実用性重視

デートムービー最終兵器

The Lethal Weapon of the Date Movies


 

 デートには“ニコホロ”ムービー「ビッグ」を

 I Recommend "Big" as a Date Movie

 けいすけ

 by Keisuke

 

 いつもはFさんの企画を楽しく読ませてもらっている立場の私が、今回はFさんからメールを頂き、企画に参加することになりました。しかもそのテーマが「実用性の高い究極のデートムービー」というではありませんか!!

 これには思わず考えこんでしまいました。そんなことこれまで気にして映画を見たことなかったですからね。さらにこれまで参加なさった方々の文章は面白いものばかりでしたから、そんな中に参加して大丈夫なのかなぁという不安が、かなりありました。

 最初は、単純に恋愛映画がデートムービーなのかなぁ、と思って探していたんですけど、

アレコレ考えるうちに『恋愛映画は観るな!!』『ニコホロ映画が最高のデートムービー』という結論に達しました

 なんでそんな結論になったのかというと「そもそもデートとはどんなものなのか?」 という疑問が生じたからなんですよ。デート自体の定義が曖昧で、個人によってデートの捕らえ方が違いますよね?だからまずは『デート』を私なりに定義付けて、そこからそれにふさわしい映画を選ぶ。

それを『私の究極のデートムービー』にする事にしました。

 では私が考える「男性が誘うデート」とはどういうものか? これには3種類あるんじゃないかと思います。

(1)気に入った異性と『友人』から『恋人』に関係を発展させたいためのデート

(2)付き合ってまだ日が浅いために、より彼女に自分を知ってもらいたい、 また彼女のことをもっと知りたいと思って誘うデート

(3)付き合いが長い彼女とのデート

 この中で(3)の場合のデートムービーを考えてみましょう。これは私の場合ですが、彼女も映画が好きなのでよく2人で映画を観に行きます。でもそのときは「デートムービー」なんて意識してません。一緒に行くのはお互い観たい映画が一致したときのみです。この場合、デートが目的ではなく『その映画を観る』という行為自体が目的ですから、このときに観る映画は純粋なデートムービーとは呼べないでしょうね。だから「ダンサー・インザ・ダーク」『奇跡の海』のような重〜いテーマだろうが『告発の行方』『8mm』といった女性が不快に思う映画だろうが、お互いが見たければなんでも観ちゃうわけです。

 ということは、(1)(2)のように「異性とこれまでよりも良い関係を築く」事に役立つ映画がデートムービーって事になるんだと思います。

 じゃあ、映画を見終わった後、彼女といい関係になるためにはどうすればいいか? 映画終了後、ちょっと気のきいたのカフェに入るなりしてさっき観た映画について話す・・・これって定番のデートだと思うんですけど、そのときに『猟奇殺人』とか『自己犠牲』についての話は相応しくないですよねぇ。

 やっぱり、その映画についてお互いが「楽しく」話せることが重要じゃないかと思います。共有する話題は明るく、楽しいほうが笑顔も多くなりますからね。となると『サイコサスペンス』『ヨーロッパ系の重いドラマ』といった『人の死』が出てくる映画はまず除外できます。

 そうすると『定番の恋愛映画が1番』という最初の考えになるんだけど、これがそういうわけでもないんですよ。だって、スクリーン上でキアヌ・リーブスやらレオナルド・ディカプリオ、トム・クルーズといったカッコイ〜ハリウッドのトップスターが甘いセリフを囁いて色恋沙汰をしているんですよ。

 そんなとき、彼女がふと横を向いたら、、、誰が座ってたって『はぁ〜これが現実かぁ』ってため息が出て、自分の置かれている状況に引き戻されちゃいますよ。 逆もまたしかりで、あまりにキレイな女優さんが出ててもダメだと思います。「ジュリア・ロバーツを見た後に、私なんか・・・」とか「メグ・ライアンみたいにキュートじゃないし・・・」とかコンプレックスありあり。映画の後の喫茶店では、そんなことが気になって話の内容なんて上の空、そわそわしていてとても会話を楽しむ余裕なんてないでしょう。

