思い出のテレビ駄菓子屋映画
わが劇場未公開テレビ放映作鑑賞記

Memories of Unknown Movies
on the Good-Old TV


1978


限界の恐怖/新・エクソシスト La casa dell'exorcismo (The House of Exorcism)

(1975年・イタリア)

監督:ミッキー・ライオン(マリオ・バーヴァ)

出演:テリー・サバラス、エルケ・ソマー、シルヴァ・コシナ、アリダ・ヴァリ、ロバート・アルダ、アレッシオ・オラーノ

東京12チャンネル 1978年7月6日

スペインのトレドに観光に来た女(ソマー)が悪魔の壁画を見物した後、その絵に描かれた人物とそっくりな男(サバラス)と出会って錯乱。神父に付き添われて病院に担ぎ込まれる。一方、なぜか彼女の分身(?)が現れ、たまたま車がエンコして立ち往生している夫婦(妻の方がコシナ)、その車の運転手と出会う。彼らは仕方なく近くの怪しげな屋敷を訪れるが、この屋敷には未亡人(ヴァリ)とマザコン気味の息子(オラーノ)が召使いと住んでいた。ところがこの召使いがまたしてもサバラスなのだ!…大変分かりにくい話で恐縮だが、テレビ短縮版だったため見ていた当時の僕もよく話が分かっていなかったらしく、これだけは珍しく詳細に物語をメモしてあった(笑)。映画はこの後、怪しいお屋敷での話とヒロインのエルケ・ソマーが収容された病院での話が平行して進んでいく。屋敷では次々と隠された事実が発覚。かつてオラーノには妻がいて、これがヒロインのソマーそっくりだったこと、しかもこの息子の嫁は姑ヴァリの再婚相手と密通したこと…といったドロドロの因果話の果て、まるでサバラスに操られるがごとく一人また一人と人が死んでいく。病院に収容されたヒロインの方は、さながら「エクソシスト」そのまんまみたいな怪奇現象が起きる。…かなり欲張った内容でキャストも豪華だが、僕には最後までお話がよく分からなかったようだ。それは12チャンネルお家芸の激しいカットのせいか? 未亡人の息子役アレッシオ・オラーノは「ふたりだけの恋の島」でオルネラ・ムーティの恋人役を演じ、実際にも彼女の恋人だった男。

 

賞金稼ぎのバラード J.W. Coop

(1972年・アメリカ)

製作・脚本・監督:クリフ・ロバートソン

出演:クリフ・ロバートソン、ジェラルディン・ペイジ

フジテレビ 1978年7月29日

長年のムショ暮らしから帰ってきた中年男(ロバートソン)が、やっと故郷の家に帰ってくる。だが辺鄙な田舎にある家はボロボロ。年老いた母(ペイジ)はボケ始まっている。生活を立て直そうにも、この中年男に出来るのはロデオだけ。かくしてもういい歳こいているのに、老骨にムチ打ってロデオに打ち込むしかない。せっかく出来た恋人とも心がすれ違い、まるで自滅するかのように無謀なロデオ競技に挑んでいく…。「まごころを君に」で知られるクリフ・ロバートソンのワンマン映画。生ギターで奏でられる音楽は味わい深く、じっくりつくった良心的な作品。だがお話自体が気勢の上がらないシロモノだけに、見終わって心が冷え冷えしてくること必至

  

 

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