TIPS&TRICKS
 

リビジョンアップへの対応

   
 

GSUMAC版リリースとともに、WINDOWS版も5.0.245から5.0.295にリビジョンアップされました。
何がどう変ったのかはGoogleから正式なリリースノート等が出ていないのでよく判りません。
SU PROでもかなり頻繁にリビジョンアップされていましたが、新しい機能が追加されたとかでなく、安定性や動作の高速化が図られていましたので、多分今回も同じだろうと思います。

「わああ〜今度はおねえちゃんかあ!」
新リビジョン 5.0.295をインストール(アップデート)すると、多分、最初にこう叫ぶと思います。
で、冷静に画面をよく見てみると、起動画面が元に戻っています。少なくとも自分が設定したものではないはずです。 その上、後から苦労して追加登録したマテリアルも綺麗さっぱり消えてなくなっています。

そうなのです。GSU(SU PROも同じですが)を新しいリビジョンのものに更新すると、必ず従来のリビジョンに上書きされ、その際、自分で設定したデータも上書きされて最初に戻ってしまうのです。
その上、今回はどういった気まぐれからか、 5.0.245で最初から設定されていたショートカットもWINDOWS標準のものを除いて全部消えています。
結論から言うと、アップデートするとかえって不便になる可能性が高い?かも知れません。

★追記(2006.6.14)
5.0.29xの最大の特徴は「Google Earth 4」で新たに使えるようになったテクスチャ付3Dモデルに対応したことだそうです。ということで、特に「Google Earth」との連携を考える人には避けて通れない道のようです。

●アップデートによる設定項目への影響
基本的に、初期化されるもの、維持されるものは以下の表の通りです。

状 態
項 目

初期化
される

・起動時の視点、背景色、ページ
  ※デフォルトテンプレートを設定を変えて利用していた場合
・オリジナルマテリアル
  ※既存のカテゴリーに追加していた場合
設定が
維持される

・テンプレート(単位系)
・ツールアイコン(種類、位置)
・オリジナルコンポーネント(既存カテゴリーのものも含む)
・自分で登録したショートカット
  ※デフォルトショートカットの大半が消失
・オリジナルカテゴリーに登録したマテリアル
・プラグイン

●アップデート手順
せっかく苦労して設定した初期画面が元の木阿弥と化したり、オリジナルマテリアルが消えてしまうと困る人は以下の手順でアップデート前にバックアップ作業を終えておいて下さい。

1) テンプレートファイルのバックアップ
いくつかの方法が考えられますが、大きく2つの方法があります。
ひとつは、現在のテンプレートファイルをどこかへバックアップしておき、アップデート後、元に戻す方法です。
起動時の状態でデスクトップやマイドキュメントなど、今のテンプレートファイルとは異なる場所に保存し、アップデートが済んだら、保存してあったファイルを開いて、テンプレートファイルが保存されている本来の場所に(上書き)保存します。
テンプレートファイルは通常、GSUがインストールされているフォルダ下の\Templatesに置かれています。
もうひとつの方法は、今の起動時の状態をテンプレート保存先で別の名前で保存し、アップデート
後、メニュー>[Window]>[Preference]の「Template」でその別の名前のファイル名を指定して
やる方法です。どちらでもかまわないと思いますが、今後もこの種のリビジョンアップがあるとする
なら、別の名前にしておいた方が後の手間が省けるかも知れません。
なお、テンプレートファイル名は普通に使っている限り日本語ファイル名でも問題ありません。

2) オリジナルマテリアルのバックアップ
「Roofing」とか「carpet」といった既存のカテゴリーに後から登録したマテリアルが対象です。
アップデートすると消えますが、画像ファイルそのものが消えたわけではありません。単純にライブラリの登録データが上書きされてしまうからです。
ライブラリの登録データは、GSUのインストールフォルダ下の\Libraryにあります。
インストール時に何も変更していないのであれば下記の位置に登録データがあるはずです。
   >> C:\Program Files\Google\Google SketchUp\Library

カテゴリー名がそのままファイル名(拡張子は”skm”)になっています。
バックアップしたいカテゴリーをどこか別のフォルダ(\Library内に¥Backup等といったフォルダを作っても良い)にコピーしておき、アップデート後、上書きコピーすれば完了です。
なお、今回のリビジョンアップ(5.0.245 -> 5.0.295)では、アップデートしても標準搭載されている
マテリアルの種類や数は同じです。

3) 新リビジョン版のインストール
ここでようやく、ダウンロードした新しいGSUをインストールします。
特に古いものをアンインストールする必要はありませんので、そのまま実行して下さい。
すでにGSUがインストールされた状態だと、インストールは自動的に行なわれますので、何も設定することはありません。しばらく待てばインストールは終了します。
もし、これを機会にインストール先を変えたいような場合なら、古いGSUをアンインストール(WINDOWS>[コントロールパネル]>[アプリケーションの追加と削除])してから再インストールすると良いでしょう。この場合は一番最初にGSUをインストールした時と同じ手順になります。

4) ショートカットの継承
デフォルトショートカットは正直、けっこう良く考えられていて便利です。私なんかPRO版(デフォルトでは何も設定されていない)の方も同じに設定し直したぐらいです。
しかも、せっかく作った「クイックリファレンスカード」 のこともありますので何とかしたいところです。
しかし、こちらは[Preference]の所でエクスポートしても最初から設定されている項目は対象となりません。
仕方がないので5.0.295で設定し直したデータを作成いたしました。以下のファイルをダウンロードしてお使い下さい。 右クリック>[対象をファイルに保存]でダウンロード出来ます。

  >> 「GSU 5.0.29x用ショートカット設定データ」  (約1KB)

設定は、GSUを起動し、メニュー>[Window]>[Preference]>「Shortcuts」を開いて、下の
[Import...]ボタンを押して、 ダウンロードした設定ファイル(gsupara_shortcuts.dat)を選択すれば
OKです。一瞬で完了します。

なお、配布データは5.0.245のデフォルトショートカット(クイックリファレンスカードに記載された分)
以外に私が普段使っている以下のショートカットも含まれています。

F5=視点平面
F6=視点正面
F7=視点右側面
F8視点左側面
F9=視点ISO
F10=遠近法切替
Shift+P=遠近法切替
Shift+W=選択ズーム
      ※矢印キーへの設定は削除しました(2006.6.16)

もし不要なら[Assigned]の所にある設定を選んで、右の [−]ボタンを押せば削除出来ます。
([Delete]キーではダメです)

また この設定ファイルはMacintosh版GSUやSU PRO5でも利用できると思いますのでせいぜいご活用下さい。

 

 

 
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