Counter番目のご来訪ありがとうございます
ゲストブックに書込み 過去の書込みを見る

Fitの燃費に満足していますか? ・・・2003.4.8/No.34に結論追記しました。

思いたったが吉日生活。
1.3L しかもオートマチックでリッター23km おどろきの低燃費。
秘密は、ツインプラグの新開発 i-DSI エンジン。
出かけるたびに給油する面倒とも、もうさよならです。


こんな上機嫌なうたい文句にそそられて、Fit に乗り換えてみたが・・・。
1ヶ月点検まで4回の給油実績で、1363km走行、平均10.3km/L
トヨタカリーナ1800Dエクストラ(H1年式)13年間の実績に届かない。これはおかしい。
私はこの疑問を、本田技研工業「お客様相談センター」へ投げかけてみた。

このサイトは、HONDAとのやり取りの中で、素人なりに真剣に
燃費を考察したレポートであり、解決し切れていない私の疑問にたいする答えを、世の専門家諸兄にご教示いただく手段として開設したものです。(最終的な疑問点はNo.25参照) 決してHONDAやFit を中傷する事が目的ではない事をお断りしておきます。 よってゲストブックへの書込みも、この主旨に反するものは予告なく削除いたします。
また、販売店の工場長さんをはじめ、白子技術センターの皆様には誠意を持って対応いただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。

目次:タイトル文字をクリックするとそれぞれのNoの記事へジャンプします。
      目次へ戻るには、ブラウザの【戻る】ボタンか、文末に設置してある「目次に戻る」をクリックして下さい。

1
専門家の方々へ
18
計測結果をまとめ、販売店を通じHONDAへ提示
2
Fit オーナーの方々へ
19
販売店の反応
3
納車から1ヶ月点検までの燃費実績
20
HONDAの反応
4
同上補足@〜C
21
本田技研サービス部技術者へ再検討要請
5
1ヶ月点検結果
22
2度目の走行テスト
6
お客様相談センターへ
23
白子技術センターでの走行テスト
7
お客様相談センターからの初回回答
24
計測結果の解説及び40km/h定速走行結果
8
販売店から
25
カタログデータに偽り無し、しかし疑問は残った
9
燃費計/販売店での計測
26
論理的なデータはどこに?
10
燃費計/走行テストの要請
27
Fit の癖
11
燃費計バッテリー切れ、15h充電
28
Fit の驚くべき実績
12
いよいよ計測/まずは計画ありき
29
高速道での燃費
13
計測結果/アイドリングでの消費量
30
チャンピオンデータ
14
計測結果/20km/h定速走行
31
その後の市街地走行の燃費
15
計測結果/30km/h定速走行
32
今後の予定
16
計測結果/40km/h定速走行
33
最後に
17
計測結果/エアコンによるロス
34
結論 2003.4.8

  物損事故の賠償請求基準「原状回復理論」と「レッドブック」事例の紹介

管理の都合上、サーバーを移転しました。


1 本田技研工業ならびに他自動車メーカー他の専門家の方々へ
このレポートを読んで私の疑問に対する答え或いは思い違いや間違いをご指摘いただける方は、ゲストブックを通じて是非論理的な解説と裏づけのあるデータの公開をお願いいたします。
また、メーカーの立場で、60km/h定地走行データ等、一般ユーザーでも再現可能な走行条件によるデータがありましたら、是非ご公表をお願いします。 目次へ戻る

2 Fit オーナーの方々へ
このレポートを読んで、同じような疑問を感じている方は、是非 Fit 標準装備の燃費計を活用して、データを採ってみてください。データ採集の際は、以下のレポートを参考に、再現性のある計測方法を工夫してみて下さい。「こう言う計測方法のほうがより再現性がある」と言うご提案も歓迎します。目次へ戻る

3  
月日
給油
走行距離
燃費
 
@
2001/8/21
37.0L
330.0km
8.9km/L

関越東松山〜練馬往復1回、アイドリング1時間

A

2001/9/5

35.0L
321.5km
9.2km/L
1往復6〜10kmの市街地走行のみ
B

2001/9/9

28.8L
372.2km
12.9km/L
東北縦貫佐野〜村田経由仙台まで
C
2001/9/10
31.3L
339.4km
10.8km/L
東北縦貫白石〜佐野経由埼玉県の自宅まで
 
