曲に関する質問


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CDを買う前にラフマニノフの曲を聴いてみたいのですが。
「ピアノ協奏曲第2番」をいろいろ聴いてみたいのですが。
組曲第1番 「幻想的絵画」Op.5のオススメの演奏は?
「ピアノ協奏曲第3番Op.30」 第1楽章のカデンツァについて。カデンツァにオリジナルとか、種類とかってあるんですか?
交響曲第2番」のカットって何のことでしょう。

「交響的舞曲」の、ロシア版?フツーの版?ってなんでしょう!

「交響曲第二番」の第3楽章のメロディーが使われている曲があるらしいのですが、どなたかタイトルと歌手名をご存知でしょうか?洋楽で女性ボーカルだということだけはわかってます。 
パガニーニの主題による狂詩曲を勉強しているのですが、CDの解説や伝記でこの曲を使っているバレエがあるということを知りました。ラフマニノフがこのバレエに関しての構想などを詳細に述べている資料などをご存知ないでしょうか?またバレエの映像などをどこかで見ることはできないでしょうか? 


CDを買う前にラフマニノフの曲をちょっと聴いてみたい!
このページに、MIDIのコーナーがあります♪ぜひここで聴いてみてくださいね。ただ、本物の演奏のほうがやっぱり迫力があります(^^;;


ピアノ協奏曲第2番をいろいろ聴いてみたいのですが。
ピアノ協奏曲第2番を収録しているCDは本当にたくさんあります。たくさんありすぎて、どれから聴いたらいいのか迷ってしまうほどです。
そういうときは、「ラフマニノフ―ピアノ協奏曲第2番にみる同曲異演の愉しみ」門田 純さん 著(芸術現代社)の本を読んでみるのがオススメです。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を徹底聴き比べ、ラフマニノフの自演やルービンシュタインはもちろん、ギーゼキング、リヒテルなどの巨匠級ピアニストからキーシンなどの現代ピアニストまで、100人の演奏を比較する本です。ますますこの曲が大好きになってしまうこと間違いなし!です。amazon.comでも買うことができます。

著者の方から当サイトの掲示板にもコメントをいただいております。
〜以前から進めていたラフマニノフの本がまもなく出版される運びになりました。原稿を書き始めてはや4年の月日がたっていることに改めて驚きを覚えます。今になると自分でも良くこんなに書いたなと自分自身が信じられない気持ちもありますが、とにかく出版の運びにようやくたどり着いた安堵感でいっぱいです。本を書き始めた時冗談でこの文章が本になったらさぞ嬉しい気持ちや信じられないほどの達成感があるんだろうなぁ、と思っていましたが今完成の運びを迎える心境は、意外にも達成感よりも、ようやく!、との安堵感が心の大半を占めているように思います。思い起こせば今年の一月に出版社の方との話し合いを幸運にも持てて、さらにその機会に在京のラフマニアンの多くの方々と面識を持つ事が出来て、さらに原稿に目を通して戴いて様々な観点からのご助言を戴けたことを思い起こすと、本当にこの本が出るまでに色々な方のお世話になったなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。本当にお世話になった皆様有難うございました!〜

組曲第1番 「幻想的絵画」Op.5のオススメの演奏は?

組曲第1番「幻想的絵画」いいですねぇ?。私も好きですよ。私がはじめて聴いたのは、以前お話したアルゲリッチ、ラビノヴィッチ盤ですね。その頃は、1番のほうがいい!と言っていたのですが、その後聴き返しているうちに、2番のほうも好きになっちゃって、今はどっちかっと言うと2番になるのかなぁって思ってます(笑)勿論!1番も素晴らしい!ですね★☆[ふらいでー・まいるすさん]

組曲1番、いいですね!(^_^) 私は「20世紀」のブルック&タイマノフ、DANTEから出ているヴロンスキィ&バービンの演奏が、個人的には大のお気に入りです♪[ひろのふさん]

いいですね、組曲1番。2番よりも個人的には好きです。特にバルカローレと涙。うるうるしてしまいます。心に染みます。 ぼくのお気に入りは、ヒロノフさんもご指摘のブルック&タイマノフ、そしてオグドン&ルーカスです。[かとちぇんこさん]

組曲第一番,第二番,シンフォニックダンス...と2つのピアノのための作品は大好きなのですが,組曲第二番のJ. Ogdonの演奏には,とても衝撃を受けました.30日というか31日未明にかけて,J. Ogdonの70年代のCDを聞いていました.Ogdonは,素敵なピアニストでありながら,精神的理由からピアノが弾けなくなったそうです. そして,やっと精神的に立ち直ってラフマニノフの組曲に夫婦で挑戦しました.とても,素晴らしい演奏でした.でも,皮肉にも復活のその演奏が最期となりました.ラフマニノフはご存知の通り,一時,精神的にすごく落ち込んで大変な時期がありました.その苦しみから立ち直ったOgdonの素敵な演奏は,最高だと思います。残念ながら,その新しいCDは,貸し出して帰ってこなくなってしまいました.古い演奏の方は,29日に山野楽器で手に入れました.この演奏もすばらしいのですが,復活後の演奏CDをどうしても聞き直したいと思っています.東芝EMIだったと思います.[Shigeoさん]

