阪堺電車は、楽しいサカイ
ええっと、ちょちょっと堺に来てますねん。

いえね、今、関西の鉄道趣味界では、阪堺電車がちょっとしたブームですねんわ。

と、言うわけで、浜寺公園から阪堺電車に乗ってみましょう。

一日乗車券を買いましょう
乗り回しには1日乗車券が便利ですわ。
大人料金で600円。3回乗ったら元が取れますなぁ。
有人駅でも車内でも買えますねん。小銭も気にせんでええし、便利ですわ。

切符に描かれている電車、これが標準色ですねん。でも、1両もいてませんねん。

阪堺電車はお得やサカイ
実は、ちょこっと耳寄りな話ですねん。
1月15日から阪堺電車、全線200円になりましてん。
南海電車で浜寺〜新今宮が320円、堺〜新今宮が250円。
阿倍野へ出るんやったら阪堺電車のほうが安いんですなぁ。

浜寺駅前発車
さあ出発。
浜寺公園の松林をバックにパチリ。
[地図]

踏切を超えて築堤を上がり、南海電車をオーバークロスします。路面電車と言うより、郊外電車の雰囲気ですわ。

南海電車を越えますねん。

お、黄色雲が来た!
石津

駅間距離も長いし、走行音もええ感じですなぁ。
おや、鉄橋を渡りますな。降りて、ちょちょっと撮ってみましょう。


[地図]

サイド気味にパチリ

正面気味にパチリ!
御陵前
堺、言うたら、仁徳天皇御陵。そう、ピラミッドより大きいお墓がありますねん。
ここから東へ2.5キロ。ちょっと遠いですなぁ。

それは置いといて、ここは併用軌道から専用軌道へ入る撮影ポイントですねん。
電車信号なんで、自動車と被りにくいんですわ。 [地図]

中望遠でパチリ

歩道からパチリ。パンタが抜けますな

午後はこっちから。あら?帯が違う・・
あらら、東京の電車が来ましたで。どないなってるのん?

ええっと、と、今は都電と相互乗入れしてますねんで。
この電車、荒川に着くんは明後日の夕方らしいですわ。路面電車に揺られて東海道の旅、ええですなぁ、一度乗って見たいですなぁ。

都電が来ましたな・・
 ああ〜、そう言うたら、豊橋あたりで都電を見たことあるわ。

あれって、大阪まで来てたんやなぁ。知らんかったわ。

よーし。夏休みは東京まで乗ったるねん!

ほんまや、東京行きや
寺地町
さて、御陵前からは広い紀州街道のグリーンベルトの中を走ります。3キロ近い距離を一直線。遠くの方まで見えますなぁ。
軌道に石畳が残っているところも見られ、楽しいでっせ。

寺地町
次の寺地町はサイドから撮りやすい場所の一つですわ。後ろに高い建物がないんで、空抜きで撮れますねん。グリーンベルトから正面気味に撮ると、しゃぶしゃぶ店の看板が入りますわ。 [地図]

紀州街道で木曽路って?

ま、しゃぶしゃぶやから、ええでしょう?

グリーンベルトからかぶりつくと、お寺が入る場所がありますねん。

この撮り方、信号のとこで横断歩道を渡って入ってくださいね。電車にも、道路の自動車にも、じゅうぶん気をつけてくださいな。

[地図]

お寺が似合う塗装ですな
神明町付近
グリーンベルト区間では花田口より北側の区間が自動車が減るんで、歩道から撮りやすいんですわ。

新明町付近にちょっとレトロな建物が残っている一角がありますねん。グリーンベルトからかぶりついて撮ってみましてん。
[地図]

酒屋さんの建物が渋いんですな
旧家に風情ある行灯が。堺は刃物が特産品なんですなぁ。職人さんの街、ええですなぁ。関西では兵庫県の三木市も刃物で有名すわ。

・・・堺とミキ、残念な共通点もありますなぁ・・・

堺はこれは返上しまっせ!。

ここは紀州街道、風情ありますな
陵の町
ここで併用軌道は終わり。カーブして専用軌道へ入るところが撮影ポイントですねん。

朝は大阪側、つまりパンタ側から撮れますねん。夏はもっと早い時間から狙えます。冬の作例しかなくてすんまへん。これは1月8日の10時半ごろですわ。やっとビル影が抜けたとこですわ。
[地図]

午前中は、パンタ側から
昼ごろから浜寺側に光が周ります。カーブの先はかなり西を向いてるんで、冬場の午後は、影が落ちるまで撮れます。

歩道から撮ると、ちょちょっとサイド気味になりますねん。

お、パンダ電車が来ましたで。
[地図]