 こんなことを言うと『恋してるときは横にいる彼がトム・クルーズに、彼女がジュリア・ロバーツに見えるもんなのよ。』と反論する人がいますが、そんなことはありません。だって、私がそうですから(笑)。私だけじゃなく、周りこう思っている人ってけっこう多いんですよ。ひょっとしたら誘った相手はそうじゃないかもしれませんけど、そう考える人かもしれない。デートを成功させるなら、このリスクは避けるべきでしょう。そうした点で『究極』と言うにはちょっと物足りないです。

 こうしたことを考えていくと、デートムービーに相応しい映画の条件は以下の4つということになりました。

1:人の死が出てこない

2:分かりやすい

3:美男、美女俳優が出演していない

4:観終ってから笑顔で『いい映画だったね』と話せる

 この条件を全て満たす映画のジャンル・・・それは『コメディ』です。コメディといっても色々ありますが、「オースティン・パワーズ」のようなシモネタ系はやっぱり相応しくありませんので除外です。

 前置きがかなり長くなっちゃいましたが、そうしたものを除いたコメディの中から私が選んだのは「ビッグ」です。これ、まず主演がトム・ハンクスってのがいいですね、あんまりカッコよくないから(笑)。

 彼って微妙じゃないですか?ギャラはハリウッドのトップスタークラスで、ファンもたくさんいるけど、そのほとんどが彼の演技力を買ってのものですよね。

 『トム(クルーズ)の瞳に吸い込まれちゃったの♪』って人は多くても『トム(ハンクス)のクリクリパーマがたまらないワ!!』とか『あのとってつけたような鼻がステキ!!』って感じる人はかなりレアでしょう(失礼)。

 あんまりカッコよくはないけど、人がよさそう、好感が持てるというトム・ハンクスのキャラクターが大事なんですよ。これなら、そのキャラを自分に置き換えて彼女に感じさせることが可能ですからね。

 どうですか、これってトム・クルーズやディカプリオと張り合ってカッコつけるより簡単だと思いませんか?

 さらに「ビッグ」はストーリーもいいんですよね。この映画、なぜか大人と子供の心が入れ替わってしまい、それまでコチコチに凝り固まっていた主人公の心がだんだんときほぐれていき、最後に純粋な心、子供の心を持つことの大切さを知る、という話しなんですけど、最後にホロッとさせてくれるんですよ。それまでけっこう笑わせてくれるんだけど、最後の最後で「あっ、いい映画だな」と思わせてくれる。ワ〜ッと泣くのじゃダメなんです。あまりにも最後に泣くと、これまた『真っ赤に泣き腫らした目を彼に見られたくないの・・・』というわけのわからん女性心理が働く可能性大。あくまで「ホロリ」と余韻を残して終るのが良い。

 ニコニコ笑えて最後にホロリとくる、、、この「ニコホロムービー」こそが究極のデートムービーでしょう。

 私が勧める「ビッグ」ならば、彼女が俳優のカッコ良さに目を奪われる事もなく、『私なんて・・・』というコンプレックスを抱かせることなく、気持ちよくそのあとの話しをすることが出来ます。お互い笑顔でいられることで、彼女と良い関係を築ける事間違いなし!!(ホントか?)。求む!!成功体験談(笑)。

  その他に『ニコホロムービー』としてデートに有効活用できそうなのが「ミセス・ダウト」「ホーム・アローン」「奇人たちの晩餐会」です。いずれも美男、美女俳優が出演しておらず、笑えながらも最後にホロリとくる映画ですからね。

 

けいすけ

名古屋からつい先日東京に引っ越したけいすけさんのサイトは、彼の大好きなウィノナ・ライダーの写真がいつも玄関を飾ります。

映画大好き!! Movie-Movie !!

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/4736/

 

 

 

Date Movies - Index

"Chasing Amy" by Anno

"The Bodyguard from Beijin" by Misa

"The Natural Born Killers" by Tetsuya Maruyama

"Meitantei Conan" by Miyee

"Boogie Nights" by Satoshi Ohkura

"Keeping the Faith" by natsumegu

"Follow Me" by Shutetsu

"French Kiss" by Mie

"Always" by Yama

"Hana-bi" by Naomi

"Groundhog Day" by Eiga-ya Hiroki

"The Fabulous Baker Boys" by Kanoko

"An Autumn's Tale" by Shinichi Fuma

 

 

 

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