デュオ・ヴロンスキー&バービン、最高です。「晴れやかな祭日」以外は、ギーンズブルク&ゴリジェンウェイゼルのまさに音画的な演奏も素晴らしいです。とくに「夜…愛…」のナイチンゲールのさえずり。[CBPさん]

Ogdonのホームページがありました.リンクのところに入れておきました.オグドン基金ということですが,未だ,オグドンのことを詳しく書いてあるという感じではありませんでした.ということで,オグドンのレコーディングのことまではわかりませんでした.掲示板かどこかにもオグドン&ルーカスの演奏を好きだと書いている人(カトチェンコさん)がいて,嬉しく思いました.オグドンは,アシュケナージととっても関係が深い人で,確か,同じチャイコフスキーコンクールでアシュケナージと共に世界に名が知られるようになったと思います.基金の呼びかけ人の一人は,もちろんアシュケナージです.一度,ホームページに行ってみて下さい.
http://www.johnlant.demon.co.uk/ogdon/index.html
[Shigeo さん]

>Shigeoさん
はじめまして。オグドンのことをお書きになっていたので、ついつい(^_^;)
ぼくの聴いているのは72年録音のEMIのほうだったのですが、新録もぜひ聴いてみたいけれど、なかなか見つからないのです。オグドン&ルーカスには2台版の前奏曲作品3-2を弾いた演奏もあると聞いているのですが…。う?ん、聴きたい!それでも、旧録でも、その後のブランクの間、献身的な介護でオグドンを支えた妻ブレンダ・ルーカスとの2台ピアノ演奏は、なんとも言えない味わいがあります。それから、「20世紀の偉大なるピアニスト」シリーズで発売された「オグドン1」「オグドン2」に収録されたラフマニノフの第2ソナタや音の絵も大好きな演奏です。もっと評価されてもいい演奏家と思います。[かとちぇんこさん]

>かとちぇんこさん
オグドンとルーカスの新しい名盤も確か,東芝EMIだったと思います.ちゃんと日本語で出ていましたので,いつでも買えるからと思って,精神的に落ち込んでいる人にこの曲を聴いたら良いとあげたら,なんと手に入らないのです.オグドンとルーカスの演奏を聴いて泣いてしまったのです.たかが,CD演奏で泣くなんてなどと自分でも思うのですが,泣いてしまったので....オグドンとルーカスの傷つきやすいまでのやさしく透き通った美しい愛情が見えてきそうなのです.こんなショックな体験は私には無かったので....ついついオグドン&ルーカスの名前を見て感激しました.この曲,他の演奏もCDで聞いたことがあります.ラフマニノフは大好きですから....でも,オグドンとルーカスのような感動的な演奏は私は知りません.死の直前の名演奏を是非是非手に入れたいと思っていますが,残念ながらできていません.私が現在持っているのも72年の2枚組の英語版のCDです.つい,最近買ったものです.
[Shigeoさん]


ピアノ協奏曲第3番Op.30 第1楽章のカデンツァについて。
カデンツァにオリジナルとか、種類とかってあるんですか?
うむ、あれも一部誤った情報があるので、近いうちに最新情報を提供したいとは思ってます。(^_^;)
御質問のカデンツァの件、
それぞれ自演・・・9:07〜10:22(オリジナル版)
ヘルフゴット・・・10:52〜13:18(OSSIA版)
のピアノ・ソロの部分ですね。
これについては、私自身「大体10、11分頃開始」と思っており、今回の時間情報も慌てて調べた次第です。(^^ゞ

このカデンツァをあらためておさらいすると、楽譜上は2種類しかありません。
オリジナルは、スケルツォ風のもの。
OSSIAは、厚みのある和音中心のものです。
OSSIAは、通常易しくアレンジしたものとして作曲者が用意しているものを指しますが、この曲で御大は難しいOSSIAを残しました。さらに細かく分類すると、実際には以下の録音が存在します。
@オリジナル
AOSSIA
B基本的にはオリジナルだが、後半の上昇部の最後の2小節がカットされている
C基本的にはOSSIAだが、後半の上昇部の最後の2小節がカットされている
D基本的にはオリジナルだが、OSSIA部分と連結後の5、6小節目の左手の処理で、進行順序を入れ替えている(?)ような部 分があり、かつ、2小節カットも行っている。
EオリジナルとOSSIAをミックスさせた、ピアニストの自作

<代表例>
@アシュケナージ/フィストラーリ、アルゲリッチ/シャイー、etc.
Aアシュケナージ/ハイティンク、ブロンフマン/サロネン、etc.
B御大自演、フェルツマン/メータ、etc.
Cクライバーン/コンドラシン、etc.
Dホロヴィッツの全録音、ジャニス/ドラティ、etc.
Eワッツ/小澤征爾、ポンティ/ベイセル(恐らく2種類しかない)

