
(1025年三月弥生・京・朱雀大路五条ヨリ下・路上にて)
「……私に、何か御用かな。家の用ならば此処で承るが――…?
……ふむ。百の言問いをすると。心願成就のたぐいかな?(首を傾げつつ)
まあ、私などで役に立つのならば、御付き合いしようか。」
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1. あなたのお名前は? 冬見の五代当主が一子、六道(りくどう)と云う。いまは七代当主として月爾の御名を継いだ。よろしゅう、な。(微笑) 2. ご存じの方はその由来なんかを。 仏道に云う、一切衆生が迷い輪廻する世々を示す言葉だそうだ。父から聞いた。 3. 現在の年齢と、わかれば誕生日・血液型を教えてください。 一才零ヶ月。(本人が一番安定していた時期。享年一才八ヶ月)……生まれた日は知らぬが、家に届けられたころには桜が咲いていたな。(三月生まれ。血液は多分、AB) 4. 髪の色、瞳の色、肌の色を教えてください。 父ゆずりの翠髪に、初代様ゆずりの金目。肌がどうにも生白くてな、夜中など鏡に映るのを見ると、自分でも不気味でかなわぬよ。(風髪水肌土瞳。言っちゃなんだがこの人相でこの色相、えらく目つきが悪い気が。) 5. 身長、体重、靴のサイズ(笑)なんかも教えてください。 背丈は…六尺に少し足りぬほど。この前、常葉(ときわ)に抜かれた(笑)。目方は近頃計らないので知らん。草鞋は…何文だったかな。今度イツ花に聞いておこう。(身長178cm、体重は50kg後半〜60kgを行ったり来たり。心労が肉を削る性向なので、晩年月などかなり落ちている模様。靴は26〜27) 6. スリーサイズを教えてください(笑)上から順に。 着物のゆきと丈ぐらいならわかるのだが。測ったことがないな。(苦笑) 7. あなたの口調、一人称、二人称は? 一人称は私(わたし)、くだけた相手だと、俺(おれ)。二人称は相手による。お前、貴方、貴殿、……齢上の相手だと会話が敬語になるのが癖、らしい。 8. あなたの父君、母君のお名前を教えてください。 父は五代当主・青切(あおぎり)。母は泉源氏お紋。母親似だと何度云われたか(失笑)。(←そっくり過ぎてびびりました最初。余談ですが、彼の娘も親父そっくり。P269最上段左三番目。…ガン付け父娘) 9. ご職業は何ですか? 弓使いを職(しき)としている。父から奥義は学べなかったが、な。(←指導が間に合わなかったが自力で復活させた男。しかも初陣で。) 10. 愛用の武器はありますか? 雨切り弓。初陣のころからの付き合いだ。(←父の遺品) 11. 愛用の防具はありますか? 榊ノ胴丸。…そろそろ鹿島ノ羽織あたりが欲しいのだが。 12. お気に入りの装飾品は? …当主ノ指輪、かな?元服まではあれこれととっかえひっかえ…… 13. 朱の首輪をつけたこと・・・あります? 無い。六代が御存命の頃に厳禁されてな。 14. 奥義を覚えたら使っちゃいたくなる方ですか? 使いたくなる、訳ではないが。使わねばならぬ状況が多くて……"連弾弓"には"武人"ともども、何度世話になったことか……(←鬼朱点打倒直後の世代で唯一、悪羅大将に喧嘩を売れた当主。一人だけ頭抜けて強いので無理ばかりした人生) 15. あなたのオススメ戦術は? 大将の動きを"くらら"で止めて、己が起点で"雷電"の併せ。又は背後を取るのが御約束で、三人がかりの"武人"を貰って連弾弓。使い過ぎると常葉と葉常(双子の兄妹。槍使いと拳法家)に怒られるが。 16. 携帯袋の中に常に入ってるものってありますか? 常盤の秘薬と神仙水。 17. あとちょっとで迷宮最深部、というところで一月が経過。 あなたなら続行しますか?それとも帰還? 帰還して湯を使って晩酌する。(←そして翌日は討伐隊の面々から衣類を剥ぎ取り洗濯に明け暮れる当主。…庶民的) 18. 夏の御前試合と白骨城討伐、どちらを優先したいですか? ……どちらもしていないな、そう言えば。実は、当時新しく来た双子の世話(常葉の指導)で八月を棒に振っているのだ。良い思い出だな。(苦笑) 19. 実はあまり行きたくない迷宮ってあります? 紅蓮の祠。熱いのはともかく、赤猫の言い草が、な。 20. 逆にオススメな迷宮とか。 行き場に困ると、とりあえず墓に潜る(親王鎮魂墓)。