寿庵皆男氏がDuaneの命日に購入したBurstをご紹介します。寿庵氏の執筆です。

<特集No.7 1959年製Lespaul 通称:Burst>

2年前のDuaneの命日に購入した57GTと入れ替わりに、今年の命日(30 回忌)にやって来た '59年製のSunburstレスポール。
ゴールドトップフェチの私としては一体GOLDTOPとどう違うのか興味津々と いったところですが、とりあえずの感想は角度によってフレイムが違うので色んな表 情が楽しめるという視覚的な点と、禁句では有りますが音が違うという点でしょうか。

写真集

左:1959年製Lespaul sunburst 右:1999年製Historic Aged
'59のこの雰囲気、なんか記憶にあると思ったら、かつて所有していた'99Agedに似ています。 というかそれだけ'99Agedが良く出来ているということですね。
(マウスを左の画像の上に持っていくと裏側が見れます。)
ネック裏は結構フェードしていますがボディバック自体はチェリーレッドが残っています。



アップで見ると判るように結構メラメラという感じのフレイムが出ています。 ピックアップはフロントがゼブラ、リアがダブルホワイツです。 このルックスも好きですがカバーを元通り付ける積りです。
ピックガードを外すと元の赤色が残っています。



PUカバーを付けるとこうなりました。



斜めから見ると違った印象になります。


内部画像


PUキャビティーの中を'57年製のGOLDTOPとの比較してみます。どちらもリア・ ピックアップのシールド線がギリギリですね。



フロントPUキャビティです。右の'57年製と違い、キャビティー内にガイド穴がありません。



リアPUキャビティです。中に40年前?からの埃が残ってました。



コントロールキャビティーの中です。バーストの方はスイッチ用のシールド線のみ 白いビニール被膜の物に交換されています。 CRL製のPOTの裏にはやはりヤスリで 削ったような跡があります。99年製ヒストリックから再現されたレッド・フィラーが良く判ります。



ビグスビーの跡が埋められています。ボディトップに2個、ボディエンド側に3個 のネジ穴が確認できます。
この頃のABR-1はブラス駒脱落防止用のワイヤーが付いて いないので、実用を考えお手製で細い針金で駒を括っています。



数値データ一覧表
比較項目
1957年製
1957年製
1959年製
1993年製
historic
1958年製
平均(注2)
1959年製
平均(注2)
1960年製
平均(注2)
Serial No
7 xxxx
7 33xx
9 09xx
7 32xx
ナット幅(a)
43.8
43.5
43.1
42.8
43.0
43.0
42.9
ネック付け根(b)
55.1
55.0
56.0
54.6
54.7
55.1
54.5
ヘッド厚 トップ(c)
15.2
14.8
14.6
14.8
14.7
14.9
14.8
ヘッド厚 ボトム(d)
16.4
14.8
15.6
15.2
15.8
15.8
16.0
ネック厚 1fret(e)
23.9
22.6
22.6
23.0
22.9
22.3
21.1
ネック厚 11fret(f)
24.6
24.2
25.2
25.9
25.1
24.5
22.7
ボディ厚 ネック(g)
50.8
51.9
51.5
51.8
49.8
50.1
50.9
ボディ厚 エンド(h)
48.4
48.2
48.7
50.2
47.8
47.9
48.2
重量(グラム)
4460
3955
3930
4035
4108.7
3869.8
4009.0
PU抵抗値kΩ(Front)
8.1
8.0
8.1
8.0(注1)
****
****
****
PU抵抗値kΩ(Rear)
7.9
7.25
8.0
8.2(注1)
****
****
****

注1)'93年製historicのPUは#PAF(Front)&PAF(Rear)に交換してあります。純正の'57クラシックは 前後とも8.5kΩです。

注2)1958年製、1959年製、1960年製の平均値は「The Beauty Of The 'Burst」リットーミュージック刊の巻末データを参考に算出しました。