Oranges and lemons

Bull's eyes targets,
Say the bells of St'Marg'ret's.

Brickbats and tiles,
Say the bells of St'Giles.

Oranges and lemons,
Say the bells of St'Clement's.

You owe me five farthings,
Say the bells of St'Martin's

When will you pay me?
Say the bells of Old Bailey.

When I grow rich,
Say the bells of Shoreditch.

When will that be?
Say the bells of Stepney.

I'm sure don't no,
Say the great bell at Bow.

Here comes a candle to light you to bed,
Here comes a chopper to chop off your head.



まとのまんなか おうしのめだま
セント・マーガレットのかねはいう

れんがのかけらとタイルをいくつか
セント・ジャイルズのかねはいう

オレンジとレモン
セント・クレメントのかねはいう

おまえにゃ5ファージングのかしがある
セント・マーティンのかねはいう

いつになったらかえすかね?
オールド・ベイリーのかねはいう

おかねもちになってから
ショアディッチのかねはいう

それはいったいいつのこと?
ステプニーのかねはいう

わたしにゃけんとうもつかないね
バウのおおきなかねはいう

さあろうそくだ ベッドにつれてくぞ
さあまさかりだ くびちょんぎるぞ



なぜだか大好きな歌です。
音楽は「オレンジとレモン」のところから始まっています。そして最後の後に"chop chop chop…"と続くのです。
この詩がなぜイギリスで人気かというと、歌詞に出てくる鐘の名前が、すべてロンドンもしくは近郊のものだからです。
さまざまなバージョンがあり、多いものでは14もの鐘が出てくるとか。
イギリスの人にはすごくなじみの深い歌なのでしょうね。
必ず最後が韻を踏んでいて、詩としてもきれいだと思います。
ちなみにファージングとは、古い貨幣単位で、1ペニーの4分の1だそうです。
これは子供の遊びうたになります。遊び方は…
二人が両手を合わせてアーチを作り、他の子供達がその下をくぐる。
そして最後の"chop off your head"のところでアーチを下ろし、捕まえる。
このあとオレンジ組とレモン組に分かれて綱引きをして勝敗を決めるのだそうです。
首切りのところでアーチを下ろすなんて、何だかいかにもイギリスらしい(笑
「エロイカ」の我らが伯爵も、この遊びをしたのでしょうか…?
そしてジョージ・オーウェルの「1984年」を読まれた方は、
この歌が古きよき時代の象徴として用いられているのを御存知でしょう。

文献初出は不明ですが、1744年頃になるそうです。


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