1000m防水実験編

 

 

Gショックネタを更新していなかったので、

防水性の実験である。

 

言わずもがな丈夫で衝撃に強い時計と言えばGショック。

世界中の都市部であればどこでも買えるぐらいにメジャーな時計です。

 

以前はメイドインジャパンがメインでしたが、現在は海外モデルはタイでの生産がメインのようです。

価格も発展途上国の中産階級の方の年頃の息子に買い与えるぐらいにお安くなっており、

世界中に浸透するに従い世界中の出来損ないのバカ息子や、

駄目ないい歳の大人が、

”ビルの上から投げても壊れなーい!イエーイ! ヒーハーヒーハ〜!カンダリーニ!タコースタコ〜ス”

などと、Youtubeにアップしたりしてます。

日本のチビッコ向け雑誌の企画で3階から落っことして実験するも子供の域を脱せず。

まるでGSXR1300Rの雑誌のインプレで"200キロでた〜"というぐらいにヌルいです。

 

単細胞な思考上の実験では日本人の成年として恥ずかしいですので、

もう少しマニアックに"Gショックって水深何メートルぐらいで壊れちゃうの?実験"です。

 

傍から見たらどっちも変わらないよね!

 

さて、フロッグマンなんかですと200メートル防水が保証されていますが、

フツーのGショックはどれぐらいの防水性能があるのかと、

先ずはガラ箱で電池を消費するだけの古いGショックで防水試験。

使用する100気圧(1000m静止状態)が上限の防水試験器を使用。

詳細はこちらをどうぞ。

全くメンテナンスもされておらず、

パッキン類も十数年前から交換されていない状態の物を、

いきなり20気圧(水深200m静止状態)に加圧。

試験器に水をなみなみと静かに注ぎ、気泡が無いように注意します。

蓋を閉めると中の余分な水が噴き出します。

ホースを取り付け、静かに加圧して行きます。

20気圧まで加圧し、加圧後10分で取り出します。

加圧時間は短いですが、メーカー保証以上の水圧が掛かっているのでヨシとします。

取り出してみると。。。

以外と浸水していない!

おお、流石は日本のメーカーの設計。大したもんですね。

次に、いつ何所で入手したか思い出せないDW9500シリーズ。

パッキン類の交換、シリコングリスも使わ無い状態で電池交換のみ。

先ずはいきなり水深500mの50気圧まで加圧…

40気圧を越えた辺りでグワシャと何かが圧壊する音が…

と、50気圧で10分ぐらい放置してから減圧。

取り出して見ますと…

浸水はしていないようですが、中の液晶パネルが水圧で変形したケースに押されて割れています。

ガラスは丈夫で全く異常はありません。

遂に上限の100気圧(1000m静止状態)まで加圧します。

1平方㎝辺りに100キロの押す力が掛かりますので、

こちらの防水試験器に防爆用のネジを装着、フル防備仕様にして実験です。

加圧ポンプは60気圧を越えた辺りから腕の力では加圧出来ず、

全体重を載せて加圧します。

と、60気圧を越えた辺りで更に何かが圧壊する音がしました。

気合で100気圧を越えたところで、水圧逆流防止弁を閉じて30分ほど放置します。

減圧バルブを開き、防爆用ネジを外し、ホースをレンチで外し、蓋を開けると…

液晶パネルが粉々に砕けてますがガラスには一切の異常は有りません。

ガラスがパネルを押して割れたのかな?と裏を見ると…

 

極厚のステンレス製の裏蓋が変形して潰れてますww

恐るべし!水深1000m!!

んが、驚いた事に時計内部には浸水した様子はありませんでした。

 

水分をエアブローで切り、ベゼル類を外して浸水したか見て見ます。

100気圧ですと裏蓋は潰れ、電池まで歪んでいますが、

内部には水が入った形跡はありません。

樹脂で出来た時計ではありますが、柔軟性がありますので歪んでも浸水しない様子。

設計とプラスチック樹脂の射出成型技術、パッキン類の精度が抜かり無く作られているお陰ですね。

プッシャーのパッキン、テンションスプリングなぞもしっかり設計されてます。

オメガのスピードマスターの3倍以上は丈夫に作られていますw

 

因みに見えない所にもしっかり衝撃吸収設計が施してあり、

液晶パネルはケース側のゴムバンパーで守られてはいますが、

流石に裏蓋が潰れる様な大きい力が掛かりますと勝てません。

 

結論!Gショックは1000m沈めても浸水しないが、

400mぐらいで中身が壊れる!

 

裏蓋が更に丈夫なフロッグマン辺りだと1000mクリア出来るかも知れません。

チャレンジして見たい方は送ってください。

返却は致しませんw

 

 

 

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