忘我流水道も、この間、人魚を倒して、だいぶ行き易くなった。 21. カモにしやすい(笑)鬼っています? 七人ミサキとだいだら坊。化けるまで待つのが手間だが。(←この時世に。有能ゆえの命知らずという二律背反) 22. 死にかけたことはありますか?差し支えなければ原因も。 ……初陣で、相翼院の二ツ髪を相手にしたことは忘れられん。冥府の鳥羽口まで行ってきた。叔父の討ち死にも、忘れられないし、忘れたくもない。 23. 漢方薬のお世話になったことはありますか? …ほぼ毎月。(←連弾弓の使いすぎ。健康度黄色を当たり前にして帰還するのが日常)近頃は"神秘陽春湯"が出てきて、助かったな。 24. お世話になってる術は? "雷電"と"武人"。"印虎姫"と"雷獅子"は折角覚えたのに併せる相手がおらん。すこし淋しい(苦笑)。 25. リーダー、参謀、その他大勢。自分はどの位置だと思いますか? 昔は参謀、今は頭領。と、云うか、うちの家族にその他大勢は居ないな。誰一人とてないがしろには出来ぬ。 26. あなたは肉体派?それとも知能派? さあて…今のいくさの具合では、躰も頭も目一杯回さねば生き残れぬからな。(←常に前線で躰を張る弓使い。技も体も申し分なかったもので、術も弓も活用して特攻かけさせてました。…すまん。) 27. 責任感は強い方ですか? ……思い詰め過ぎる、らしい。双子に、よくそう言われる。 28. あなたは楽観的?それとも悲観的? 楽観できるほど贅沢な状況だったことはない。悲観して勝機を逃すこともしたくない。 29. 口より先に手が出るタイプですか? ……まず口が出る。よその人間相手には手まで出さんように気をつけているのだが……まあ……どうにも、という時も……。(←「外」に対してかなり気を張って身構えている感があり。投資投資の根回しで出歩くことが多かったぶん、いわれなき誹謗中傷にはそりゃあもう全身全霊の皮肉で返しているらしく。…都を出歩くときにも内裏に出掛けるときも弓を手放さないのはどうかと。) 30. 他人に迷惑をかけるほう?それともかけられる方ですか? 先代の頃には伯父ともどもに掛けられる方だったのだが。今はまるで違う意味で、双子に苦労を掛けている気がするな。(苦笑) 31. あなたの性格を一言でいうと? 常葉曰く、辛辣、だそうだ。敵にも己にも容赦がないのだと。 32. あなたの長所は何ですか? さあて……何だろうな。(←情が深い。深過ぎて短所と紙一重。日本海溝よりも深く阿蘇山火口より熱いが顔に出ないのが玉に瑕) 33. では短所は 短気は損気。……人にこんなことを言われる日が来るとは思ってもみなかったな(苦笑)。(←短気というか、容赦ないというか。一度家族の敵と思えばマジで七代祟りますこの男。) 34. 好きなことは? ん……香道。少し齧った程度だが、気が落ち着くのでな。香合わせなども、一度くらいはしてみたいのだが(願望)。 35. 嫌いなことは? 家族以外の人付き合いが、嫌いというか……苦手というか……。 36. 今一番の悩み事は? 常葉へ。早く交神相手を決めなさい(笑)。いつまでも逃げられると思うなよ? 37. 休養中、何をして過ごしますか? 書物の整理と……蔵の総ざらえと……あと洗濯と、薬種屋巡りと……内裏に出す書簡の用意とか、投資という名目の根回しとか……(苦笑)なんだか、さっぱり休んでいないような気がしてきた。楽しみは、皆が元気で莫迦話などしているのを眺めるくらいか? 38. 行きつけのお店とかってありますか? 漢方薬屋だな。一刻や二刻、平気で入り浸ってしまう。香のたぐいも扱うから、ついつい長居してしまう。 39. お祭りは好きですか? 人が多いのは苦手だが、双子は好きで、よく付き合わされる。先の正月も三人で白雪祭りに行って、ぶらぶらと。それなりに楽しかったぞ。甘酒も飲んだ(笑)。 40. 建立物のネーミング、どう思ってます? ……建立物?京でときどき見かける、何か変な物体のことか?……あれ、名前が付いていたのか?(←興味のないことは頭に残らない) 41. 美人画屋さんに行ったことはありますか?また、好みの美人画は? 初陣前に、誰かに連れられて行った覚えが……たしか、蔵の整理のときに箱に収め直したんだったか……?どんな画だったろう……?