TIPS&TRICKS
 

プラグインで遊んでみる(その3 Windowizer編)

   
 

「Windowizer」はその名の通り「窓」を作るプラグインです。中桟の多い窓を作るのは結構手間ですが、これだとパラメータを入力すればほぼ瞬時に出来上がりです。でも、このプラグインの魅力はそれだけではありません。柔軟で細かな設定が可能なため、アイデア次第で窓以外、格子状の様々な形状が作れるのです。

それではまずプラグインを貰ってきましょう。
ここでは最新バージョンの3.05を貰ってくることにしますが、これはいつもの「Ruby Library」ではなく別のサイトで配布されています。
  >> http://www.smustard.com/script/Windowizer3

開いたホームページ右の[Download]をクリックすれば保存ダイアログが開きます。これはいつものRubyスクリプトファイル(拡張子がrbのもの)ではなくZIP形式で圧縮されたファイルで解凍が必要です。
解凍すると5つのRubyスクリプトファイルと使い方を記したテキストファイルが現れます。
インストールはこれら 5つのRubyスクリプトファイルすべてをGSUのインストールフォルダ下の\Pluginsフォルダにコピーするだけです。
もしインストールの仕方が判らない時は こちら を参考にして下さい。
お使いのGSUに既に色々なプラグインがインストールされている場合は、コピーした際に上書き警告が出るかも知れませんが、そのような時は日付の新しい方を残すのが無難です。

なお、もし解凍の仕方が判らない、とか、たくさんのファイルをコピーするのが鬱陶しいということでしたら、旧バージョンの2.1を使うことをお勧めします。
ダウンロードは こちら で出来ます。(右クリック>「対象をファイルに保存」して下さい)
3.05との違いは、色設定の仕方が異なることと、独立した面に適用した時の動作が異なる点ですが、それほど大きな差ではありません。
こちらならダウンロードしたファイルをそのままGSUのインストールフォルダ下の\Pluginsフォルダへコピーすればインストール完了です。

インストールが出来たらGSUを起動して早速使ってみましょう。
Windowizerは四角い面を選択した上で右クリック>[Windowizer]>[Windowizer]で起動します。(2.1では右クリック>[Windowizer])
面は単体の独立した領域でも、ある面の中で区切られた領域でも、どちらでも構いませんが、
  ○必ず表面であること (裏面だと逆に向くので)
  ○単体の場合は厚みを持っていること(2.1はフェイスだけでも良い)
という条件を満たしている必要があります。なお、「窓」と言っても必ずしも立面上にある必要はありません。平面上でも機能します。

Windowizerを起動すると次のような設定入力ボックスが表示されます。
3.05と2.1で形が少し違いますが設定できる項目は同じです。

各パラメータの意味は下記の通りです。

項目
内容
 Rows 縦方向の分割数 最小値は1
 Columns 横方向の分割数 最小値は1
 Frame Width 窓枠(縦枠)の幅 最小値は6mm 0と入力しても自動的に6mmになる
 Frame Height 窓枠(横枠)の高さ 最小値は6mm 0と入力しても自動的に6mmになる
 Mullion Width 中桟(縦桟)の幅 最小値は6mm 0と入力しても自動的に6mmになる
 Mullion Height 中桟(横桟)の高さ 最小値は6mm 0と入力しても自動的に6mmになる
 Frame Inset 外壁から窓枠までの距離 0だと線のみ、マイナスだと飛び出す
 Glass Inset 窓枠最外側からガラス面(底板)までの距離 窓枠、中桟の厚みとも言える 0だと線のみ マイナスだと飛び出す
 Frame Color 窓枠、中桟の色 3.05ではデフォルト色以外にinModelで使用されている色が選択できる 2.1では色の名前を入力すればその色が使える
 Glass Color ガラス面の色 3.05ではデフォルト色以外にinModelで使用されている色が選択できる 2.1では色の名前を入力すればその色が使える

[Rows]を3、[Columns]を2と入力して、他は何も変えずに[OK]を押してみましょう。
面の中の領域だと左、単体の厚みのある面だと右のようになります。単体の面の場合、厚みが
[Glass Inset]と等しいとこのようにガラス面の部分が穴(何もない空間)になります。
まあ、これは後から[Push/Pull]ツールで簡単に穴あけ処理が出来ますので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

  

設定したパラメータは変更しない限りGSU起動中は記憶されていますので、連続して面を窓化する時に便利です。
また、[Shift]キーを押しながら色付け、マテリアル適用をすると現在同じマテリアル、色で設定されているすべての部分を同時に処理できますので、外枠、中桟、ガラス面の色やマテリアルを簡単に変更できます。

一度作成した窓の一部に更に窓を作ることや、[Rows]や[Columns]を極端に多くして格子戸や障子のような形状を作ることも出来ます。

[Frame Inset]や[Glass Inset]を調節すると陳列棚や吊戸棚のようなものも作れます。
例えば、単体の厚みのある面で[Frame Inset]を0mmとし[Glass Inset]を厚みから底板分を差し引いた数値とすると左のような「ユニット棚」風形状が作れ、面上の領域に[Frame Inset]を出っ張り分だけマイナスの数値で設定し、[Glass Inset]をそれと同寸とすると台所等でよくある吊戸棚のような形(右)になります。

また、適当な大きさの平面上で、[Rows]と[Column]をそれぞれ9、外枠、中桟をすべて最小値
(6mm)に、Insetをそれぞれ0mmに設定して、白黒で交互に着色すると「チェス盤」のような感じになります。
他にも3.05では再編集や設定の取り消しなども行なえます。色々と試してみることをお勧めいたします。