平均燃費
132.1L
1363.1km
10.3km/L
目次へ戻る

4

上表は、納車から1ヶ月点検までの実績である。
FIT/LA−GD1/タイプW/5ドア/1300cc/サテンシルバーメタリック。
オプション/AW・NAVI/2001.8.11納車/契約から僅か9日のスピード納車であった。
※AW装着車の10・15モードカタログ値は22.5km/Lである。

   
@ 初回給油時の8.9km/Lは、NAVI設定に1時間もアイドリングしっ放しだったので仕方ないかと思ったが、今改めて考えると、1時間のアイドリングだけでそんなに落ちるのもおかしい。アイドリングの1時間を走っていたと仮定し、30kmを走行距離に加算して試算しても、9.7km/Lにしかならない。
   
A 自宅と最寄のJR駅往復&買い物主体の、いわゆる市街地走行のみだが、Fit に乗り換える前のトヨタカリーナとの比較で、最も変化を期待するデータでも有った。
カリーナ1800SDエクストラ/AT/AW装着/10モード燃費:11.6km/L、60km/h定地走行燃費:22.0km/Lのカタログ値であったが、13年間の実績で、2桁を下回った事は滅多になかった。
高速走行が主体のロングドライブでは、10モードのカタログ値を超える13〜15km/Lは安定して走った。
   
B
C
最もがっかりしたのは、BとCの仙台往復の結果である。 高速を走ってもわずか12.9km/L、10.8km/Lはどう考えてもおかしい。 カリーナ時代の実績に、はるかに劣る。
目次へ戻る
5 2001.9.10/1ヶ月点検。
重点的な点検をお願いしたが、結果は「電子制御なので調整するところはありません。
電子制御系には異常はありませんでした」「半年、5000kmくらい走ると良くなってきます」と、整備士の弁。

6 2001.9.11/HONDAのサイトを検索し、お客様相談センターへ、この問題を提起した。
迅速な対応を…との文言が目に入ったので、さぞかしと期待したものの1週間を過ぎても音沙汰なし。
18日に督促のメールを入れたが、ようやくお客様相談室の責任者から連絡が入ったのは9月20日であった。
 
目次へ戻る
7 電話での回答では「燃費は、さまざまな走行条件や、お客様の運転方法によっても左右されますから」との事。左右されると言うことは、右もあれば左も有るということだ。
「燃費計を装着して、正確なデータをとって見たい」との事で、その燃費計が手配できるまで待っ
た。
   
8 責任者氏からの連絡後、販売店の工場長が訪ねて来られ、販売店でも独自に燃費計を手配し、出来るだけ早く調査を開始したいとの前向きなお話があった。
素人の私は、「燃費計」なる物を装着すれば、たちどころに良し悪しが判明するものと期待した。
 
目次へ戻る
9

2001.10.22〜26/ようやく燃費計なるものが手配でき、1週間販売店に私のFit を預けることになった。
この時、どのような調査を行うのか、事前に確認をすればと、後悔先に立たず。
世界のHONDAが、1週間もかけて調査するのだからと、何の疑いも持たなかった。
そして、10月26日(金)夕刻、燃費計をつけたまま車が帰ってきた。

   
10 私にも、独自に走行テストしてデータをとって欲しいとの事なので、燃費計の操作方法を教わった。
最後に走行距離を手入力してくださいと言われ、私は少なからずがっかりした。
燃料消費量はもちろん、走行速度、走行距離、回転数、アイドリング時間等、すべて自動で記録・計算されるような計測器を想像していたのである。
 
目次へ戻る
11 27日、データをとり始めたが、プリンターの調子がおかしい。
29日に販売店へ行ったところ、バッテリー切れであった。充電器を借りて15時間充電。
   
12 30日(火いよいよデータをとることにした。充電中にいろいろ考えた。
「燃費は、さまざまな走行条件に左右される」のだから、可能な限り再現性のあるデータをとろう。
理想は、60km/h定地走行であったが、一般道では無理な話。
20km/h、30km/h、40km/hを狙って、コースを探した。
同じコースを、エアコン無しで計測後、エアコンONでも計測し、比較できるようにした。
もちろんアクセルワークもおとなしく。余計な荷物は全て降ろした。
アイドリング時の燃料消費量も、1分・2分・3分、それぞれエアコン有り無しで、計6通り計測した。
素人なりに精一杯再現性の有るデータのとり方を工夫した。
結果は、下表(1)〜(8)の通りである。あらかじめ、10・15モードを、机上で試算もして見た。
結果は、別表A
11分弱の走行時間のうち、3分がアイドリング、平均車速は23.6km/h、走行距離約4.2km 目次へ戻る

