秋田臨海鉄道
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このところ、秋田への出張が多くなり、週末を利用して秋田臨海鉄道をちょこちょこ覗くようになりました。
ブルーの機関車がコンテナ列車やタンク車を牽いて活躍しています。それなりに撮影ポイントもあり、結構楽しめます。南線は土曜も動くので嬉しいですね。

ここでは平成19年秋の臨海鉄道の様子をまとめました。その後、20年春に小坂鉄道の休止に伴い北線列車が運休となっています。撮影の参考になれば幸いです。

※当ページの写真・記事はご自由にお使い下さい。

【目次】

 ・車両の紹介
 ・撮りやすい場所
   南線
   北線
   秋田港駅
 ・列車時刻表
 ・現地での足
■車両の紹介
【DD561】
海をイメージした青と水色のすっきりした塗装が印象的なDD561。主力として活躍しています。国鉄DD13をベースとしています。昭和46年の開業以来ずっと走り続けています。
【DD562】
海のイメージをもっと強調するためか、横のラインを「なみなみ」に塗ってしまったDD562。こちらも元気に主力として活躍しています。
【DE652】
新潟臨海鉄道からやってきたDE652。平成14年の廃線により仲間入りしました。新潟時代の橙色塗装で異彩を放っています。普段は、予備的存在なので、クラの奥で眠っています。国鉄DE10をベースとしています。番号がDE562と紛らわしい・・
【DD351】
向浜の製紙工場内で入換に従事する35トン機。工場内にいるので撮影は至難の業。北門の踏切で敷地外からなんとか捉えました。
【203】
入換用の20トン機。北線の精錬工場で長らく使用していましたが、精錬線の貨物が入荷のみになり、入換が不要になっていたため、向浜の製紙工場に移動しました。平成19年冬に秋田港の12番線に置かれていたころの様子です。
【番号なし】
15トン機。向浜の製紙工場で入換に使用していましたが、古くなったためか使わなくなり、203号と交替しました。平成19年春頃から秋田港の12番線に置かれていましたが、平成19年暮頃に撤去されています。
■撮影しやすい場所(南線)
【臨海道路】
南線の列車は港を抜けるとしばらくは臨海道路に沿って走ります。豊田自動車の会社へ入る踏切あたりに線路に柵がなく森バックになる部分があります。2月下旬〜10月上旬の1本目下りが順光となります。背景の関係で、50mm〜85mm程度が撮りやすいでしょう。
秋田駅から県立プール行バス便で青少年センター入口バス停下車徒歩5分ほど。

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【雄物川鉄橋付近】
豊田自動車の販売場を過ぎると旧雄物川を渡る鉄橋へ登る築堤になっています。鉄橋に平行した道路橋から撮れます。2本目の下りが順光です。外カーブで景色もイマイチ。
作例は85mm。135mm以上なら鉄塔をかわせます。青少年センター入口バス停近く。

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【雄物川鉄橋】
雄物川鉄橋は手前側に太い柵があり、車両写真としては不向きですが、トラス橋そのものはなかなか絵になります。国体期間中はスギッチがお出迎え。

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【こまち球場付近】
鉄橋を渡ってしばらくは道路と平行します。こまち球場近くは線路の横に1線分弱のスペースがあり、正面勝ちなアングルで撮れます2本目の下りが順光。
作例はゴルフ場広告看板の横から柵越しに撮りました。

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【こまち球場前】
こまち球場前を過ぎると向浜へ向けて大きくカーブします。球場前バス停横のスペースから外カーブで撮れます。50mm〜85mmくらいが撮りやすいです。
1本目の上りを狙いました。この日は珍しくタキが付きました。

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【製材工場1】
こまち球場から向浜の間は松林の間を走ります。林の奥にある製材工場へ入る踏切から撮影できます。こまち球場前の踏切を渡って向浜方向へ2つ目の踏切では、森の中を行く感じで撮れます。
2本目の上りが順光、ただし西側の木が高く、足回りに光が回る季節には影が落ちてしまいます。

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【製材工場2】
上の写真のもうひとつ向浜方にあるの踏切から。こちらは西側に木がないので影が落ちません。2本目の上りが通年順光、3本目の上りは10月〜2月に順光。ただ、3往復目の列車はケーブル線の影が伸びてきます。

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【製材工場3】
上の写真の踏切から線路沿いに向浜方向へ入ったところで、上の写真の反対側です。5月〜8月の3本目下りが順光です。草がすごかった・・。
バラストにケーブルの影が迫っています。
【向浜駅】
森に囲まれていて、線路に影が落ちない時間帯が短いポイントです。2本目上りが順光です。第一製薬に入る踏切の脇から線路山側の土手を伝って入れます。手前の線路には降りないように。

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■撮影しやすい場所(北線)
【中島埠頭駅南行き】
北線の列車はセメント工場の裏を抜け、臨海道路に沿って走ります。1キロほど先に中島埠頭駅があり、この付近で編成写真が狙えます。