午後は、パンダ側から・・
上りの電停は併用軌道にありますねん。停車中にゆっくり撮れますわ。

東側の歩道からサイド気味に狙ってみましてん。
パンタが抜ける位置がありますねん。

東京行が戻ってきました

電停横に線路と道路の間にちょっとしたスペースがあり、ここからも撮ることができますねん。
電車信号なんで、自動車との被りは少ないですわ。電車に集中できますなぁ。
バックに入るパチンコの看板が派手なんが難点と言えば難点ですなぁ。

さて、ここから東京行の電車に乗って大阪を目指しましょう。
[地図]

大塚駅前、ちゃ、違ゃうって・・
我孫子道車庫
あれ、車庫がありまっせ。ちょちょっと寄り道しましょうか。

ここでたまたま出会ったドラえもんに「竹コプター」を借りて空から車庫を覗いてみます。
ぶ〜〜ん、おおぉ、ええ眺めやがなぁ。

車庫の中で撮りたいなぁ。

※「竹コプター」の使用は許可と節度を・・

おお、ええ眺め
ええっと、車庫は6月の電車祭りに公開されますねん。
え?6月まで待たれへん?

それやったら電車を貸切って、その合間にプライベート撮影会、言うのはどうでっか。

1回1両55200円で借りられるんですなぁ。
[貸切の案内]

※車庫へは無断で入らないでね・・

塗装も光線もVですわ
住吉鳥居前
大阪市に入って最初の撮影場所はここ。住吉さんの前は有名な撮影ポイントですなぁ。
冬場は森バックの時間が短いんで、要注意ですわ。ビル影が伸びてきますねん。
[地図]

ちなみに、サザエさん一家のマスオさんの実家はこのへんですねん。帰省の際に阪堺電車に乗るシーンがありまっせ。

緑の雲電車が戻ってきましたな

石灯籠を入れて撮りましてん

たまたま並びましてん
正月輸送
住吉さんも阪堺電車もお正月はかきいれどき。

三賀日は正月ダイヤ、大晦日と1月4日も日中増発します。

電車がぼんぼんやって来て、楽しいでっせ。でも、晴れ着のお姉さん、減りましたなぁ。

正月の鳥居前はすごい人やけど、細井川よりの専用軌道から路面に出た付近はちょっと撮りやすいんですわ。
[地図]

細井川側から撮ってみました

影がカツカツですわ
住吉
ここでは、貴重な平面交差が見られます。
左右に行き交う電車を眺めるのは楽しいですなぁ。
電車信号があって、上町線の電車が通るときは道路信号が赤になりますねん。
[地図]

渡り線は1方向だけ

ちょっと菱形に交差してますねん

東側の歩道から

ええっと、ここで問題です。
平面交差は国内の営業路線に4箇所残っていますねん。
ひとつは阪堺電車の住吉。
では、他の3箇所はどこでしょう?

[1]外国の電車も来ゆうがぜよ
[2]DLの牽く客レもおるけんね
[3]貨車だけやにゃーだがや

渡り線を曲がる浜寺駅前行

停車中の恵美須町行
塚西〜東玉出
さて、恵美須町方面へ乗ってみましょう。あれ、線路がだんだん端っこに寄って来まっせ。
土電の南国市内みたいな感じですな。
ちょちょっと降りてみましょう。

ちょっと古めの長屋が一区画だけ残ってますねん。
このあたりは東側が広いんで、冬場でも影が抜けやすいんですわ。朝から撮れますわ。
[地図]

長屋を入れてパチリ

レトロな雰囲気ですなぁ

わては、玉出のタマでんねん
天神ノ森
東玉出で南海電車をくぐって専用軌道になりますねん。天神さんの森がありますねん。昼ごろの後追いですねんけど、緑な駅の雰囲気で撮れますねん。
雲塗装は元はタテイシさんの広告やったからタテイチで・・
[地図]

■運転パターン
我孫子道〜恵美須町の系統は12分間隔。4運用。48分で一巡。
上町〜浜寺の系統は浜寺駅前→天王寺駅前→住吉公園→天王寺駅前→浜寺駅前と交互に入り、12分間隔、12運用。2時間24分で一巡ですわ。
堺の御陵前あたりで撮ってると、天王寺へ行った電車は2時間ほど戻ってこないことになりますな。

横位置で撮るとこんな感じですわ。後追いやけど、形式っぽく、森バックで撮れますな。

軌道の東南方がちょうど空き地になってるんで、家の影が落ちてないんですわ。

聖天坂
専用軌道は両側に建物が迫っていて、引きがとりにくいんですな。でも、聖天坂付近だけは両側が開けていて、サイド気味に狙えます。ちょっとだけ緑がありますねん。
[地図]