13

(1)・(2)は、アイドリングのみの燃料消費量である。1分、2分、3分の3通りで計測した。
エアコン使用でほぼ2倍の消費量となっている。(1)(2)(3)・・・(8)は、計測の順番通りに掲載した。


   
条件
1分
2分
3分
(1)
アイドリングのみ
0.006L
0.011L
0.017L
(2)
アイドリング+エアコン
0.013L
0.022L
0.029L
 
エアコン有り/無し
216.7%
200.0%
170.6%

14

(3)・(4)は、比較的広い駐車場を大きく旋廻しながら、ブレーキは使わずアクセルワークのみで車速20km/hの一定速度を保って計測した結果である。
20km/hを超えないように意識した結果、平均車速は、15.1/12.3と下回った。
km/Lが外付け、km/L(トリップ)がFit備え付け燃費計の結果である。
エアコン使用時の落ち方が予想以上であった。
当日は晴天、気温は平年並みであったと思う。
午前中だったが、車内は次第に暑くなり、エアコンは25℃設定で、冷房が働いていた。 


   
条件
走行距離
燃料消費量
km/L
km/L(トリップ)
計測時間
平均車速
(3)
車速20km
0.6km
0.032L
18.7
18.1
2'23"
15.1km/h
(4)
車速20km+エアコン

0.6km

0.051L
11.7
12.8
2'55"
12.3km/h
 
エアコン有り/無し
 
159.4%
62.6%
70.7%
 
目次へ戻る

15 (5)・(6)も、(3)・(4)同様、駐車場での計測結果である。30km/hを超えないように意識した事と、駐車場での30km/hがかなり暴走に感じたためか、実際の平均車速は、21.2/23.1とかなり下回った。
エアコンによるロスが、(3)・(4)より改善している。この理由は後述する。

   
条件
走行距離
燃料消費量
km/L
km/L(トリップ)
計測時間
平均車速
(5)
車速30km
1.0km
0.054L
18.5
19.9
2'49"
21.2km/h
(6)
車速30km+エアコン

1.0km

0.061L
14.7
15.1
2'20"
23.1km/h
 
エアコン有り/無し
 
113.0%
79.5%
75.9%
 
目次へ戻る

16 (7)・(8)は、JR線沿いの農道での計測結果である。
脇道から車や自転車が進入したためにブレーキを掛けざるを得なかったり、車速が40km/hを下回った時のデータは捨てた。あくまでも、進路に邪魔が入らず、40km/h以上をキープし、ブレーキも使わずに走行できた中でのチャンピオンデータである。 それでも燃費計が計算した平均車速は、38.0/35.3km/hであった。
燃費は、エアコン無しでようやく22.5km/Lが出た。
しかし、40km/h定速走行でようやくこの数値と言うことは、10・15モード走行で23.0km/L(15インチAW装着車は22.5)が達成できる訳がない。

   
条件
走行距離
燃料消費量
km/L
km/L(トリップ)
計測時間
平均車速
(7)
車速40〜50km
1.3km
0.060L
21.6
22.5
2'02"
38.0
(8)
同上+エアコン

1.4km

0.070L
20.0
21.0
2'22"
35.3
 
エアコン有り/無し
 
116.7%
92.6%
93.3%
 
目次へ戻る

17 エアコンによるロスは、当初車内温度と設定温度に差がある時は、コンプレッサーによるエンジンへの負担が大きいが、室温がコントロールされてくるとコンプレッサーも始終働かないため、大きな差とはならないことがわかった。 最初に計測したアイドリング(1)・(2)の差がやはり1番大きいが、(7)・(8)車速40〜50km/hでの差は、10%未満である。 HONDAも声高にエアコンによるロスを説得材料にしてきたが、データによる解説は聞かせてもらえていない。

