NASA World Wind・Google Earthの旅・・・アメリカ合衆国の河川・湖・運河・水路水上交通
PETITE ANSE川 (BAYOU PETITE ANSE)デルカンブル運河 (DELCAMBRE CANAL)
 PETITE ANSE川 (BAYOU PETITE ANSE) ・ デルカンブル運河 (DELCAMBRE CANAL)
 PETITE ANSE川は、ルイジアナ州イベリア教区PEIGNEUR湖(右図No.6)の東を起点とし、エイブリー島(右図No.3)の西を流れメキシコ湾沿岸内水路西ルートと交差、エイブリー運河よりメキシコ湾の入江のバーミリオン湾に流れる河川です。
 PETITE ANSE川の上流は、PARC PERDU川(BAYOU PARC PERDU)です。PARC PERDU川の水は、ノリスブランチ運河(NORRIS BRANCH CANAL)を通してPEIGNEUR湖にも流れます。
 デルカンブル運河は別名カーリン川と呼ばれ、PEIGNEUR湖を水源としPETITE ANSE川と合流する(右図No.2)支流です。
 またPETITE ANSE川は、POUFETTE運河(POUFETTE CANAL)でカーリン川と結ばれています。流他の地域には、多くの水路・運河が通っています。
 輸送水路としては、メキシコ湾沿岸内水路西ルートとエイブリー島は7kmほど、PEIGNEUR湖は16kmほどの短い距離で結ばれています。
 およそ1790年頃、デルカンブル(右図No.5)にスペインの移民が定住し、地域は開けていきました。PETITE ANSE川、カーリン川は輸送に使われました。
 エイブリー島は、昔からアメリカインディアン岩塩を抽出していました。採れた塩は、中部テキサスアーカンソーオハイオなど遠くの他の種族と取引をしていました。
 ヨーロッパ人による岩塩の採掘、商業塩製造は、1791年から始まりました。1818年に土地を購入したニュージャージーの実業家は、岩塩採掘、商業塩製造、砂糖プランテーションの経営を行いました。
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 1868年には、マキルヘニーはマキルヘニー社を設立して、タバスコソースを製造し始めました。1894年にPEIGNEUR湖のジェファーソン島でも岩塩が発見され、岩塩の採掘が開始されました。
 カーリン川、PETITE ANSE川は輸送水路としての重要性が増加し、1906年に初めて浚渫が実施されデルカンブル運河と呼ばれるようになりました。1930年代に入りメキシコ湾の小エビ漁が始まり、デルカンブルは主要な漁港となり小エビ漁産業が発展しました。
 
1919年に艀輸送水路の沿岸内水路の建設が合衆国議会で承認され、陸軍工兵隊は建設を開始しました。ルイジアナ州からテキサス州へのメキシコ湾沿岸内水路西ルートは1934年に完成し、PETITE ANSE川、デルカンブル運河はメキシコ湾沿岸内水路西ルートに接続しました。PETITE ANSE川、デルカンブル運河は艀の輸送水路となり、エイブリー島も水路が浚渫され塩の出荷港になりました。また地域に石油、ガス田が発見され、輸送のための水路が浚渫されました。
 
1980年にPEIGNEUR湖で石油採掘のためボーリングが実施され、誤って湖底下の岩塩採掘坑の天井を突き抜けました。岩塩採掘坑にPEIGNEUR湖、デルカンブル運河の水が流れ込み、大きな渦の中に11艘の艀が飲み込まれました。内9艘は再び浮き上がりました。PEIGNEUR湖は淡水湖でしたが、岩塩層とつながったため塩水湖となりました。
 現在のPETITE ANSE川、デルカンブル運河は、メキシコ湾沿岸内水路西ルートに接続する艀の輸送水路です。デルカンブルの港は艀の港ですが、バーミリオン湾から17kmほど上流にあるメキシコ湾の小エビ漁の漁港でもあります。エイブリー島も塩の出荷港ですが、豊かな自然の観光地でもあります。
 旅のポイント
 旅は、メキシコ湾沿岸内水路西ルートよりPETITE ANSE川に入り(上図No.1)、PETITE ANSE川を上流に遡上しエイブリー島(上図No.3)へ、戻ってデルカンブル運河に入りPEIGNEUR湖(上図No.6)を目指します。
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 写真及び緯度、経度、撮影高度
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