好評につき第2弾!

クロサワ アキラ・デラックス 2

A Tribute to AKIRA KUROSAWA Part 2

(1999/10/17)

 


クロサワ映画はクール!

クロサワ映画はイケてる!

クロサワ映画はおバカ!

 

ホントに面白い映画ってなーに?

「マトリックス」? 「スター・ウォーズ/エピソード1」? 「オースティン・パワーズ」? 「ムトゥ/踊るマハラジャ」?

「ラン・ローラ・ラン」、「フェイス/オフ」、「パルプ・フィクション」?

「ガメラ3/イリス覚醒」、「踊る大捜査線/THE MOVIE」、「リング」…。

おいおい、忘れてもらっちゃ困る。

ホントに面白いのは、昔も今もクロサワだぜ!

 

若い世代、おしゃれな女性、ミーハーさん、洋画ファン …。

黒澤映画を敬遠していたすべての映画ファンに捧げる

「クロサワアキラ・デラックス2」がはじまるよ!

 

 

時ならぬクロサワ・フィーバーを巻き起こした一周忌特集

クロサワアキラ・デラックス

A Tribute to AKIRA KUROSAWA Part 1

は、こちら

 


 

黒澤作品のミフネはカッチョえー!

TOSHIRO MIFUNE, the Cool Guy

みさ by Misa

 

クロサワ追想

Memories of Kurosawa

ダニエル・ガーバー by Daniel Garber

 

黒澤明の魅力

Appeals of Kurosawa Films

by Hide

 

「どら平太」2000年5月公開記念!

黒澤映画についての私なりのご紹介というかご案内

Coming New Attractions from Akira Kurosawa

映画雑談家 by Eiga-Zatsudanka

 

今なぜクロサワなのか?

Kurosawa, Why?.....Why Not?

夫馬 信一 by Shinichi Fuma

 

 

(C)1999 Misa, Daniel Garer, Hide, Eiga-Zatsudanka

and FUMA'S WORKSHOP


 

 黒澤作品のミフネはカッチョえー!

 TOSHIRO MIFUNE, the Cool Guy

 みさ

 by Misa

 

 黒澤映画といえば絶対欠かせない俳優がいる。三船敏郎だ。三船敏郎はカッチョえー!

 昔も今も日本人でこれだけ野性味があって独特の存在感のある俳優はお目にかかったことがないくらいである。時代劇でも、現代劇でもその存在感で見るものを圧倒する雰囲気を自然に持っている稀有の俳優さんだ。

 

 「隠し砦の三悪人」で見せた駆け馬のシーンは忘れられない。両手で刀を上に挙げて馬を全速力で走らせるのである。(吹き替えなし)こんな芸当を簡単にこなし(決して簡単ではなかったかもしれないが)、それが実に様になる、黒澤監督が主役に選んだ理由がわかるような気がした。

 三船の代表作に「用心棒」「椿三十郎」があるが、後にこのキャラクターをTV時代劇で再現したり、外国映画でそのままの格好で出てしまったほど、三船敏郎にとってはまり役だった。

 この役は剣の達人であり、浪人の身であり、こわ持てなのだが、恥ずかしがり屋でどこか憎めない、愛すべき人物として描かれている。故にコミカルな部分も多く、万人受けするエンターテイメント性の強い面白い作品となっている。

 ラストで軽快な音楽とともに肩を左右に振って歩いていくシーンは、映画の“娯楽”の醍醐味を味合わせてくれ、忘れがたい映画の1本になること間違いなしだ。ミフネが派手好きなハリウッドの映画人から絶賛され、尊敬されている理由はこのクールで野生的でちょっぴりお茶目な部分が愛されたためであると思う。

 彼がいたから黒澤映画がここまで有名になったといっても過言でないほど二人の息はぴったりあっていた。黒澤映画の特徴であるこれでもかというほどの誇張した演技にはまさにうってつけで、三船敏郎のあの濃くて目立つ顔立ちなら言葉を発せずともすべてを語ることができる。

 三船はいい意味で大根役者であるので、黒澤の意のままに演技をすることができた。有名な話だが、「影武者」のとき当時主役は勝新太郎だったのだが、勝が自分の演技をおさらいするためにビデオを持ってきていることに黒澤は猛反発をしたそうだ。「役者は俺の言うとおりに動いていればいい」そう、はっきりいえば黒澤監督は演技を求めるのではなく、役者に“本気”を追求していたと思う。

 今も「七人の侍」などを見るとわかるのだが、三船は“本気”で演じていた。黒澤映画には他にも常連の俳優は数多くいたが、だいたいが脇を固める存在だった。(例外としては志村喬がいるが、彼は本気の演技を演技することのできる名俳優だった。)

 黒澤のアクが強く特徴的な目立つ作品の主役を張れるのはやはり三船しかいなかった。たとえば、「蜘蛛巣城」での三船の迫真の演技(本気)はともすれば、わざとらしく見られがちなところを血走るほど大きく開いたまなこで、逆に圧倒されるような雰囲気にしてしまっていた。

 仲代達也には悪いが、彼は(黒澤映画では)主役になれない俳優だった。「乱」、「影武者」で主役をやったが、どう見てもわざとらしくまるで歌舞伎を見ているような雰囲気になり、とても人間の演技には見えなかった。そう、彼はうまく演じてしまうタイプの俳優だからだ。あまりにうまく演じすぎてしまったのだ。悪役はそれで良くても黒澤映画の主役はそれではダメなのだということをつくづく感じた。

 

 これほどまでに本気が似合う俳優は他にはいなかったからこそ、黒澤は三船を使い続けたのだろう。しかし、「赤ひげ」を最後にこのペアは解消してしまう。そして、ここから黒澤も三船も衰退してしまうのだ。お互い仲たがいしてしまい、もう二度と出逢うことはなかったが、欲をいえばもう一度彼らが手を組んで、作品を作っていたらなぁと残念でならない。どんな作品になっていたか、「影武者」や「乱」も違った展開になっていたのではないかと思うのだが。

 期せずして同じような時期に二人が亡くなったのも何か因縁めいた感じがする。きっと、二人とももう一度一緒に映画を作りたかったのかもしれない。

 

 

Take & Misa's WORLD

http://www05.u-page.so-net.ne.jp/kc4/misatake/index/

みささんのサイトは、ダイビング・ハムスター・映画の豪華3点セットで楽しませてくれます。

 

 

 

クロサワ追想

Memories of Kurosawa

ダニエル・ガーバー by Daniel Garber

 

黒澤明の魅力

Appeals of Kurosawa Films

by Hide

 

「どら平太」2000年5月公開記念!

黒澤映画についての私なりのご紹介というかご案内

Coming New Attractions from Akira Kurosawa

映画雑談家 by Eiga-Zatsudanka

 

今なぜクロサワなのか?

Kurosawa, Why?.....Why Not?

夫馬 信一 by Shinichi Fuma

 

 

  

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