"Das Kaserneleben"
プライヴェート写真に見る初期ドイツ陸軍のコンテンツです
22/02/2004

このところ何かと物入りで手元不如意な私(笑)。最近のミリタリー系の楽しみの一つがプライヴェート写真です。安価でしかも写された画像にいろいろな発見があって、なかなか興味深い分野です。
今回は今年1月のV-MATで入手した、あるドイツ国防軍の将校相当官のものである組写真を取り上げて見ました。盟友STEINERさんと違ってドイツ軍の兵営生活にはほとんど素人なので、おかしいところが多々あると思いますが、ご勘弁ください。
内容はSTEINERさんのホームページ及び知人にして尊敬する研究家である山下英一郎さんが、「ホビージャパン」2002年10月号に書かれた『制服の帝国』第18回を参考にしております。ありがとうございました。

本シリーズの主人公です。集合写真から個人のみを切り取ったポートレートのようです。この一連の写真は1935年ころの撮影と推定されますが、いかがなものでしょうか。最後に将校相当官になるのですが、入営したころの兵科は歩兵なのかなあと思います。 入隊間もないころ、同じ分隊のメンバーと一緒に撮ったものでしょうか。軍服は「外出着」に相当するものと思います。襟の色が濃くないので、M33野戦服(Feldbluse)と思います。真中にいる下士官は斜めポケットのライヒスヘーア型の上着を着て、古参兵であることがわかります。
外出時?ビールを前にくつろぐ分隊員たち。M33野戦服が外出着として使われていることがわかります。 左の兵士のアップです。襟の色が服地と全く同じに見え、後年のM40野戦服と同様の感じですが、襟章が違う感じがします。
分隊演習でしょうか。上着はライヒスヘーア時代のの野戦服(Feldrock)に国家鷲章を付けた、国防軍(Wehrmacht)の極初期勤務服です。ズボンは演習用の作業着です。 拡大写真を上げておきます。鉄帽は何とコレクター間では"M1918 Ear Cut Model"と呼ばれる、主として騎兵部隊に支給されたと言われる珍しいタイプです。
二人の下士官はの襟の銀線(トレッセ)に注意してください。中央の下士官はライヒスヘーア型。右の下士官は国防軍型になっています。
靴はいわゆるジャックブーツではなく、編上げ靴に皮脚袢です。
営門のすぐ中のようです。いずれも旧式となったライヒスヘーア時代の野戦服を着用しています。小銃(Gew98?)を持っていながら、弾薬ごうをつけていない兵もいます。 二種類のライヒスヘーア野戦服(Feldrock)が見られます。野戦服というより勤務服のイメージのある8つボタンのものと、6?つボタンのものです。ボタンが少ない方が後期とのことです。


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