経済と環境の関係を考える

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本ページは『ゲームで分かる!環境のこと!(エコロジー的経済ゲームによる社会と 環境の関係の考察)』(新潮社図書編集室)をもとに環境と経済の関係を考察するものです。


初めに

現代社会においては経済成長が欠かせません。政治の目的が経済成長であるかのように思われるほど、現代社会は経済成長を重視しています。これは経済が成長すれば皆で分け合うパイそのものが大きくなり、パイをうまく分配すれば、皆が勝者になり皆がより幸福になる、という考え方によるものです。
ここでふと疑問に思うことがあります。特に産業革命以降の劇的な経済成長は、一度しか使うことのできない石油などの使い捨ての資源に大きく依存していましたが、この先、資源が枯渇したら経済成長は止まるのでしょうか。
それとも、石油などの資源を使わない持続可能な新しい経済成長が始まるのでしょうか。
その時、新しい経済成長は今までの経済成長とは何か違うのでしょうか。
それは資本主義とは全く別の形態なのでしょうか。
限りない経済成長は、地球環境を悪化させないのでしょうか。各国の合意形成や科学の力によって、経済成長と環境の保全は両立可能なのでしょうか。
経済学の一分野であるゲーム理論や実験経済学を土台にして、社会と環境の関係を明らかにすることが目的です。
結論の一つとして、まずイノベーションを以下の5種に大別すべきと考えています。
A人間の労働力を増大させるイノベーション
B自然界の生産分解機能を増大させるイノベーション
C商品の省資源化のイノベーション
D情報交換の円滑化のイノベーション
E新商品の開発のイノベーション
そして、国の現状に応じてどのイノベーションに大きなインセンティブを与えるのかを変更していく、という政策提言をしています。
ご一読頂き、コメントを頂ければ幸いです。

目次

第一章 ミクロゲーム
1-1 ゲームの定式化
1-1-1 ゲームの基本的性格
1-1-2 ゲームの進行と行動
1-1-3 外界の機能と循環不良
1-1-4 役と得点表
1-1-5 役の生産とエネルギー
1-1-6 カード
1-1-7 笛と資源の枯渇
1-1-8 戦争
1-1-9 契約
1-1-10 倫理目的・法律
1-2 定式化されたゲームにおける戦略
1-2-1 飢餓と戦争に対する戦略
1-2-2 倫理目的と再分配
1-2-3 循環不良と環境問題
1-2-4 リサイクル
1-2-5 笛に対する戦略
1-2-6 価値について
1-2-7 革新
1-2-8 失業
1-3 ミクロゲーム上の戦略から見る、現実世界における人間の行動指針
1-3-1 資源が枯渇した後の世界、そして成長と発展
1-3-2 環境問題とリサイクルの是非
1-3-3 戦争と経済成長
1-3-4 TPPと日本の現況


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1-1(ミクロゲームの定式化)へ
1-2(定式化されたゲームにおける戦略)へ
1-3(ミクロゲームの戦略から見る、現実世界における人間の行動指針)へ
終わりに 参考文献へ


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