因みに、
2001.10.22〜26まで私の車を預かった販売店でも、販売店周辺の一般道でエアコン有り無しのデータを採っていたが、残念ながらその他の走行条件についてなんら論理的で再現性の取れる測定はしていなかった。 データ採集に関して、HONDAから販売店に適切な指示もなかったようだ。

18

私は、テスト結果をまとめて提示するとともに、HONDAからの納得のゆく説明を要求した。
1.(7)の定速走行でも10・15モードカタログ値を超えられないのは何故か?
2.私のFitはやはりどこかおかしいのではないか?他のFitはどうなのか?
3.上記2点の疑問を、HONDAのデータを基に説明して欲しい。

  可能ならHONDAのテストコースで計測し、HONDAのデータと比較検証して欲しい。
  (メーカーには膨大なテストデータがあるはずである) 目次へ戻る


19 販売店の工場長さんからは、制御コンピューターの交換、エンジンオイル、タイヤ窒素パージによる改善の提案があった。

20 11月9日に、本田技研サービス部から、2名の技術者が調査と説明に来るとの連絡が入った
比較のためのFITに乗って来ると言う。何をしたいのか意図がつかめなかったため、どのような調査を行うのか、書面での提案をお願いした。これを見てまたがっかりした。なんら私の疑問に答える調査内容ではない。くどいようだが、データをとる時は、客観的で再現性の有る条件設定が出来なければ意味は無い。比較の1台も、どのような素性の車なのか分からない。この車と比較してどう言う結果を予想しているのか?同じ結果が出たら、私のFITが格別問題では無いと言いたいのか。私は逆だ。同じ結果が出たら、この1台も私のFIT同様、問題があるのではないか? 23km/Lと言う数字は、60km定地走行のデータではない。10・15モードの国土交通省審査値のはずだ。審査値が実際の道路走行ではないとしても、40〜50km/h定速走行の結果が23km/Lを上回れないのは、どう考えてもおかしい。と私は思う。
データも持ってくるらしいと言うのでとにかく会ってみた。  目次へ戻る

21 2名の技術者は、FIT/12台の試乗モニターデータを見せてくれた。3ヶ月で1万kmを目標にHONDAの社員が走って得たデータだと言う。平均値が13.5km/L、上限20km/L、下限は7km/L台があり、棒グラフになっていた。3ヶ月1万kmは、1日あたり110kmである。この距離を通勤だけでクリヤーする人はそう多くないと思う。距離を稼ぐために、かなり精力的に走り回ったことが予想される。北海道から九州まで、全国各地のHONDA社員によるモニター結果との事である。この結果を、HONDA自身はどう評価しているのだろうか。当然、過去に開発した幾多の車種も同様なモニターのデータがあるだろう。他にも、新車開発にかかわるデータは、多種多様な膨大なデータがあるはずである。それらと比較して、このモニターの結果はどうなのか。
「ああ、やはり燃費は水物だな…。」なんて言ってはいないと思いたい。こんなものだと満足している筈がない。HONDA自身が、おかしいと感じている筈である。こんなものだと自信を持って言えるなら、モニター結果を公表すべきだ。平均値の13.5km/Lの車は、どの地域をどんな走り方をしたのか。上限値20km/L、下限値7km/L台の車は、どうだったのか。実用的にはこんなものですと、正直にデータを示して欲しい。私は、10・15モード23km/Lが真実なら、普通に乗って16.0km/L位でないとおかしいと思う。カリーナとの比較においてである。
私はあらためてHONDAの2名の技術者に、私が採ったデータについてのHONDAの見解と、疑問点に関する回答を求めた。  目次へ戻る

22 12月10日、販売店の工場長より連絡が入った。
12月21日に白子技術センターのシャーシダイナモ上で10・15モードデータを採るため、前日セッティングを行いたいとの事であった。お客様相談センターの責任者氏に、提示している疑問点に関する回答もいただけるのかと確認したところ、「現地で技術者が対応する。一般ユーザーの平均値14.4km/Lと言うデータも出ているので、それについても説明したい。」との話。HONDAは、記録に残る文書での回答を避けているようだったが、白子技術センターは当然一般人は立ち入り禁止。その場所で立会いテストを実施したいと言うのがHONDAの誠意であるとは受け取れた。

