亜楽(aracu)135JBテルさんSP.

BONBA DA AGUA に心を掴まれていた。

昨年12月彼の国で蝶の名を持つメーカーのジャークベイトに
閃くものがあって、その日のうちに本桐材を削り始めた。

いつも通り設計図も型紙も使わない。長さを決めたら後は、
材と相談しながら左右のバランスを一致させるように、後は
自分のイメージを重ねて削りだすだけ。

指の感覚って凄いと思う。

夏に作ったアカメスペシャル118のブランクス。ふと思い立って
2つ割にした際、両面テープを剥がしたものを、100分の1gまで計測
できる量りに乗せて驚いた。その誤差0.02g…まぐれか?
そう思ってもう1つのブランクスを2つに割って乗せると小型の
ミノーとはいえその誤差0.01g。左右バランスには常々気を配って
いるつもりだが、予想以上に人間の手と眼の精度ってやつはすごい。

ボディを削りだしながら、内部構造とウェイト配置を構想する。
下地作りを終え、浮力に合わせたワイヤーとウェイト、そして
タングステンのラトルを組み込んだ。

外装はピアウ(アマゾンだとアラクー)と呼ばれる魚の若魚
をイメージし(ルアーのフォルムは別)繊細な仕上がりよりも
とにかく耐久性。そしてきらめきを失わせない耐光性を追求した。
結果無骨な見た目となってしまったが、多くの牙に負けない為
にはまだまだ物足りないかも知れない。ただ、とりあえずそこらの
メーターシイラごときではビクともしない程度の強度は与えた。


フックハンガー&ラインアイは1mm鋼線の貫通ワイヤー(軟線の1.2mmぐらいの強度?)ST66-#1 シングルフックはスーパークエ22号(w

デッドスローでは殆ど潜らず水面に引き波
ミディアムスピードでウォブンロールしながら50cmほど潜る
しかし、このルアーはただ巻きでの使用は想定していない。

ジャークでパタパタっと泳いだ後にフラフラッっと”よろめく”

連続トゥイッチでイレギュラーにダートしてその後に”よろめく”

サブサーフェイス〜水面直下。使い手を選ぶが心配は無用だろう。
わかって使えば魚の本能直撃のアクションが出せる。そんなルアー。

名前はモチーフにしたaracu(アラクー)にちなんで亜楽と決めた。
(亜細亜の亜、亜米利加の亜、そして亜馬森の亜…楽みだ)