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美容師のIさんは魂が見えるという。
瀬戸内海にうかぶ讃岐大島はハンセン病の収容所があった島だ。
その人生全てを閉じ込められた。故郷に帰ることもなく。
この島で死んだ人々の御骨が2000柱以上まつられている。
ぼくが大島にはじめて訪れた2010年には110人以上の人々(病は完全に癒えているので元患者と呼ばず入所者という)がいらっしゃったが、今(2017年)は60人にも満たない。
瀬戸内国際芸術祭参加作品として制作中の「森の小径」は車椅子でもストレッチャーでも通ることの出来る小径だ。
2014年3月から作庭にかかったが、まだ「森」というほどの姿にはなっていない。
でも時々は入所者の方々が車椅子の散策にきてくれる程度だ。
「もう皆さん遊びにいらっしゃってますよ。あそこにもここにも・・・・・。」
Iさんはそう言うが、ぼくにはもちろん見えない。
でも植物たちの魂は見えていて、Iさんの見えている人の魂も
仲良くからみあっているケハイがしている。

 

 

 

今年ぼくは喜寿です。
と言っても、満七十七なので、
去年がお祝いだったのですね。
年高にしては、活動範囲が広いし、
作品制作量も多い。
「疲れませんか?」と、よく尋ねられるが、
疲れ易いのは若い時、いや、子どもの頃から。
疲れたら、ひっくり返って、
一時間も目をつぶってれば良い。
それよりも、新しいことに挑戦して行くパワーだ。

    
  1.2月号の表紙は失敗でした。
どんどんイタズラしたら面白くなるので、
「やっちゃろ!」とおもったのがやり過ぎた。
“逸脱”ということは、千頭や才能を伴うのです。
脱線すればよいわけではない。
今月号は絵本にするイラストレーションです。
これも信じられない絵本ですよ。
韓国ポリム社から出る2冊のうちのひとつです。
一冊目は仕上がりました。
4月10日から22日まで、神田神保町のスズラン通り
「檜画廊」で展示します。