23

21日、販売店の工場長さん、営業マン氏と共に、本田技研工業轄驪ハ県和光市白子技術センターへ出向いた。
下表は、シャーシダイナモ上で10・15モード走行テストを3回実施した結果(@AB)である。
車はシャーシダイナモのローラー上に4輪がセッティングされ、飛び出さないように前後の床からワイヤーで固定されている。
車からパソコンに何本かの計測用ケーブルが接続され、車のコントロール状態が、プログラムに連動したモニター画面にも軌跡で描かれて行く。運転席に乗った技術者は、モニター画面を見ながら、10・15モードのプログラムカーブに沿うようアクセル&ブレーキをコントロールしてゆく。完全なトレースは出来ていなかったが、大きな狂いもなく許容できる範囲であった。  目次へ戻る


   
10モード/1
10モード/2
10モード/3
15モード
10・15モード
@
15
17
18
30
21
A
16
19
17
32
23
B
17
19
18
32
24

24 記録紙は、その場でさらっと見せてくれただけなので、数値は記憶したものである。
小数点以下の数値もあり、多少の違いはあると思うが、大差はないはずだ。

一見して驚いたのは、15モードの燃費の高さである。
停車アイドリングが2度組み込まれている10モードパターンと、加減速はあるが停車しない15モードパターンでは、明らかな差が生じることが確認できた。
15モードで30km/Lのデータが出るなら、当然定速走行ならさらに良いデータが出るはず。

40km/hなら定速走行のデータ採取が可能との事なので、テストをお願いした。
計測時間は10モードと同等の約2分との事。

  結果は、予想通り、驚異の40km/L。 目次へ戻る

25

私の Fit は、少なくともカタログデータ的には問題がないことが証明された。
しかし、もうひとつの疑問は解けない。

シャーシダイナモ上で、40km/h定速走行リッター40km走る車が、一般道での計測で半分近くの22.5km/Lしか出ないのはなぜなのか?
サービス部技術主任氏は、「空気抵抗、タイヤの摩擦抵抗によるロスが考えられる」と話しはじめたが、「研究所にはデータがあるかもしれないが、我々も見せてもらえないし、この差の理由は答えられない。営業所等から137台分の実績データが集まっているが、走行条件はまちまちで、平均燃費14.5km/Lという数値が出ている。これがフィットの実力だとしか言えない。」と、残念そうに語った。
この疑問点に対する答えが欲しい。皆さんもそうは思いませんか?


26 これはHONDAに限らないのかもしれないが、開発・研究部門或いは品質管理部門にはこの差を説明する論理的なデータがあるはずである。そして日夜この差を埋めるための努力も続けているはずである。 それは一般ユーザーに示すことの出来ないタブーな領域なのか?それともどこかに公表されているのを私が知らないだけなのか? 目次へ戻る

27 疑問は解消してはいないが、幾つかのテストとそのデータを見つめているうちに、Fit の癖らしいものはつかめてきた。 23.0km/Lを超えるデータは無理だが、10モードの17〜19km/Lくらいは上回れそうだ。

28 2002.1.8/私の Fit が驚くべきデータを記録した。
この日、秩父武甲温泉に3人乗車で出掛けた。アップダウンも多い国道140号線を、往復100kmほど走って、燃費計が示した数値はなんと19.6km/Lであった。アイドリングストップはしていない。エアコンも使用した。 平日だったので、信号待ちも少なく、60〜70km/h程度の定速で走れたからだと思う。 目次へ戻る

29 しかし、フィットはなぜ高速道では燃費が伸びなかったのか?
そのなぞを解くため、正月明けの関越道で、幾つかのデータ採集を試みた。
やはり3人乗車で、各速度とも約3km走行の結果である。走行速度は速度計の狙いの数値である。

Fit には、燃費計という便利な計測器が標準装備されている。これは有効に使える。

   
走行速度
速度振れ幅
回転数
燃費計
@
70km/h
(60〜80)
1800rpm
26.8km/L
A
90km/h
(80〜90)
2000rpm
20.2km/L
B
100km/h
(90〜100)
2100rpm
18.7km/L
C
120km/h
(110〜120)
2500rpm
17.5km/L