(←繰り返すが、興味のないことは頭に残らない。連れていったのはたぶん叔父さんの拳法家あたりかと。) 42. 相場を張るのに自信はありますか? それなりに。先読みには自信がある。 43. 仲の良い人はいますか? 今いる一族みんな(自分を含めて四人)、それぞれ仲は良いと思うぞ。 44. 親友と呼べる人はいますか? ……常葉かな?あれはあれで色々別の意見がありそうだが、いくさではお互いに背中を預けられる相手だと思っているのには変わりないからな。 45. ライバルと呼べる人はいますか? 好敵手か……鬼は好敵手とは呼ばぬから……ああ、賀茂の若弟子(*阿部晴明・社中結成前)とは一度、手合わせしたいと思う。心おきなく"雷獅子"が撃てそうだ(笑)。 46. 家族仲は良い方ですか? また、どう思ってますか? 良いと思う。常葉も葉常も九曜も、目の中に入れても痛くない気がする。入れろと云われたら試しても良い(←待て)。皆、頼りにしているし、頼りにされたい。守りたい。 47. 当主様のこと、どう思っていますか? 先代(六代当主・七生)のことならば……戦ごと以外はてんで手間のかかるお人だったが、可愛がってもらったよ。とても。心の寛い方だったと思う。 48. 尊敬する人、憧れている人はいますか? 尊敬する、といえば父だろうが……憧憬というか、先代のように、何もかも許せる人になりたいとは、近頃とみに思う。 49. 趣味・特技はありますか? 先にも触れたが、趣味というなら香道。夢卜は、特技というかむしろ体質という気が……まあ、特技と言えば特技だな。(←特異体質。冬見家に生まれた金眸の子は、"夢歩き"と呼ばれる異能を先天的に備えます。初代が眠らせていた血を一気に開花させたのがこの男という設定が) 50. 初代様に一言お願いします。 どうしたらあなたのように諦めずに生きていけるのでしょう、と。答えが聞きたいよ、ほんとうに(嘆息)。 51. ・・・お疲れではありませんか? いや。お気使いなく。(微笑)茶でも持たせようか? 52. 小さいときの将来の夢はなんでしたか? さあて…あったかもしれないが、忘れてしまった。もう思い出せん。 53. 癖はありますか? ああ…(淡々と)…苛々していると、ついつい髪を引いて千切ってしまうのだよ。後は、考え事をしていると親指を噛んでしまう。止めろと言われるのだがなあ。(←……自傷に走る傾向強め。) 54. 嘘は上手い方ですか? 吐く方も、吐かれる方も、それなりに。ずっと騙されていたいと思った嘘もあったし、死ぬまで吐き続けたい嘘もある。 55. 感情がすぐ表に出るほうですか? いや。さっぱり表に出なくて誤解されていることのほうが多いと、双子にはよく言われている。(苦笑)しかし怒りも顔に出ないのは、まあ、有り難いかも…… 56. よく食べる方ですか?味にはうるさい? 腹八分が一番だ。滋養になってくれれば、それでいい。(←少食。味に文句をいうほど食事に興味はない) 57. 好きな食べ物はありますか? …白粥とか、豆腐かな。あっさりして食べ易いし、消化も良い。菓子のたぐいも、先代がいた頃はよく食べた。(←縁側でお茶のお相伴、というのが当時の楽しみだった模様) 58. 好きな飲物は? 井戸水。又は酒。茶はどうも、先代を思い出すのがいかんな(苦笑)。 59. お酒、強いですか? 比べる相手が居ないからわからぬよ。常葉も葉常も、お猪口一杯で酔っ払ううえに絡み上戸でな。晩酌の相手には不向きだ。(←うわばみ。一人でひたすら黙々と飲む。基本的に寝酒) 60. 宝物はありますか? ……物でなくてはいかんか?常葉と葉常と九曜とか、六代様と伯父上と伯母上とか、人では駄目か?(←家族ほどこの世で大事なものはない。しかも自覚はないらしい。……重症) 61. 好きな動物は何ですか? 家には、犬が二頭おる。初陣前に拾ってきてしまってな…(頭掻)。名前は「銀夜叉(ぎんやしゃ)」と「黒不動(くろふどう)」。つがいになってくれると良いな(微笑)。 62. 嫌いな動物は? けもののたぐいはそれなりに、みな好きだからな。嫌いなものは、特に思いつかぬ。猛獣や猛禽など、綺麗な生き物だと思うぞ? 63. 好きな色はありますか? 翠…かな。初雪の日、松の葉に積った雪が溶けかけていて、透き通って、酷く綺麗だと思った(微笑) 64. 