
Donut QではマウスジェスチャーエディタのMGEditを使ってマウスジェスチャーの設定を行う。MGEditもDonut RAPT 配布所から配布されている。同梱の「MGEdit.txt」に添って説明する。ここで紹介するバージョンは7.3。
まずはDonut Qを起動。[Donutのオプション]-[マウスジェスチャ]-[設定用のプログラムの場所]でMGEdit.exeのパスを指定する。
次に[マウスジェスチャ(M)]のボタンを押すと、MGEditが起動する。「Donut本体」にはDonutQ.exeのパスが、「設定ファイル」にはMouse.iniのパスが自動でセットされている。

マウスのサイドボタンに対して機能を割り当てる。MGEditダイアログで、「サイドボタン1:」、「サイドボタン2:」の右のボタンを押すと、「ボタン機能の登録」画面が出てくる。

「カテゴリ」を選択し、次に「コマンド」を選択する。最初のMGEditダイアログに戻り、「更新(P)」ボタンを押すと、設定ファイル(Mouse.ini)の内容が更新される。
マウスジェスチャーに対して機能を割り当てる。MGEditダイアログで「の設定(M)」ボタンを押すと次の登録画面が出てくる。

例えば「右ボタンをクリックしながら→↑」に「全画面表示」を割り当ててみる。手順。
登録できる「動作(O)」には、マウス右ボタンを押しながら「左クリック」、「ホイールアップ」などもある。
以上でサイドボタンやマウスジェスチャーの設定は終わり。
オプション設定について説明する。最初のMGEditダイアログで「オプション(O)」ボタンを押すと、「MGEditのオプション」画面が出てくる。


ダイアログの左下に長方形の領域がある。ここでマウスのボタンを押すと、どのボタンが押されたかを認識してくれる。使用するマウスのボタン種別をチェック
するための機能である。
MGEditはDonut RAPTでも使用される他、コンテキストメニューの編集も可能である。
以下はMGEditがリリースされる以前に作成したコンテンツです。MGEditが動かない環境の人や「漢ならini直接編集だ!」という硬派な人のために残しておきます。普通は以下のような面倒な作業を行う必要はありません。
Donut QにはDonut Lにないマウスジェスチャーが実装されている。ただ設定が初心者向けでないので説明しておこう。
まず関連するファイルを列挙。
では書き換えていこう。まずMouse.iniをメモ帳などのテキストエディタで開く。すると次のような記述が見つかる。
[MouseCtrl]
(略)
;以下は、右ボタンを押下しながらマウスを移動させたときの動作の定義です。
(略)
;タスクトレイへ
↓↑↓=32918
;Donutの終了
←↑→↓←↑→↓=57665
(略)
行頭の「;」(半角セミコロン)はその行をコメントとして認識させるもの。この部分は無視して処理される。「↓↑↓」はマウスを右クリックしながら下、上、下と移動させる、の意味。このマウス動作の後に=XXXという形で数値IDを書く。
例えば、「↓↑↓」に「インターネットオプション」というコマンドを割り当ててみよう。
まずMG_menu.txtを開く。「インターネットオプション」は以下のように書かれている。
MENUITEM "インターネットオプション(&O)...\tShift+F4", ID_VIEW_OPTION
つまり「インターネットオプション」のIDは「ID_VIEW_OPTION」である。
次にMG_id.txtを開く。「ID_VIEW_OPTION」を探すと以下のように書かれている。
#define ID_VIEW_OPTION 33017
つまり「インターネットオプション」の数値IDは33017と分かる。
Mouse.iniに戻り、「↓↑↓=33017」と記述する。上書き保存して完了。
※「↓↑↓=0」のように0を続けると、機能の割り当てがない、とみなされる。
こんな感じで設定して下さい。面倒くさいという人は、Donut RAPTでMouse.iniを生成し、Donut Qのフォルダにコピペし、動作させると手っ取り早い。大概はうまく動作するが、Donut RAPTとDonut Qでメニューの数値IDが異なる場合もあるので挙動が不審なら自分で調整する。