帝國海軍下士官軍帽 01/02/2006 erneuert27/09/2006

久しぶりに手に入れたオリジナルその2「帝國海軍下士官大正期軍帽」のご紹介です。
「帝國海軍は下士官でもつ」とは下士官連中だけでななく、士官たちもそう思っていた節があります。たしかに戦後60年経って振り返ってみると、折々に決していい判断をしたとは言い難い指導者層や、戦場において艦隊航空隊を指揮した士官たちに比べ、黙々と艦を走らせ銃を執って働いた下士官兵の方が実際に海軍を支えたと言って差し支えないと思います。

本品はオークションで入手したもので、実は私の収集研究の対象から少々外れているのですが、画像で状態が大変良いのが見えて魅せられました。果たして大正12年とある、80年以上前のものなのにかかわらず、虫食いもない上に生地が士官軍帽同様の高品質な羅紗で、これは逸品でした。出品者の方は誠実な対応をしていただいて感謝です。

大正期のものは、陸軍も海軍も天頂が平らな「テラーフォルム」です。 まびさしが長く張り出ているのが特徴です。
「ハチマキ」の上のクラウンはほとんどフラット。 帽前章。シャープなモールドです。直接ではなく楕円形の羅紗の台座に取り付けられています。
内側。使用品ではありますが、まずまずの保存状態です。 「兵籍番号」の「横志」は横須賀鎮守府所属の志願兵を示します。この帽子の持ち主、中島清三郎さんが明治時代?五等水兵として入団したとき以来の番号です。中島さん、三男坊だったのでしょうか・・・。