカーなどのサスペンションを想定してみたが、ラジコンカーは思いの外軽く、使用想定重量からして7〜8本付けないと機能しないらしい。逆に最近よく見る自転車のサスペンションは、子供用とは言え70kg
位迄は担保しているので、今回の想定重量では全く機能しない。又は荷台面の二端をフレームに固定し、反対側の二端をスプリング等で吊る又は浮かす。 |
| ★土台になるカートの選定 | ネット上で検索し、1,000円以下の安い物から軽く1万円を超える物まである。 留意点2より、荷台面積が狭いと、相対的に縦長イメージで倒れやすくなる。 楽器ケースの高さが約110cm、合計重量は約11kg+ なので、立てている時の安定感でそれなりの荷台面積が必要になる。 近所のホームセンターや自転車やさんも何件か回ったが、イマイチ。 そして見つけたのが、ネット上の釣り用品。大きめのクーラーボックスも積める、背負子兼用のカートがあった。23mm径位のアルミパイプ製。タイヤ径も大きめで、荷台面積も33×38cmあり良さそう。しかもアルミ製なので軽い(2.8kg)のに耐荷重は50kg。今まで探し回った中で、一番良さそうなので購入決定。4,400円+消費税也。 |
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| ★素材の確保 | カートとタイヤを発注。 カートは問題なく到着。中国製の為か仕上げは粗い。所々にサビはあるし、挟んだら指を切りそうな所も何カ所か。 タイヤは先方の会社にメールで希望を伝えたら、タイヤはあるが見つけたHPは数年前の物で、現在は値段が違うという。確かに、その会社のメインページから行くと出てこないページで、サーバーに残っていた為、yahoo の検索上引っかかった訳だ。仕方ないが、1本3,500円+消費税也。 到着したタイヤを見てびっくり。小さいからと言ってオモチャではない。バルブは車と同サイズで、ベアリングも含め、全てが一級品と思える工作精度を感じさせる。流通量も少ない品で、この値段は納得物。 |
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| ★現状確認 |
●カートを調べる。 ※ここで、分解したカートの「ほぼ8mmの軸」をタイヤに通して見ようとしたが、入らなかった。まぁ 中国製だ! |
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| ★カートの改造構想-2 |
最終的な改造計画は、タイヤの交換と厚手のスポンジによるショック吸収。ゴムバンドによる固定に決定。 最後にタイヤだが、軸はオリジナル同様に1本貫通タイプとし、左右のタイヤをどの様に止めるかの問題。 |
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★タイヤ回りの改造 古い工具を引っ張り出して、急造のベランダ工場 |
ここまで進んだ以上、しっかりとした仕上げをしたいので、ダイスを切ってナット止めに。ナットは仕上がりの見た目で袋ナットに。止め方は実際にやってみて現物あわせで。 必要な材料は、8mm径の軸。これは鉄、真鍮でも何でも、特に問題はなさそう。 近所のホームセンターで探したら、アルミ材しかなかった。材質が柔らかい分ダイスがうまく切れるか心配したが、ダメもとでチャレンジ。失敗しても良い様に必要寸法に切る前の1mの長いまま、ダイスを切ってみた。good! 素晴らしい出来映え。鉄よりも加工が楽で良かった。ここで実際の必要寸法、530mmに切断。さらに反対側もダイス切り。さすがに日本の規格の8mm材は、日本の規格で内径8mmのベアリングにピッタリ。髪の毛1本入らないが、実にスムースな動きのベアリング。当たり前の話なのだが…… |
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| ★最終工程、組み上げ | 最初にスプリングワッシャーで組んでみた。フレームの外側でタイヤの内側に、平ワッシャーに挟んでスプリングワッシャーを入れ、タイヤの外側に平ワッシャーを入れて袋ナット。しかし、スプリングワッシャーが効くまでナットを締めると、ベアリングの動きが阻害されている。回転にブレーキがかかっている。そう言えばタイヤを注文した時の担当者が、取り付ける時の注意点として、ベアリングに与圧を掛けすぎない様に、とメールに書いてくれていた事を思い出す。 次にダブルナットだが、ホイール面はほぼタイヤの外周側面とフラット(ホイール面が凹んでいない)なので、取付材は全て外側に出っ張る事になる。そのため、出来るだけ出っ張りを少なくする為にダブルナットの厚みを薄くしたい。管用となっている厚さ2mmのナットを使う事にした。しかし、ちょっと頼りないので2枚入れてみた。やはり出っ張りと、見た目の感じで却下。最終的に、管用ナット1枚でダブルナットとし、袋ナットに緩み止めを塗ることにした。実は袋ナットのシングルも試したが、2mmのナットを使ったダブル仕様と見た目もほとんど変わらないので、より安全なダブルナット仕様に決定。 フレーム間の剥き出しになっているアルミ軸は、そのままでも良かったが、全体をステン製のスペーサーで被った。 |
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| ★一応の完成後の 更なる改良 |
全く雨を考慮していなかった。背中側のスポンジによるクッションは、雨に当たれば水を含んでしまう。そこで、ホームセンターで見つけたカマボコ型に成型されたスポンジに変更。そして全体としてはゴルフバッグのカバーで良さそう(昔ソフトケースを使っていた頃、ゴルフバッグと間違われた事もあった)なので、一番安く入手できそうだったゴルフ宅急便のカバーをヤマトで分けてもらった。下側は、クッションを仕込んだバッグごと雨除けカバーに収まるので問題なし。背中側からあぶれたスポンジは、当然下側のクッションに追加。バッグ内のスポンジは3枚に。 実際に楽器をセットしてみると、手を離している時、取っ手側の立ち上がりが、楽器の重みで折りたたみ状態に倒れ込んでしまう。そこは自転車の荷止め用ゴムで解決。 この時点で、コンサート前日(12月15日)。なんとか間に合った。明日は本番。 |
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| ★このカートを使う上での最も大事な点は、楽器に「キークランプ」を使う事★ 常時閉じているキーはほとんど問題ないが、常時開いているキーはほとんどの場合支持が1点である。その状態で振動を与えれば、調整が狂う確率は非常に上がる。 |
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★いざ! 出発 初めて外で。 |
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| ★実際に使ってみた後の更なる改良 | バッグに突っ込んだ楽器をゴムバンドで固定すると、ゴムの力で次第にバッグごとフレームの間に押し出されてくる。そこでカマボコ型スポンジを、下部にも1本追加することに。しかし、使わない時の折りたたみに支障が出るので、下のスポンジは固定せず、輪ゴム止めとする。 |
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アルミキャリーカート 使用しなかったが…… |
5,560円 |
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ノーパンクタイヤ(左)とチューブタイヤ(右)。 チューブタイヤはエアーを調整しているが、ノーパンクタイヤはソリッドの為、調整不能。 |
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