ちなみにホロヴィッツは、OSSIAを弾かなかった理由として、こう述べています。
「もうひとつのカデンツァは、それ自体に終結感があるんだ。(中略)彼(=御大)自身が弾かなかったのだから、私も弾かない」
(グレン・プラスキン著「ホロヴィッツ」より)また、あれほどカットを嫌った御大が、なぜかカットしているというのも不思議な話ですね。

ここの部分だけでも、実に奥が深いのですヨ。(?o?)[ヒロノフさん]


OSSIA(上の質問に対する答えをご参照ください)のレコードで自作自演盤と同じ位のテンポで演奏しているお奨めのアルバムを教えてください。ヘルフゴット氏のもあれはあれでいいとは思うのですが....。どなたかご教示下さい!それではお願いします![tama さん]
>tamaさん
うむ。大分御質問が込み入ってきましたね(笑)。テンポ設定はカデンツァ部分のみで、ということでしょうか?
自演はオリジナルなので、これと同じテンポでossiaってのはチョット難しいと思いますが、ossiaカデンツァのテンポ設定で
「これはたまげた!」と思ったのは、前にも書いたディミトリ・スゴロスの15歳での録音。
(ROYAL CLASSICS ROY6459)(←海外廉価盤で比較的入手は容易)
圧倒的なスピード感がカデンツァを征しています。この録音、1楽章をossia版(カット無し)で16:19で演奏する
のは脅威的なことです。普通の録音ならばカット無しで17分はかかっていますので。。。

また、「自演を意識した」という観点で言えば、カデンツァはオリジナルですが、文句無くコチシュの演奏をお奨めします。
これは所有の中でも5指に入る名演で、どこのお店でも大抵売ってますし、あまねく聴いていただきたい演奏ですね。
全体を通して、これほどの速いテンポ設定で、しかも完全全曲版なのは称賛に値すると思います。
(演奏の素晴らしさは言うまでもありません)

それから、うっかりしてたのですが、アビー・サイモン/スラトキン盤のカデンツァ演奏は、ホロヴィッツと同じと思ってましたが、
最後の2小節カットが無いので、別のパターンがもう1種類あるということになります。
(う?む、まだまだ修行が足りない・・・(^_^;))
[ヒロノフ さん]


交響曲第2番のカットって何のことでしょう。
交響曲第2番のカットの詳細を載せています。ぜひここをお読みになってくださいね!


交響的舞曲の、ロシア版?フツーの版?ってなんでしょう!初めて聞きました!教えてください! [ふらいでー・まいるすさん]
旧ソ連の国立音楽出版所から出版された交響的舞曲の楽譜は、基本的には通常版と変わらないのですが、第1曲の有名なサックス・ソロの部分について、サックス無しで演奏する場合の代用楽器が小さな音符で書かれているのです。これはラフマニノフが自筆譜に「良いサックス奏者が見つからない場合にはこうしろ」と書き込んでいるのに従っているそうです。あくまでも緊急策ですので、これを「ロシア版」と呼んで良いのかどうかわかりませんが、これ以外に交響的舞曲の版はないはずなので、ロジェヴェン/読響の「ロシア版」とは、このサックス無ヴァージョンではないかと思われます。あくまでも推測ですが。 [CBPさん]


交響曲第二番の第3楽章のメロディーが使われている曲があるらしいのですが、どなたかタイトルと歌手名をご存知でしょうか?洋楽で女性ボーカルだということだけはわかってます。[たかさん]
オリジナルはエリックカルメンの「恋にノー・タッチ(Never Gonna Fall in Love Again)」だと思います。カヴァーしてるのはTONY BURROWS、SOONといるようですが、聴いたことがないのでわかりません…。しかも女性なんですよね?
エリックはピアノ協奏曲第2番をベースにした「All by Myself」もあるみたいです。でもこちらも実際に聴いたことはないです…。
[つづみさん]


パガニーニの主題による狂詩曲」を勉強しているのですが、CDの解説や伝記でこの曲を使っているバレエがあるということを知りました。ラフマニノフがこのバレエに関しての構想などを詳細に述べている資料などをご存知ないでしょうか?またバレエの映像などをどこかで見ることはできないでしょうか?[なかのさん]

「パガニーニの主題による狂詩曲」のバレエですが、1980年の英エリザベス皇太后80歳御誕生日記念ガラコンサートで初演された作品があるようです。このときの演奏は、ミハイル・バリシニコフとレスリー・コリアーによるものでした。このバレエができたのが1980年ということなので、ラフマニノフがこのバレエについて触れているものはないかな、と思います。
また、映像も以下の情報を見つけましたので、掲載してさせていただきました。
『ラプソディ』K-BALLET COMPANY 
発売元 TBS 
販売元 ポニーキャニオン 
¥8,190(本体価格¥7,800) 2005年8月25日発売