2−B 強酸化水とはどんな水か

強電解水生成の原理は、すでに家庭用に普及しているアルカリイオン生成器とほぼ同じであるが、強い特性があり、ほとんど人畜無害であるが飲料には適さない。小川氏によれば、強電解水のp.H2.5は濃度100ppmの塩素と同じで、濃度の塩酸だと大腸菌やサノレモネラ菌を完全に死滅させるのには24時間かかる。しかし、強酸化水はほぼ瞬時に確実に殺菌する効果をもっている。(図8参照)また、この濃度の塩素では散布によって枯死し、人体にかかれば危険である。しかし、強酸化水ではそのような心配はなく、強還元水との交互散布により障害が全く起らない。これは強酸化水が病原菌を酸で焼き殺すのではなく、病原菌の細胞から電子を奪うことによって、その細胞膜に穴を開けたり、生命活動を錯乱して死滅させるためである。(小川氏)(図 9.10参照)強酸化水の武器はこのように電気力による物理的殺菌なので、化学農薬で心配される病原菌の薬剤耐性も生じない。わずかに塩素を含むために強酸化水の連続散布では葉に酸焼け等の障害が発生するので、強還元水との交互敢布なら何度でも続けて使うことができる。


     (図 8)「強酸化水の殺菌作用」


       
           (図 9)「強酸化水と病原菌」 



 (図 10)「強酸化水による病原菌の形態変化」


  
 (病原菌は、細胞内から水素イオンを外に出したり、細胞外から水素イオン取り入れたりして、そのエネルギーで常に動いている。これをプロトン運動という。  細菌類は、回遊魚のように常に動いていて、停止すなはち、動かないことは「死」を意味するのである。(相澤愼一著より)強酸化水は化学的殺菌のように  病原菌を酸で焼き殺すのでなく、病原菌の細胞から電子(水素イオン)を奪うことによって、その細胞膜に穴を開けたり、生命活動を錯乱して死滅させるとい  う物理的殺菌のためである。 (図10)の大腸菌とカンジタ菌の左は強酸化水を入れる前で正常な細胞の顕微鏡写真で、右は強酸化水の物理的殺菌で瞬  時に死滅した顕微鏡写真で、組織が破壊された様子がよく分かる。)

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