細菌性赤痢の症状や治療について

こんな症状、思い当たる原因
赤痢になった時の治療法や回復へ向けて
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赤痢とは

赤痢には二種類あります。「細菌性赤痢」と「アメーバ赤痢
症状はほとんど同じですが、細菌性赤痢よりアメーバ赤痢のほうが重症化します。
症状が同じなので見た目で判断が付きません。そこで検便検査で判別します。便中に赤痢アメーバという原虫を見ることが出来れば「アメーバ赤痢」、赤痢菌が見られたら「細菌性赤痢」と診断されます。

感染症予防法では、「細菌性赤痢を二類感染症」「アメーバ赤痢を五類感染症」に分類し、人への感染が疑われる期間は入院しての治療が必要とされています。

細菌性赤痢の症状

赤痢菌が感染して発病するまでの潜伏期間は、およそ二日から五日です。
初めは、体がだるかったり、食欲が無かったり、寒気がしたり、発熱があったり。発熱と同時かそれよりも遅れて、腹痛と下痢がはじまります。

細菌性赤痢に発病してからは、下腹部が痛くなり、便意をもよおした時などに特に痛みを感じます。
下痢は、最初は普通の下痢便ですが、やがて粘性をもった白いゼリー状のものに変わっていきます。細菌性赤痢の症状が進行していくと、血便や膿も混じるようになります。
下痢は一日数回の時もありますが、細菌性赤痢が進行し重症化すると一日十数回になる時もあります。一日十数回の下痢になると、最後のほうは便意はあるが何も出ず、トイレから帰ってきてもまた行きたくなる。出たのか出てないのかよくわからないというような状態になります。

最近では、細菌性赤痢の症状がかなり軽く、発熱しても気づかない、下痢も一日三回程度の軟便、血便や腹痛もない軽症赤痢が見られるようになりました。ただし、このような軽症赤痢でも他人への感染力に変わりはないので、早期発見、早期治療が欠かせません。軽症赤痢の患者から重症赤痢の患者が生まれたなんてことになったら大事です。少しでも細菌性赤痢の症状に当てはまるなと思ったら、まよわず医療機関を受診することをお勧めします。特に海外旅行、東南アジアへ旅行した後の下痢などは注意が必要です。

細菌性赤痢の体験談

ある朝

海外旅行のある日の朝、ベッドでゴロゴロしているとなんだかダルイ。疲れかな?などと思いながらベッドで寝ていると、なんとなく体が熱くなってきました。
おでこに手をやると、熱くなってまして、発熱があるようです。
解熱剤を飲んでベッドで安静にしていると、昼過ぎには発熱も治まりケロッとしたもんです。あの発熱はなんだったんだ???

今日は一日安静にしていようと思い、ベッドでゴロゴロしたり、本を読んだりしていると、やってきました。例のアレ・・・下痢が・・・。
突然の下痢に少しだけおもらしをしてしまいました。幸い裸になってトイレにかけこんだもんですから、床は汚れましたが、パンツはセーフ。
トイレを終え、さぁ~~~床掃除だ。と床に目をやると・・・なんじゃこれ???ゼリーじゃん。そこには透明のゼリーがあります。これが俺のウンチか???
これは、まずいと医者を呼び、説明すると即入院

入院生活

とりあえず点滴を打ってもらい、検便検査をすると、「アメーバ赤痢」と判明。
アメーバ赤痢の薬を処方してもらいましたところ、速攻で治りました。入院期間二日ほどで退院とスピード完治。薬の効き目はすごいな~~~と思ってましたが、どうも薬が強すぎたようで副作用か?お腹の調子がよくない。なんだかモヤモヤする感じ。

退院後

フラジール「flagyl」
フラジールとカブリル、アメーバ赤痢に処方されたお薬。
は、アメーバ赤痢に処方されるお薬で抗原虫剤の一種でして、かなり副作用がきついようです。ガブリル「GABBRYL」は、細菌性赤痢に処方されるお薬で、アミノグリコシド系抗生物質です。

タニチザン「HEXER」
アメーバ赤痢のお薬が強かったので胃腸薬も出してもらいました
は、アメーバ赤痢などのお薬から胃腸を守るために処方されるお薬です。

お薬を飲めば軽く二日三日で治る病気のようです。が、医者の説明がイマイチ分かりにくかったのとお腹の調子がいっこうによくならないので、他の病院で診てもらいました。ここは日本人看護師さんが常駐しているところでして、話を聞き、前の病院からカルテを取り寄せたりして判明したのは、「細菌性赤痢」ということ。
お薬も副作用のきつい「フラジール」の服用をやめ、「ガブリル」だけでいい事が分かりました。
話を聞くと、赤痢が見つかった場合は、アメーバ赤痢のお薬を出すそうです。そのほうが確実だからのようですが、日本だったら考えられないです。ここはインドネシアのバリ島だから問題ないのでしょうね。
話を聞くと、「赤痢」は体が疲れていたり体力の低下した時などに罹りやすいそうです。東南アジアでは要注意だそうで、初めて知りました。日本とは違う環境下での無理は禁物です。

原因を考えてみる

さて、「細菌性赤痢」になった原因ですが、よくよく考えてみると、友人も下痢と発熱を訴えていました。その友人とは、二日前に一緒に食事をしました。あのレストランが媒介源か???
さらに考えてみると、そのレストランで貝を食べました。正確には食わされました。僕も友人も衛生的にやばそうなレストランでは貝系は食べないのですが、ご一緒した人たちに貝を勧められて泣く泣く食し、食した瞬間「これヤバイな~~~」と思ったわけです。友人にそのことを話すと「確かにアレはヤバかった」とのこと。
あのレストランが原因だと思うが、僕と友人以外は、なんの症状も出ていない。まぁ、現地に住んでいる人たちだから耐性菌でも持ってるのだろう。ただ、貝がヤバいかどうかは判別できない。ただ、海外の不衛生なレストランでの貝類の食事は、これからは断固拒否していきます。
せっかくの海外旅行、台無しにしないためにも自分の体調管理には万全の姿勢で臨むようにしてください。

後日談

海外旅行から帰ってきて二日目。
突然の腹痛と下痢が襲ってきた。病院で検査をしたが、原因は特定されず。大雑把に「感染性胃腸炎」と診断された。
細菌性赤痢と感染性胃腸炎の因果関係はわからないが、何かしら関係があったに違いない。ただ単に体が弱っていただけ?のような気もしないではないが。

治療方法

投薬治療です。これしかありません。
赤痢になったら、排泄物がゼリー状になります。そうなったら、速やかに病院で診断してもらいましょう。そして、お薬を処方してもらいましょう。

薬には、いろいろな種類があります。病院によって扱っている薬に違いはありますが、効き目はほとんど一緒です。
そして、薬の飲み方は医者の言うとおりに行い、最後まで飲みます。赤痢は、確実に治療しておかないと自分にとっても問題ですし、他人にも迷惑をかけてしまう可能性のある病気です。病気の根を断つためにも完治が大事です。

納豆パワー

納豆菌は赤痢菌に勝つようです。
納豆パワー恐るべし。納豆菌は、稲わらなどに生息しています。野生の菌です。

沸騰したお湯に入れても死なない。冷凍しても死なない。かなり強い菌です。強い菌でありながら、人体には多大な貢献をしてくれる有用菌で、腸の中に入れば善玉菌として活躍してくれます。そして、赤痢菌にも負けない勝ってしまう「ありがた~い菌」なのです。


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