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  前号(10・11月号合併号)の
表紙になった
コナラのハカマを使った
部屋の一部です。
コナラのドングリは
いろんな小動物の
(クマもタヌキも食べる)や
野鳥(コジュケイ・キジバトは
自動車などによってコナゴナに
なった中の白い果肉を食べる)の
エサなので、
ぼくはひろわない。
「絵本と木の実の美術館」空間絵本が 写真集になった。
撮影の秋元茂の情熱とアートディレクターの北川一成の
非凡が スゴイ本になった。
その一部が この表紙のドングリのハカマ(袴)
 
新潟県十日町市吉田地区鉢集落にある
「絵本と木の実の美術館」は
2005年に廃校になった木造校舎だ。
この小学校の最後の在校生3人を主人公とし
3人が大好きだった女教師と2匹のオバケ
「ドラドラバン」と「トペラトト」。
彼らが学校中を舞台に展開する「空間絵本」が写真集になった。
これは学校で育てていた野菜畑の作物の化身である。
大島・青松園、魂の森の木々は元気だろうか?
瀬戸内海は雨が少ないので、水やりが大変。
入所者のNさんがやってくれている
と聞こえてくるが、申し訳なく思う。
土が乾かないように、また、大雨が降っても
土が流れないように土表を覆う必要がある。
ぼくは雑木も好きだが雑草も愛している。
黄色の花の咲くシロツメクサの一種?が
元気にしているので
ここの潮風に強いのだろう。
それとハマヒルガオを這わすことにしている。
園芸家のWさんがクローバーの種をまくように
アドバイスしてくれたが、ぼくは気がすすまない。
若い人も若くもない(くせにの)人も
クローバーをみたら、すぐ、しゃがみこんで
「四つ葉」をさがしはじめる風景がきらいだ。
それにこの島でクローバーは見かけない。
『森の小径』
瀬戸内国際芸術祭は来年だけど、
植物を使って創る作品「森の小径」の植栽の為、今年から制作している。
昨日は、野田三千代さんの「大島の海辺の海藻をアートにする」海藻押し葉ワークショップだった。
午前中、参加者にぼくの「青空水族館」をみてもらい、「森の小径」の説明。
「小径は、入所者はクルマ椅子の方が多いので、それを使って通る道です。
そしてこの島で故郷に帰ることも許されず亡くなられた2000もの魂が、この小径に遊びに来てくれるといいなぁと思う」と話した。
瀬戸内国際芸術祭は来年なのに、それは『森の小径』という作品を
制作しようとしているからだ。
道の両側には、いろんな木を植える。
潮風に強いトベラ、ウバメガシ、マキ、ヒサカキなどだ。
初め、ぼくは道が小山の上まで登って行くように創ろうとした。
でも、元ハンセン病の患者さんたちは、クルマ椅子の方が多い。安全面を考えてやめた。
その代わり逆に穴を掘ることにした。
熊谷守一さんが庭に池を掘り近所の小川で釣った魚を飼っていた。
だが、まわりに家やビルが建ち水脈が切れて池の水が空っぽになると、
守一さんは毎日、池の底に座って、空を見上げるのを楽しみにしていたそうだ。
クルマ椅子ごと穴に入れるようにして、木々の枝や葉を通して空を眺めてほしいのだ。
この絵のタイトルは
 『飛ぶヤギとナマズとバッタとカマキリとセミ。飛べないコジュケイ』
 誕生日にもらった熊谷守一のカレンダーに居るセミが
 この絵の中では、数を増やして飛んでいる。
 絵の中に居る生きものの中でカマキリ以外は、
 ぼくが今、描いている絵本に登場する生きものたちだ。