映画・雑感のページ

 

MOVIE in Nagasaki

2008年2月、長崎市民になった

長崎で見た『映画・雑感のページ』
 

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2009年

2009.8.23
The Sirota Family and the 20th century シロタ家の20世紀  2008

2009.7.26

ごくせん THE MOVIE  2009

いつも通り、悪に立ち向かい、守るべき物を守り、そして教頭(理事長)とやりあう。
テレビドラマより、遙かにおおげさな設定がいくつかある。特に後半倉庫の壁を破壊して登場する場面はヤリスギだろう。
さらに今回初めてのヤンクミのピンチ。そこには教え子達が協力したり、実習生として登場の小田切がやや消化不良の感じながらもヤンクミを助ける立場で好演。何回か出てくる「あいつ(ヤンクミ)に教わったんだ…」のセリフはなかなか良い。
それにしても、仲間由紀恵という女優は、セリフが実に明瞭!

2009.7.9
The Reader 愛を読むひと  2009

2009.5.17

Angels & Demons 天使と悪魔  2009

続『ダ・ヴィンチ・コード』の映画。
全作よりも展開が早い。その分、観客が考える時間がほとんど無かった。それだけ映画を見せていると言うことかもしれないが。
宗教vs科学の始まりが「反物質」という分かりにくいものであったり、網膜認証の為に眼球を刳り抜く現場がどうやってそこまで入れたのかなど、疑問も残る。
しかし、アクション物とも言える展開と、綺麗な街並みや美術品には目を引かれた。
いかにも犯人か? という人はやっぱり犯人ではなかったが、最後はお決まりのどんでん返し。
派手なヘリでの脱出・爆破、最後の種明かしが、オーソドックスな隠しカメラとは以外だった。
ロケを拒否され、ほとんどを作ってしまったというがそれも凄い!
ちょっとガチャガチャした感もあっという間の138分。
特に印象に残っているのは、エンドロールの始まった時に流れ出したバイオリンソロの深ーい音色!

2009.2.15

GATE −A TRUE STORY−  2008

昨年10月に公開されていたが、時間的に行かれなかった。今回「長崎大学上映会」というイベントがあり見ることができた。

まず驚きは、広島に落とされた原子爆弾による火を現在まで燃やし続けていた、という事実!
福岡県星野村の山本達雄さん(当時広島の部隊で任務に就いていた)が叔父の遺骨代わりにくすぶっていた残り火をカイロに採火して持ち帰ったという。その後の23年間はひっそりと個人宅にて火を燃やし続けていたが、当時の村長の耳に入ったことから「平和を願う供養の灯、世界の平和の道しるべの火として永遠に灯し続けるため」に星野村に正式に引き継がれたらしい。
その燃やし続けた「原爆の火」を、原爆が生まれたアメリカのトリニティーサイトへ持って行き、そこで消し去ることで負の連鎖を断ち切りたいと、災いの炎を元の場所に戻し、災いを終止する、フリーサークル(完全なる円環)を目指し、25日間で2,500kmを歩いた僧侶たちを記録したドキュメンタリー映画。
原爆を落としたアメリカ人を許せなかった僧侶や末期ガンで胃を切除している85歳の僧侶、スタート時はもう少し居たのに、最後はその2名を含む3名だけ。壮絶さは十分伝わる。
しかし、アメリカを許せない僧侶の言葉は出てきたが、それ以外に恨みや憎しみは一切出てこない。復讐とか抗議とかそういう行動ではなく純粋な平和・核兵器廃絶への歩み。
淡々と歩く僧侶達からはなにも押しつける物はない。それでも、それだから余計に平和を考えさせられる映画だった。2005年に撮影された、実話である。

映画終了後、監督のマットテイラー氏(GND Fund代表)とGND Fund長崎 代表の川口氏、ロシアの核兵器の専門家という方が Skype で参加のパネルディスカッション。
GND Fund は、世界核兵器解体基金で、(http://gndfund.org/jp/index.html)
「核兵器が私たちの税金で作られたのならば、なぜ税金を納めている市民である私たちの力で核兵器を買い戻すこと(解体)ができないのか?」 という素朴な疑問から立ち上がった組織。
2006年には、ロシア政府の代表と核兵器解体の公的参加を許可する条約議定書が調印されている。これは核兵器解体に市民が参加できる歴史的な調印だった。
監督のマットテイラー氏は非常に気さくな方で、公式パンフレットにきちんとサインをしてくれた。サインをしているとき、書き込む名前を聞かれて昨年神奈川からIターンした旨話していたら、とても流ちょうな日本語で「ボクも長崎に住民票を移したいんです」と言われた。ちょっとビックリだが、うれしい限り。