30 @の70km/hでは、これまでの最高の26.8km/Lが出た。
しかし、10・15モードのカタログデータを上回ったのはこの速度だけで、回転数が2000rpmを超える90km/h以上になるとどんどん落ちてくる。
120km/hを超えても音は静かでストレスは感じないが、1300ccゆえのパワーの限界か。
はっきりした記憶ではないが、カリーナは130km/hでも2000rpm程度だったような気がする。 目次へ戻る

31

一方、市街地走行の燃費は、走行距離5,000kmを超えても相変わらず向上せず満足できる値ではない。
往復6km程度の細切れな使い方では、9〜12km/Lというところである。
特に、エアコンをつけて冷えた頃には目的地到着、そんな使い方が一番よくない。(当たり前すぎるが)
カリーナは同じような使い方をしても滅多に2桁を下回る事はなかったが、どうも Fit は市街地と高速走行が苦手なようだ。
そして残念な事は、出かけるたびに給油する面倒と、いまだにさよならできない事である。


32 販売店の工場長さんには、本田技研との間に立って、ことのほかご苦労いただきました。
営業のYさん、退社されたとのご挨拶いただきましたが、その後お元気ですか。
新婚旅行のお土産ありがとうございました。


今後の予定だが、セラモパワーと言う燃費向上グッツを試してみようと思っている。
熱意と関心が冷めていなければ、その結果もこのサイトで公表したい。 目次へ戻る

33 最後に
H11年度まで、燃費は10モードと60km/h定地走行の2本立て表記であった。

60km/h定地走行燃費は最も効率が良い時(?)の言わば目標燃費。
10モードは所謂市街地走行の実用燃費。条件次第では、実績が10モードを上回る事はざらであった。
どう言う事情で10・15モードに1本化されたのか知らないが、以前の2本立ての方が、本来の燃費性能が理解しやすいのではないか。燃費計の装備が標準になれば、素人でも、再現性のある定速走行でのデータ検証が容易になる。燃費のランキングを公開するサイトもある。数が集まれば、実績と言う意味での参考にはなるかもしれないが、
どんなに多数のサンプルを集めても、走行条件が特定できないデータでは、順位をつける事自体が無意味に思える。

34

結論
Honda Fit Magazineというサイトに、プロドライバー国沢光宏氏が、1週間まるまる試乗して得た実燃費を発表した記事が掲載されていると言う報告を、「ZONさん」からの掲示板投稿で知った。
要約すると、ピストンエンジンの車は暖まるまで濃い燃料を噴くので、1kmから2km位のチョイ乗りの繰り返しでは、どんなテクニックを使っても燃費が伸びないんだそうです。 詳細は、以下のサイトを読んで下さい。
http://www.honda.co.jp/carmagazine/Fit/vol02/nenpi/index.html

国沢光宏氏の試乗レポートは、私が検証をした上で到達した結論と同様の結果だ。
10・15モード燃費は30分以上暖機運転後のもので、「暖まるまでは安定しない」とは言っていたが、「暖まるまで濃い目の燃料を噴く」とは、ホンダ関係者から一言も聞けなかった。 国沢光宏氏が言うように、それがピストンエンジンの宿命なら、当然データの裏付けがあるはずで、暖機運転後のデータと比較できるはずである。 FITのカタログデータに嘘はない。私もそう言う結論を得た。しかし同時に、チョイ乗りと高速に弱いと言うのも私の結論だ。
駅までの送り迎え…フィットならこんな使われ方も多いハズ。そんな使われ方で発揮できない燃費の良さって、一体何だろうかと改めて考え、がっかりしてしまう。良い燃費を実現するために30分の暖機運転をするなんて本末転倒も甚だしい。
毎日の買い物や駅までの送迎でのチョイ乗りと、たまの高速という私の使い方に関する限り、カリーナ1800ccに間違いなく軍配が上がる。真の意味で燃料節約につながる車というのは、やはりやはりガソリンエンジンでは無理ということか。 セラモパワー等の燃費向上グッツを試してみようかと思ってそれきりになっていたが、熱が冷めた。これで最後になると思う。