荒川線の鬼子母神みたいやな

午前中は後追い順光

午後は踏切からかぶりつき
■方向幕
さて、次は上町線に乗るために、一旦住吉に戻りましょう。
電車に乗ったらちょっと観察。方向幕のぐるぐる回しを発見。
んん、東湊と天神ノ森がレアですな。

神ノ木
住吉から上町線に乗りましたで。あらら、いきなり急坂を登って登って、駅に着きます。
冬場でもパンタ側が順光で狙えるのがありがたいですなぁ。
ん、ん、電柱の位置が悪くて、パンタが抜きにくいですわ。
[地図]

電柱がカツカツですな

逆向き、後追いも撮れますな。
電車の前に立ってる鉄骨柱は南海電車の架線柱ですわ。
ここは南海電車の高野線の上を越える築堤の上に駅がありますねん。東住吉駅がすぐ近くですねん。

午後はこっちから
帝塚山4丁目
神ノ木から築堤を下ってレトロな駅がありますねん。ここから併用軌道に入りますねん。
駅東側の脇道から狙うと引きがとれますねん。 自動車は比較的少ないですわ。
[地図]

ここは地元の生活道路なんですな

サイドがききますねん。
帝塚山3丁目
幼稚園をバックに撮ると、緑が入りますねん。
冬は影が長くて、撮れる時間帯が限られますなぁ。
[地図]

幼稚園前で並びましたわ
ちょうど電車の長さくらいの屋敷の植込みがあって、緑バックになりますねん。
電停の横から後追いで撮ってますねん。
[地図]

3丁目の電停から
姫松〜北畠
姫松を過ぎて、帝塚山の高級住宅地へ入ります。
ちょっとした公園があって夏場の午後に森バックになりますねん。
春はバックに桜が咲くはずですわ。
[地図]

閑静な住宅街ですな
あらら、道路がどんどん狭くなって来ましたで。都会の中に、ぽっかり残されたみたいな、不思議な雰囲気ですわ。

北畠
ちょっとレトロな「文化住宅」も残っています。植込みの緑を入れたりもできますねん。冬は影が長くてあきまへん。昼ごろだけですな。
電停の前後で追いかけて2回撮れますねん。
[地図]

今日は緑の電車が多いなぁ
ここから再び専用軌道へ。後ろに高い建物がなく、ちょちょっと撮りやすいですな。
ダイヤ上は次の東天下茶屋ですれ違うようになってますねんけど、このあたりで並ぶこともありますねん。
[地図]

併用軌道に出たところでパチリ
松虫
最後に併用軌道に出るところを狙えますねん。
天王寺から近く、手ごろな撮影地ですなぁ。夏場の朝はパンタ側も順光でっせ。

[地図]

サイド気味にパチリ

前パンタでパチリ

お尻もパチリ
次の阿倍野にも昔は平面交差がありましてん。平野線と十字交差していたんですな。
当時の路線図が南海電車の汐見橋駅に掲出されてますねん。

まもなく、終点、終点〜、天王寺駅前で〜す。

■■おまけ■■
ええっと、浜寺駅前から浜寺公園に入ってみましょう。
あら、何やら小さな駅がありまっせ。おお、蒸機ですがな、それも、ナローですなぁ。
ちょちょっと乗って見ましょう。
[地図]

発車〜!!

シュシュポポシュシュポポ。交通公園に到着〜!。
あらら、阪堺電車がいてまっせ。
懐かしい色ですなぁ。
最近、地元の高校生がボランティアで、きれいに塗りなおしたそうですわ。ええ話ですなぁ。
[地図]

きれいになりました

阪堺電車の旅、いかがでしたか。
平成22年は存廃問題に揺れました。かつての悪しきライバル?の三木市はさっさと三木鉄道を撤去、神鉄粟生線にも冷た〜いようですが、堺市はきっぱり方向転換、公共交通の活用へ踏み出しました。

でもこれからが正念場です。阪堺電車を応援したい方は、是非「がんばれ阪堺電車さん」を一読ください。鉄チャン向けの情報も満載です。

いつの日か、[ここ]にできた平面交差を行き交う電車を撮ってみたいもんですわ。

さあ、阪堺電車は楽しいサカイ、便利やサカイ、おもろいサカイ!

一度、乗りに来てくださいな。絶対、はまりまっせ。

あ、そうそう、ちなみに、荒川線にも3月頃まで阪堺電車が走ってるそうでっせ。[リリース]

取材:平成22年9月から平成23年1月15日まで [電鉄倶楽部 芦屋][電鉄倶楽部]

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