078:鬼ごっこ (白←K)



「キッド…」
許しを請うように呼ばれるのが堪らない。
俺を捕まえようって必死に追い掛けて来た筈の男を組み敷いて暗がりで口付ける。
「今日も私の勝ちのようですね。白馬探偵?」
結果に期待しているから爪が甘くなるんだよ。
「ああ。それとも手心を加えていただいていましたか?…貴方も、このひと時を愉しみにしていただいているなら喜ばしいですね」
表情歪める気配と同時に反論もしないで顔を逸らす。
悔しいんだろ、お坊ちゃん?
「反応、していますよ」
「……ッ…!貴方も、でしょう?」
密着させた尻を揺らしてやれば息を詰めて、それでもやっとコッチへ意識を向けてくる。
「今から始めることを思えば当然の反応だと思いますが?」
「や…め………」
「止めますか?」
やめらんねークセに。
表向きはバカ丁寧に訊いてやるけどベルト外すのもジッパー下ろすのも、まきつく全部を引き下ろすのも止めたりしない。
空気に触れたらまた一段と…
「この状態で止めては、お辛いでしょう?」
「すぐに治まります」
ホント、始める前の口は強情だな。
「こちらの方が楽になりますよ」
マントを敷かないように一度宙に舞わせて、体の位置をずらす。
ほら、もう触れてなくても逃げようともしない。
満足するまで何回だって飲んでやるから、今日もさっさと落ちて来い。
「今宵も貴方を…沢山味わせて?」




2012.09.09
ちょっと衝動に勝てなくて、それでも一応手加減しようと思っていたのに
気が付いたら半端なくエロい事になりそうだったので
慌てて半端な状態で終わらせてみました(>△<;)
ちゅーかアタシのKID…何でこんなにエロ好きなの……