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今月の特集はGibson Les Paul Duane Allman Signature Modelです。彼が使ったLesPaulは57年のゴールドトップをはじめ数本あるようですが、その中でも本器の元となったLes Paulは最も有名で、濃いダークサンバーストにカモメが羽を広げた様なフレイムがクッキリと浮かび上がるかなりレアな特徴を持っています。恐らく1971年初頭に手に入れ同年10月29日に亡くなるまで寵愛した最後のメインギターだったということもあり、DuaneのSignature Modelとして相応しいギターだと思います。30年来のDuaneファンである私は、Duane生誕55周年ということで55本限定とされたこのSignature Modelの発売を楽しみにしていましたが、漸く発売された2003年6月に幸運にも3番というローシリアルの個体を入手することが出来ました。 早いもので入手して既に1年半が過ぎ55本の販売も漸く完了したということで、福山の伏魔殿に私の3番を持ち込み有瓶平和さんの51番、DR.GENさんの4番の3本を並べてみました。それに加えUMAさんの35番と弐岩販売員の手下さんが最近入手されたパイロットラン6番の画像を送っていただき一緒に比較してみました。 上の画像は伏魔殿で佇む左から4番、3番、51番です。 尚、パイロットランは55本の販売完了後に日本に数本が入ってきているようです。 |
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本器の特徴は前述した点以外にDuaneの没後に行われたヘッド折れ補修の際に濃く塗られたヘッド裏、ボディバックのフレットによるDUANEの文字などが挙げられます。 上はそのリペアの際に撮影されたと思われる本物の画像ですが、ボディバックのフレットがDuane所有時からのものだったのかこのリペアの際に施されたのかどうかは分かりません。 |

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本器では上記の特徴を完璧に再現していますが、例によってそれぞれ傷の入れ具合が微妙に違うのがご愛嬌です。 ヘッドは傷以外にもGIBSONロゴの黄ばみ具合、Les paulのシルクスクリーンの剥げ具合にも結構差があります。ペグは本物同様グローバー102N、弦の巻き方まで本人同様にされる徹底した拘り振りには頭が下がります。 |




| ヘッド裏は濃く塗装されD ALLMANの文字と二桁のシリアルがイエロースタンプで入れられており、パイロットランは手書きでシリアルが入れられています。 |
| プロトタイプでは再現されていたネック裏の傷は初期生産物では忘れていたのか入っていませんでしたが、その後は入れられたようです。 |




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画像では判り辛い程度の差なのですがボディの縁の剥げ具合も違います。上左から3番、4番、中左から35番、51番。 一番下のパイロットラン6番はかなりのハードエイジドになっています。パイロットランは剥げ具合が激しく、この6番以外にも2本のパイロットランを見ましたが全てDUANEフレットの中にゴルフボール大のバックルウェアが施され縁も木部まで削れる位に景気良く剥げていました。 |




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上左から3番、4番、中左から35番、51番、下がパイロットラン6番。 キャビティ内部は03ヒストリックと同様でPOTは50年代CRLのようなへそ無しのCTSになり、キャパシターは復刻バンブルビーが付いています。 |


| ゲイリーロッシントンLes paulはバーストバッカー2&3でしたが、本器は1&2という組み合わせ。スイッチノブは本物同様白いタイプが付いています。上左から3番、51番、下段がパイロットラン6番です。51番のピックアップキャビティには何故かテープが貼ってあります。下はパイロットラン6番ですが日光を浴びてグッと浮き出たフレイムが美しいですね。 |




| 弦の通し方はお約束。一本一本微妙にカラーやフレイムが違いますがどれも良く雰囲気が出ています。上左から3番、4番。中左から35番、51番。下がパイロットラン6番。 本来は35番のようにストラップピン部に大きなワッシャーが付いています。 |
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今回5本のDuane Allman Signature Modelを並べてみましたが、一本一本にDuaneのオーラが感じられ今にもHot 'Lantaが聴こえてきそうです。こうしてギブソン社から長年の憧れだったDuane Allmanのシグネチャーモデルが発売されるなんてまさしく夢のようで、ギブソン社に心から感謝するとともに今後も更なるピンポイント爆撃を期待しています。
Special thanks to : DR.GENさん、有瓶平和さん、UMAさん、弐岩販売員の手下さん |