ガラス交換編

 

先日、無謀にも100気圧の水圧実験で圧壊しつつも浸水を防ぎ、

異常なまでの防水性能を証明したこちらのGショック。

ただ単に破壊してヒーハーするのはアメリカの低所得層の馬鹿なおっさん(レッドネック)or

凶暴なアメリカの田舎のガンマニアのおっさん(ミリシア)と同レベル。

 

日本人ということで、

こちらのガラ箱から発掘した小汚い白いGショック、DW-003からパーツ移植して修理してみます。

Gショック好きが高じ、買い集めてはベゼル交換したりしてカスタム化している方に

倣って中身の交換して遊んで見ます。

 

壊れたこちらのDW9500とDW003は裏蓋形状が同じで、

中のモジュールも見た目はおなじですが、

ケース形状がベゼルの形状と合わせて設計されていますので、

ただ単にボタン類を交換してベゼルの載せ替えは出来ません。

先ずは分解して9500のケースに003のモジュールを載せてみますと丁度同じです。

 

コスト削減の為に共通部品は色々とありますので、

根幹部分は同じモジュールだったりしますが、

大体ケースのデザインに合わせてガラスの印刷パターンや飾りパネルの形状が違います。

あまりの汚さにモザイク処理を施してありますw

 

モジュールをそのまま載せ換えしましても、

インダイアルの文字類はガラスに印刷されておりますので

液晶表示と飾りパネルがずれて見栄えが悪いです。

ので、時計用の圧入器でガラスを裏から押し出します。

 

印刷された文字盤が剥がれない様に薄い紙を敷いてから押し出します。

樹脂製ケースに樹脂パッキンを装着してガラスを圧入してあります。

意外と簡単に押し出せます。

ケース側の受けに両面テープを使い密着させている簡素な作りですが、

樹脂ケースだけではガラスとの密着度が弱く、水圧には弱いですので、

ケースにステンレス板が溶着?埋め込まれており、

ガラスとの密着度を上げる様に設計されています。

残った両面テープはアセトン(マニュキュア落とし)等で綺麗にします。

普段は全く気がつかない様な所にも耐久性の設計がされているのは流石ですね。

両者のガラスを外してから気が付いたのですが、

サイズが違う。。。。

 

同じサイズでしたらメーカーの防水性は期待できますが、

今回はサイズ違いなのであまり期待は出来ません。。。

んが、003のガラスの樹脂パッキンを外した状態で、

9500のケースに合わせてみますと圧入器で押し込むぐらいで丁度のサイズです。

一回り小さい9500のガラスはスカスカで003ケースには装着出来ませんでした。

 

9500のケース側のガラス受けのテープの残滓を綺麗にしてから、

世界最強の日本のボンドメーカー、スリーボンドから最近発売されました、

Dr.スリーボンドで目止めします。

非常に使い勝手がいいのですが、残念ながら何故か日本では発売されておらず、

スリーボンド・シンガポール社扱いで海外で販売されています。

日本で買いたいんですけど、

同様なエポキシ系ボンドをご存知の方おりましたらご連絡ください。

 

こちらのボンドは今までの2液性エポキシ系ボンドと違いまして1液性。

無色透明で経年変化による変色も無く、柔軟性がありますので時計のガラス固定に最適です。

Gショックですと接着面は塗装で隠れますので、

無ければ2液性エポキシボンドでもOK。

瞬間接着剤とセメダインはダメです。

ケースに少し多めに塗布してからガラスを樹脂コマを使った圧入器で押し込みます。

半乾き状態ではみ出たボンドを剥がして乾燥させます。

爪楊枝で軽く引っ掻くだけで余分なボンドはボロボロと剥がれます。

 

あとは折角ですのでELライトスイッチも交換します。

 

飾りパネルのシルバー色が反射するのが嫌いなので、

コレをエアブラシで塗装します。

完成です。

全く違和感無くモジュールとガラス交換が出来ました。

工具を揃えるとガラスも交換できますので更に分解改造の選択肢が広がります。

この辺の魔改造がお手軽なのもGショックの魅力ですね。

 

 

んが、

 

良い子の皆は真似して親から買って貰った時計は分解しないように!

 

 

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