2008年

2008.11.3

まぼろしの邪馬台国  2008

まず感じたことは、宮崎康平のアクの強さと小百合さんの美しさ! そして島原の景色の美しさ。
島原鉄道の取締役で、島原を心から愛する康平は、ちょっと独断で事を進める為に解任されてしまう。
目が不自由でも感性は鋭い。間違いない心の目を感じた。
昭和32年の大水害による鉄道復旧作業で発見した土器の破片から、邪馬台国探しを始めるが、早稲田大学時代の恩師にその発端があったらしい。
目の不自由な夫に本を読み聞かせ。立体地図を作って地理を確認させ、さらには口述を筆記していく妻の存在。その妻和子も放送局で出会ってから、強引に観光バスの教育係に迎えさらには妻にと康平に何か惹かれるものを感じていたのでは無いだろうかと思う。
今も島原市に暮らす和子さんの「夫にとって、九州が世界の中心だった」と言う言葉が、宮崎康平をよく言い表しているだろう。

2008.11.2

おくりびと  2008

納棺師という職業、あることすら知らなかった。葬儀屋さんの仕事の一部としか思っていなかった。
チェロ奏者の夢をあきらめ、故郷に帰って見つけた条件の良い求人広告。仕事の内容を全く知らないまま即採用。戸惑っていた大悟(本木雅弘)も次第に納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。しかし周りの人間の冷たい視線は、気持ちとしては良く解る。
映画としての見せ方もとても上手で、ぐんぐんと引き込まれていく。
誰もが迎える死に対し、最大の尊厳を保って「旅立ちのお手伝い」という気持ち、素晴らしい!
主人公の立ち居振る舞い(所作)がまた見所。山崎努と本木雅弘の密度の濃い演技も素晴らしい!
映画のバックで流れるチェロの旋律が非常に綺麗で、場面を美しくているとも感じた。

2008.10.19

おいしいコーヒーの真実  2006

消費者とすれば、少しでも安くと思う。
しかしその為に生産者の収入が少ない…それだけではなく、ニューヨーク商品取引所が決定するコーヒーの先物相場によって、コーヒーの価格は決定されるなど、我々が飲む1杯のコーヒーの値段に対する生産者価格が安すぎることを提起している。
公式HPにも載っているが、330円のコーヒーで生産者に入るお金は3〜9円。
コーヒーの生まれた国、エチオピアの貧農が生きていく為に麻薬の素になる植物に転換していく話など、ビジネスとして考えた時に、自分だけが得するビジネスは少なからず破綻すると思う。双方が潤うことで初めてビジネスと言えるのだろう。

2008.10.19

P.S. アイラブユー 「P.S. I love you」 2008

普通の夫婦を表す様にいきなりの夫婦げんかで幕を開ける。しかし、ちょっと夫婦げんかにしてはキツ過ぎではないかと思った。
突然の夫の死。なかなか受け入れられず、落ち込んでいるホリーに夫からの「消印のない」手紙。その手紙に導かれながら、家族・友人に支えられて精神的に立ち直る。その過程では結構笑いもあり。主人公の一人が死ぬ映画で、笑いやハッピーエンド(と言えると思う)と言うのも、不思議な映画かも。
ジェリーの病気についてやジェリーが死ぬ場面、さらには結果だがジェリーが母親に手紙のことを頼むシーンをほとんど描写しなかったのは、手紙にスポットを当てる意味で有効だったかなと思う。しかし、母親がジェリーの協力者だとは本当にやられたって感じです。
10通の手紙ももっとスピーディで良かった様に思うし、個人的には、いつまでも気持ちを引っ張らせることがどうなのか?とも思う。

2008.7.20

花より男子ファイナル  2008

我が妻のお気に入りで、長崎最初の映画として見に行った。

このシリーズ(と言って良いのか?)は全く見た事が無い。
親なり家なりの裕福さで、生意気な若造が…… そんなイメージが好きでなかったから……
そんな訳で、この一本だけの映画として見たのだが、想像通りの究極のおとぎ話。
大財閥の御曹司・道明寺司(松本潤)と超庶民の牧野つくし(井上真央)の結婚をめぐる騒動が、あり得ない話の展開を見せるのだが、最後までストレートに愛を貫き、その愛を手に入れる為に身体を張る、そんな若造に好感を覚えた。
2時間が短く感じた、楽しめたことは間違いない。