毒性比較:酒とコーヒー


お酒とコーヒー、あとはお茶辺りが、一般によく飲まれるかと思います。
どれを好むかは人によるでしょう。
…が、お酒にはアルコール、コーヒーにはカフェインが含まれています。
アルコールもカフェインも、分類上は毒に当たるわけで。
というわけで、どっちの方が体に悪いか比較してみようかと。

「そんなの結果見えてるでしょ」とか言うなかれ。
…ソレを言われると今回の雑学終わっちゃいます(謎)


まずはコーヒー・カフェインの毒性から。
カフェインの半数致死量は約200mgで、一般的な成人の場合、10〜12g以上が危険になります。
10gくらいすぐ摂れそうに思うかもしれませんけど、
コーヒー1杯当たりに含まれるカフェインの量は約100mg。
半数致死量に達するには一気に100杯近く飲む必要が。
…別にコーヒーでなくても、100杯も飲んだら普通の水でも危険ですケド。
  半数致死量:
  危険度の目安です。複数のラットにこれだけ投与すると、そのうちの半分が死ぬくらいの値。
  致死量よりは低めになります。数値は1kg当たりの値。
  「成人」は体重60kg前後で試算してます。目安程度に。



一方、お酒に含まれるのはアルコール…厳密にはエチルアルコールです。
エチルアルコール自体の毒性は非常に弱く、
半数致死量は8000mg。成人なら500gほど摂取すれば危険になりますけど、
純度100%のアルコールでも飲まない限り大丈夫でしょう。

ただ、お酒の場合は単純にアルコールの毒性が問題なわけではなく、
体内でアルコールがアセトアルデヒドに変化するのが問題なわけで。
アセトアルデヒドも、しばらくすれば無害な酢酸に変化するんですけど、
こうした変化を起こす酵素が多いか少ないかで、お酒に強いかどうかが決まります。
細かい事は知っている人も多いでしょうから省略(謎)

さて。
アセトアルデヒドの毒性はというと、半数致死量300mg。
成人に換算すると18〜20gくらいになります。
…実はカフェインの方が毒性強い事に。
意外な事実。ホントはコーヒーの方が体に悪かった!




………そんなわけないです(謎)
そもそも1杯当たりに含まれる量が全然違うわけで。
お酒に弱い人だと、日本酒7合くらいで半数致死量に達します。
日本人の場合、下戸は全体の約40%、
ついでに言うと10%くらいの人は全く飲めないそうですから、
お酒を飲む時は気をつけましょう。


蛇足。
カフェインにも中毒症状はあるそうです。
毎日5杯以上飲んでいると中毒になる可能性があるとか。
当然個人差はあるでしょうから、参考程度に。
ともあれ、何にしてもほどほどにっていう話。
お酒もコーヒーも、適量なら良薬ですしね。


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