TIPS&TRICKS
 

”立体化したらとりあえずグループ化”が鉄則!

   
 

GSUを使いはじめてしばらく経つと、必ず操作をしていて戸惑うことがあります。
それは「Layer(レイヤ)」の使い方。GSUでは面と線が個別に操作できるため、移動や拡大縮小で選択の過不足があると思わぬ結果をもたらすことが多いのですが、レイヤで分けておけば良いのかと思っていると、これまた思わぬ結果をもたらすことが・・・
GSUの「レイヤ」は一般的な画像編集ソフトにおけるそれとは大きく異なり、レイヤ同士は独立した存在ではなく相互に依存関係があるのです。考えて見れば、面とそれを分割する線が別々のレイヤにあったとしても、それらが互いに無関係であるとGSUの基本的な操作性が破綻してしまいます。
レイヤはまとめて表示/非表示を簡単に切り替えたり、選択を簡単にするための機能と割り切って考えておいた方が無難です。それより、立体化したものはとりあえずグループ化しておく…というのが快適にモデリングを進める上で重要だと思います。
GSUでは、作成したモデル、図形の管理方法として、グループ、コンポーネント、レイヤの3つがありますが、それぞれ使い勝手が異なります。ここではこれら3つの主要管理ツールと関連ツールの紹介をしておきます。

グループ(Group)
グループ化したいパーツをすべて選択した上で、右クリック>[Make Group]でグループ化。右クリック>[Explode]でグループ化解除。編集は右クリック>[Edit Group]。グループ編集モードから通常の状態に戻るには、周囲の何もない部分(淡色表示部分)をクリックするか、右クリック>
[Close Group]。
他の図形の干渉を受けないので、部材として完成した段階でグループ化しておくと、知らない間に線や面が一体化してしまった…という泣きを見ずにすみます。ある意味、一般的な画像編集ソフトの「レイヤ」の概念に一番近いのは実はこれなのかも知れません。

コンポーネント(Component)
操作はグループとほぼ同じですが、こちらはグループよりもさらに独立性が強く、別のファイルのデータを取り込んで使っている…というイメージ。したがって、マテリアル、スケールはコンポーネント毎に独立したものを持っています。
コピーしたコンポーネントはひとつに変更を加えるとすべてに反映されますが、Tapeツールによるスケール調整は反映されないので注意が必要です。

レイヤ(Layer)
メニュー>[Window]>[Layers]でマネージャーを呼び出せ、レイヤの追加、削除、編集レイヤの選択、表示/非表示の切り替えが出来ます。
図形の依存関係、相互関係が維持されますのでレイヤ間が完全に独立しているわけではありません。
選択や視認が困難な階層化されたモデル等で活用すると作業が非常に楽に行えますし、レイヤ化することを常に念頭においていると、作業の段取、見通しが立てやすくなって行き当たりばったりの作業が減る…という副産物?もあります。

ページ(Page)
メニュー>[View]>[Tourguide]で追加や削除、更新が行えます。
視点や作業スペースの構成のみを記憶し切り替えるもので、上の3つとは根本的に意味合いが異なりますが、これもうまく使うと作業が非常に楽に行えるようになります。
ページを追加して新しい視点を設定したら、必ず[Update Page]で記憶させる必要があります。

アウトライナ(Outliner)
グループ、コンポーネント単位で管理出来るリスト状のブラウザです。線や面といったあまり細かいところまでは対応していませんが、入り組んでいて選択が難しい時などは便利です。
シングルクリックで選択状態、ダブルクリックで編集状態になります。
名前を付けておくと管理しやすくなります。 名前は右クリック>[Entity Info]で追加、変更出来ます。


 

 
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