嫌いな色は? …朱かな。双子の髪の色(赤)は見ていても別にどうもならぬのに、何であの餓鬼は見ると腹が立つのだろうなあ。(真剣疑問) 65. 座右の銘はありますか? 「秋霜烈日」。(←秋に置く霜と夏の激しい日、すなわち刑罰、権威、志操のきびしくおごそかな喩え。己の現在を囲む状況を堪え抜くことと、みずからを厳しく律する意を込めて。) 66. 今までに一番印象に残っている出来事を教えてください。 …初陣の負け戦だろうな、矢張り。回数は減ったが、夢から離れてくれぬしな…… 67. 裏切られた!と思った瞬間は? 寿命だと知っていたのだが、六代様が亡くなられたときはほんとうに、裏切られた気がした。あのひとの口癖だったからな、「大丈夫だよ、おれは死なないから」というのが。死なぬ人などおらぬのにな。 68. これまでの人生で一番の失敗は? 秘密、ということにしておこうか。思い出したらきりがない。 69. これまでの人生で一番の自慢話をしてください。 ……そうさなあ。筒ノ指南を取った話と稲荷ノ狐次郎を解放してパシリにした話と、どっちが一番だと思う?(悪戯笑) 70. 今までの人生の中での懺悔をひとつどうぞ。 ……すまん。これも又、きりがない。懺悔など始めたら、寿命が百年あっても足りぬから思い出さぬことに決めている。 71. 「交神の儀」についてどう思っていますか? 己がそこから来て、己の子もそこから来る。それ以外にあまり、思うところもないな。常葉がどうして嫌がるのかはよくわからん(悩)。 72. 交神のお相手、好きに選べるとしたら 基準は顔?それとも遺伝情報? 強くなければ生き残れぬだろう。俺は、無駄な苦労をさせる無慈悲な父にはなりたくないな……。 73 ここだけの話、交神相手の女神様のこと、どう思っていますか? 鳴門屋渦女様か……交神は、まだまだ先の話だからなあ。会わずに何か云うのもおこがましい気がする。強い子が生まれて欲しいとは思うが、これは子供のことだしなあ(嘆息)。 74. 一族間でのロマンスについてあなたの考えは? 別に良いのではないか?(真顔)それでお互い満たされるのなら。……だが、俺は遠慮したい。家族の縁(えにし)でなく男女の仲になってしまえば…(徐々に小声)…別れが辛くなるだけという気がする……。 75. 「外」の人とのロマンスについてあなたの考えは? …俺の父の話になるが、死ぬ間際、外に好きな女がいたと告白されてな。息子としてはえらく複雑な思いをしたものだ(苦笑)。だから大江山に登ったのかと、納得はした。(←五代青切、鬼朱点打倒) 外の人間に理解を求めるのは大変そうだが、まあ、身近に実例があるわけだし、不可能ではなかろう。俺は、これも遠慮したい…置いて行く側になるだけだ…。 76. 「外」の人たちから、自分たちはどう思われていると思いますか? 人ではない人。便利な忌み物、ではないかな。俺は、己と己の家族の為にしか戦せぬよ。誰であろうと、他の奴らの為に流す血は一滴も無い。 77. もし、「外」の女性から告白されたらどうします? ふうむ。…説得して諦めてもらう、かな。他に思いつかぬ(苦笑)。 78. 好きな人はいますか? ああ、うん。…家人の皆、というのは駄目か?(笑) 79. 好きなタイプは? 好きになるのに理由がいるか?(真顔)俺はそれを好いていると思う、それが全部だ。他に、何か要るのか? 80. 嫌いな人はいますか? 朱点童子。(即答)……あれは鬼だがな。けれど、知っているか?人でなくば鬼にはなれぬと。ならば、鬼として人を憎むあれの業こそ、まさしく人そのものではないかと思うよ…… 81. 嫌いな人や、苦手だな〜と思うのって、どんなタイプの人ですか? …(暫し考え)…貴族って、どうしてあんなに態度がでかいのだろうなあ。米を作る訳でなし、都を守れる訳でなし。何もせぬし出来ぬのに威張りおるのは理に合わぬと思うのだが、どうか。 82. あなたの周囲で一番変だと思う人は?どこが変ですか? 先代(七生)は、絶妙に変なお人でもあったよ。何処でも寝るし屋根に登るしそこから落ちるし。抱きつき癖もあってな、家族以外にはやらぬのだが、変態と誤解されそうな勢いだった(しみじみ)。伯父上に肘を入れられてうずくまっていたことは、昨日のことのように思い出せるなあ(笑) 83. 