装備品のメンテナンス!!
(シューズ、ウエア、グラブ等の布地で出来たもの)
*** シューズ編 ***


メンテナンスのページも基本的な部分は、結構書かせて頂きました。
これからも自分の愛車(98’HONDA CB1300SF)を中心に、気がついたところ等から
書いていきたいと思っています。

ところで、バイク(メカ)の関係は随分と書いてきましたが、バイクに乗る・・・
ましてやツーリングに行くとなると、バイクだけあれば良いってモンでは
ありませんね!?

やはりヘルメット、グラブ(手袋)から始まって、シューズ、ウエア、パンツ、
はたまたバッグやレインコート・・・もろもろ・・・

色々な装備品が必要、欲しくなってきます。
また、それらの装備品もバイク本体のように使う事によって痛んできますね!?

今回はそんな装備品のメンテナンスの内から、シューズをサンプルに
ちょこっとしたメンテナンスをご紹介致します。

このメンテナンスは布地素材装備の場合等に発生してくる、ほころびや糸切れ等の
メンテになります。

具体的に言うと、布地関係は糸で縫合されている事が多いですよね?
また、シューズやグラブのように中綿式になっている布地は
裁断によって中の綿の部分が表面切り口に露出している事が多く、
そこから中綿がほぐれて出てきたり、縫製の部分の糸が切れてプラプラして
来る事が多くありませんか?

気になって引っ張ってみたりすると、一挙に糸が抜けて縫い合わせ面が
離れたり、余計に酷い事になったりしません?(>_<)

また、中綿が出てる所は引っ張っても、更に出るだけで余計に汚く見える!

そんな部分の補修で、再縫合は糸で縫い縫いすればOKですが、
中途半端にプラプラしている部分とかは、厄介ですね!?

そこでこれからご紹介する、ハサミ(小さくて先が尖っている物をご用意ください。)
やライターを使って整える方法をご紹介致します。


  ↑ クシタニのライデイングブーツ!  オークションでゲットした中古品です(~_~;)

それなりに使用感があり、汚れも付いていたのでお風呂に入るときに一緒にはいってみました!(爆)

ガシャガシャとブラシで洗ったおかげで、チョッとは綺麗になりました\(^o^)/
その代わり、それぞれの縫い目の部分や裁縫箇所から糸が飛び出たり、綿くずのようなものが目立つようになりました。

1、マ ジックテープの糸くず取り

↑マジックテープの♂の方に良くつく”糸くず”、爪や指でつま んで取りますが、なかなかつかめないのと
テープの突起部分も一緒につまんだりして、厄介です。

このままでも十分に使えるのですが、黒地に白いゴミは、どうも目だってしまいいけませんね〜(;一_一)

そこで使うのが「先の尖ったもの」!!今回は、後で糸きりに使う小さなハサミの先端を使いました。

  ↑こんな感じで先端を、マジックテープの突起の列に沿うようにしてなぞると、ゴミだけが浮いてきます。
マジックテープの外や上に浮き上がるようにすくって、指でつまんでとります。

マジックテープの突起に干渉しないので、ゴミだけが浮いて取れますので、とても綺麗に取れます。

  ↑ こんな感じでスッキリと取れました。
この方法はシューズだけでなく、マジックテープの部分なら同じように取れますし、マジックテープの突起が弱い素材でも
突起を痛めずに手早く取れますので、色々な御手入れでやってみて下さい。

これらのゴミは部分によっては、ゴッチャリと付いてしまう場合もあり、マジックテープが糸くずで埋まっている場合などは
マジックテープの粘着性も戻ります。 なによりスッキリと綺麗に見えるのが、気持ち良いですよね?

2、糸のほつれ(飛び出し状の場合)

  ↑ちょっと画像がピンボケしてしまったのですが、真ん中辺りのベルトの上側に、波平さんの頭の毛のような
糸の飛び出した”ほつれ”が見えますでしょうか?(~_~;)

こういうほつれは衣類ではよくあると思うのですが、下手に引っ張って切ろうとすると、糸の強さの方があり
ピロピロピロ〜〜〜〜!!って糸が抜けてきた事なんて・・・経験があるのでは無いでしょうか?