写真は北港側を見たところです。奥の線路は使われておらず、上り列車も手前の線路を通ります。線路の手前スペースが広く、電柱の位置くらいまで線路に近寄っても線路1線分の引きが取れます。1本目の上りが前面に光が当たります。たたしトップ光線気味となります。夏場は山側から若干光があたります。

【中島埠頭駅北行き】
上と逆向きに能代運輸の前あたりから秋田港方を見たところです。列車は手前の線路を走ります。線路1線分引きが取れます。2本目の下りが狙えますが、10月〜2月は日没後になってしまいます。

北線はこれより先は道路と隣接して走るため、編成写真が狙えるポイントは見つかりません。

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■撮影しやすい場所(秋田港駅)
【セリオン展望台】
秋田港にそびえ立つセリオンの展望台は高さ100m。秋田港駅や製紙工場構内線が見渡せます。
秋田港駅をいっぱいに入れるなら、85mmくらいがちょうどいい感じです。入換の様子もゆっくり見物できます。写真は右側が東で、機関庫の付近には機関車3両が見えています。
セリオンから製紙工場構内線を300mmくらいの望遠で見下ろすとこんな感じです。DD351が構内で入換を行っている様子が見物できます。午前中が順光。

この展望台はありがたいことに、入場無料です。朝は毎日9時から入れます。

[google map] [セリオン]

【秋田港駅】
秋田港駅の入換は東側に撮りやすい一般道があるので午前中勝負。ただ、機関車が常時土崎方(北側)につくので機関車側の順光は単機の状態しか撮れません。

南線の発車線は機関車の位置が手前に電柱があり、不向きです。北線の発着線は駅の西側にあり、入ることができません。
機関区も立入禁止ですが、東側の道路から撮ることができます。

[google map]

■運転時刻
南線は一日4往復。土曜日も3本目まではほぼ運行します。日曜休日は運休。コンテナがほとんどですが、時々タキもつくことがあります。

北線は小坂鉄道との間に硫酸輸送を行っていましたが、平成20年3月を持って終了。保守列車が走るのみとなりました。ロシアとの交易ルートとしての活用が模索されています。

ダイヤは3往復が設定されていました。


 ★南線
  秋田港9:05→向浜9:23
  向浜9:38→秋田港9:56
  秋田港11:37→向浜11:55
  向浜12:10→秋田港12:28
  秋田港15:00→向浜15:18
  向浜15:33→秋田港15:51



 ★北線(運休中)
  秋田港10:45→10:55(単)
  北港11:02→秋田港11:12
  秋田港16:50→北港17:00
  北港17:10→秋田港17:20・・推定(単)
  秋田港19:15→北港19:25
  北港19:35→秋田港19:45



(平成19年3月18日改正)
■現地での足
【鉄道】
秋田港駅へはJR土崎駅から徒歩15分程度。線路沿いに行こうとすると異様に遠回りになります。駅前通をまっすぐ行きましょう。[google map]

【バス便】
秋田駅前から秋田港近くのセリオン行きバス便も利用できます。他に秋田駅から土崎地区を経由するバス便は多くの系統があり、あわせて15分おきくらいに出ています。港入口で下車してセリオンを目指して歩きましょう。

向浜や雄物川鉄橋へは秋田駅から県立プール行のバスが便利。1時間毎に運行し、駅前8:35に乗れば1本目から撮れます。こまち球場から向浜付近の撮影地まで徒歩10分程度。

雄物川鉄橋から秋田港の間は日中バス便はありません。北線方向も歩くしかありません。


 バス時刻
  ・秋田駅〜青少年セ〜こまち球場(球場まで26分所要)
   秋田駅西口2番乗場発(県立プール行)
    8:00,8:35,9:30 以後毎時30分発(行)
   こまち球場発
    毎時02分発

 参照:[秋田中央交通]



・秋田駅〜セリオン(秋田港駅近く)22分所要
  秋田駅西口11番乗場発(セリオン行)
   10:00,11:20,11:40,12:40,13:20,14:20,15:00,16:40
  セリオン発
   10:30,12:10,13:06,13:45,14:50,15:34,17:08

【自転車】
体力に自信のある方にはレンタサイクルが便利。変速付きを借りれば、向浜〜秋田港間でも30分程度で走れます。市内通町にあるタカハシ自転車店で一日1050円。[google map]
ホテルパーツシティ秋田竿灯通(旧スカイホテル)には宿泊客用貸出自転車もあります。


■おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございます。臨海鉄道の旅はいかがでしたか。是非一度、秋田へお越しください。
秋田臨海鉄道のほかにも秋田内陸鉄道、由利高原鉄道など、楽しい被写体がお待ちしております。
そして、夜はおいしいお酒にきりたんぽ鍋、もちろん焼肉しゃぶしゃぶの食べ放題もあります。

ご意見やお問合せは笠谷@電鉄倶楽部まで。

(写真や記事はご自由にお使い下さい)
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