文句を言いたい人に今ここでぶちまけてください。 だから、常葉。お前が交神相手を決めないのなら当主権限で俺が決めるぞ。それでいいのか?いいんだな?いいことにするぞ?土壇場で泣き喚いても聞かぬからな(苦笑)。覚悟しろよ? 84. 年取ったなぁ、と思わず思ってしまうのってどんなときですか? ああ…近頃は一晩で疲れが抜けなくなってきていて、すっかり漢方薬に頼りきりだ。困ったものだな。(←他人事のように) 85. 「外」の人たちのこと、どう思っていますか? 家人に手を出したら容赦はできぬが、そっとしておいてくれるならそれで良い。相手が刃を上げたら、振り下ろす前に叩き潰すけれど。(←容赦なし) 86. ふたつの呪いが無かったら、どんな人生になっていたと思いますか? …どうだろうなあ。京から離れて、蝦夷の土地まで行くかも知れない。他の土地を見てみたい。海というものを見てみたい。…ああ、そうか。旅人になっているんじゃないか?(微笑) 87. イツ花さんに一言お願いします。 いつも、世話を掛ける。…しかし、出納帳の計算がもう少し速くなってくれると嬉しいぞ(笑)。 88. 黄川人さんに一言お願いします。 頼む。死んでくれ。今すぐ。出来れば俺の目の前で。(真顔) 89. 「氏神」さまについてあなたの意見を聞かせてください。 ああ…何か聞いたな、その話。(←生まれたときに氏神の話が出た男)なってみなければわからないとは思うが、苦労が多そうでもあるなあ。…出来ることも少なそうだ。だが、長く皆の行く末を見ることができる、と思えば何か物凄く良いもののような気がしてきた(笑)。(←そして死後、己ではなく己の娘が初氏神になる男。氏神の父と呼ばれたりよばれなかったり) 90. 今一番欲しいものは? 時間。それと、息子か息女、だな。 91. 自分のこと、好きですか? …あまり。出来なかったことが多過ぎる。 92. 人気ありますか?あるとしたらどの部分だと思います? どうだろう。…外部に受けが悪いのは確かだ(苦笑)歯に衣着せることができぬので。(←口調は慇懃、中身は辛辣。外の評判を気にしないので京では酷い噂が立ったり立たなかったり) 93. これだけは誰にも負けない!といえるものは? ……なんだろうな?鬼を憎いと思う心か? あれを殺したい、という思いだけならば幾らでも湧いて来るが……広言できるものでもないし、したいものでもないと思う。 94. これだけは譲れない!というものは? 己の命以外には、惜しいものなど特に持たぬな。……ほんとうは、家族の命こそ譲れないが、一手に預かる身となってからは怖くて仕方がない。(嘆息) 95. ・・・・・モテますか? さあ?知らぬ。(←家外の評判と反して、我が家では大層人気者。初陣前から晩年まで。強い優しいではなく、むしろアンバランスな脆さの方がほっとかれない理由らしく。) 96. 贈り物をもらうとしたら、何が嬉しいですか? ああ…"名弓雲破り"が欲しいなあ(笑)。でなければ、養老水が店先で買えるようにならないかなあ。…我ながら色気が無さすぎる。だが、他に思いつかんのだよ(苦笑)。 97. こんちくしょー、家出してやる!と思ったことはありますか? それはない(即答)。俺に、みなから離れて何処へゆけと云う? 98. 口説き文句をひとつどうぞ。 は?…口説けと言われてもな…状況によるだろう。閨で共寝をするのか、戦場に連れていくのか、それとも茶でもくらって無駄話でもするのか?(←この三つが同列に並ぶ辺り、結構アレな思考形態であると思われ…) 99. 見事朱点打倒を果たしました!そのときあなたの心境は? また、その後の人生についての希望はありますか? …蝉の抜け殻になりそうな気もするが。後始末の方が大変だろうな、たぶん京に居られないだろうし、虚脱している暇もなかろう。それを終えたら、やっと巡礼の成りでもして旅を始めるんじゃないか?連れがいると嬉しいな。帰る家もあって、みんながそこにいてくれて、「只今」と戻ってきたら「お帰り」と言ってくれる。…そうだったら、ほんとうに嬉しい。…仮定は空しいと、知ってはいるのだがな… 100. お疲れさまでした。最後に一言どうぞ。 どうも。…久々に自分の行く末来し方を思い出した気がする。 聞いてくれて、有難う。(微笑)では、な。 |