服の生地は薄いので、まだ縫い直せば良いのですが、シューズや革ジャンのようにゴツイ素材だと
一般の針では布が通らなかったりして、縫い直しが大変な事があります。

そこで、↑のようにちょこっとほつれ出た糸はハサミで切ってしまえば良いのですが、場所等によっては
完全には切りきれない時があります。

そこで糸の素材にもよりますが、特に化繊系の糸であれば・・・

  ↑このようにライターの火を一瞬当ててみます!!
するとチリチリ!っと糸が溶けて縮んでしまいます。


  ↑こんな感じで生地の部分まで、縮みます。

しかも縮んだ先っぽは溶けているので、その部分からのほつれが起き難くなります。

ただし、この方法は火を使うため生地が火に弱い化繊素材の場合は注意が必要です。
また、火を当てる時間は「チョン!チョン!」っと言う感じで糸が縮んでいく瞬間をみて当ててください。

じ〜!っと当てたりすると、生地が溶ける場合もあるので十分ご注意を!!!

  ↑同じように糸で無い部分も化繊素材ならば、このように布が擦り切れてめくれた場合にも有効です。
破れた部分の端がめくれ上がってますね?


  ↑破れた部分の端のめくれた部分が綺麗に収まっています。
破れ目が広がっていく事を、少し遅くしますし、埃やゴミが隙間に入って行く事も軽減します。


  ↑(;一_一)やっぱり、め〜どin Ch*n* だけあって、実に見事な”芸 術的裁断面”!!(爆)
ミシンがけした後に、「うりゃ〜!、あちゃ〜!」っとバッサバサ切っている情景が浮かびます。

以前中国に仕事で行った時に100円ショップで、よく並んでいる品々が2〜3円/個で大袋に
ごちゃっ!と入って売っていた事を思い出します。

・・・中国では2〜3円で売っていて、流通経費があるとしても、日本では100円!!
しかも中国での売価が2〜3円という事は、製作原価は・・・・????

このシューズも日本で買えばん〜万円???
でも、向こうで買えばん〜百円???
っで、原価が、ん〜十円???
そんでもって、この”芸術的裁断”をやった職工さんの手間賃は・・・ん〜円???

さすがのKUSHI**NI製の品物も、ん〜〜円の芸術的裁断を採用する事で成り立っている???(苦笑)
  ↓ それではもう一度、芸術的裁断 の部分をどうぞ!!!(苦 笑)


3、中綿の毛羽立ち

今度はメンテの仕方は同様にライターで一瞬あぶっ て行くものですが、糸の部分ではなく
中綿の、モシャモシャ〜〜!っとした部分をやってみましょう。


  ↑このように銀色の曲がりの部分に中綿がモシャモシャ〜〜!っと 出てきています。
このまま使っていると中綿がどこかに引っかかった時に、モジャモジャ〜〜!!っと出てきたりしますね!?

そこで、先ほどのライターの火でモシャモシャの部分をスス!!っとなぞってみます。
繰り返しますが、決して一箇所に止まって当てないで下さい、焚き火の上を布でヒュ〜〜!っと
横切る感じです。

すると・・・

  ↑このようにモシャモシャした綿の部分が溶けて、収まってしまいます。
しかも断面は溶け込んでいるので、再び出てきにくくなっていますので、GOODです。

このようにバイク本体だけでなく、普段自分が身につけている装備品も
たまには洗濯や御掃除をしてあげましょう、そしてこのように傷んでくる部分をメンテすることで
より長く、気持ちよく使って行く事が出来ると思います。

バイクのメンテというには、ちょっと脇道にそれた内容でしょうし、こんなことは当たり前だぁ!!
なんて方も多いと思いますが、このコーナーを読んだついでに、もう直ぐ来るツーリングシーズンの
前に、バイクを始め装備のチェックやメンテをして、気持ちよいツーリングやライデイングを
楽しんでください。

(2005、03,05記)