To Be Continued...Again

素晴らしいシリーズ映画の世界 PART 2


 

「ゾンビ」が日本で初公開された当初は、映画ファンの間ではゲテモノ視する向きも少なくありませんでした。しかし、それが壮大な三部作の一部にしか過ぎなかったとは…。いまや「ゾンビ」が一般名詞化している今、あえて問うこのシリーズの味わい方とは? higherさんに語っていただきましょう。 


 

 

 ホラーがダメな人でも是非見て欲しい「ゾンビ」シリーズ

 You Must See the "Living Dead" Trilogy

 higher

 by higher

 

 

「バイオハザード」なる、いわゆるゾンビ映画が日本でもヒットした2002年。

この映画のヒットの要因には、その基盤となる「バイオハザード」というゲームの認知度の高さがあげられる。もともとこの「ゲーム自体」が『映画チック』である為、特にゾンビものが好物な人にはもってこい!なゲームである。それもその筈。このゲームの開発者は「ある一本の映画」にインスパイアされてこれを作ったのだから。。。。

 

その映画とは、もはや語るべく賞賛の言葉も見当たらないほど、絶大なる支持を得ている「ゾンビ」、がそれである。

知らない人は少ないと思われますが、一応この映画は三部作の中の一本に過ぎない。

まずは判り易く、原題と邦題を記しましょう。

 

「NIGHT OF THE LIVING DEAD」→「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」

「DAWN OF THE DEAD」→「ゾンビ」

「DAY OF THE DEAD」→「死霊のえじき」

 

つまりは『夜』から『夜明け』、そして『昼』、と移行していくわけだが、別に同じ日を描いてる訳ではありません。それぞれが内容も異なるので単独で見ても楽しめます。

全ての監督を手がけたのは、もはや「ホラーの帝王」の称号を得ている、ジョージ A. ロメロだ。

 

ま、今回この「シリーズ」を書くにあたって、特に何も書きたくない(笑)。

というのもこのシリーズ、ゾンビ映画の「エポックメイキング」であって、ロメロのライフワークでもあるが、既に完結してる(っぽい)からである。

なので、ここでは簡単な「下らない雑学」程度にしておく。

だってこの映画は、見てもらえると分かるんだが、ホントに面白い。

だから是非見て欲しい。ホラーがダメな人でも、とりあえず「ゾンビ」だけでも。

ネ。

 

ゾンビの定義 (頭の破壊でゾンビは永眠する、とか生者の肉を食う、とか) を決定づけたのもこれらの作品だ。亜流作品が大量に流出してるが (例:「ゾンビ2」とか) このシリーズが本家である。

 

特に人気の高い「ゾンビ」は、バージョンが大量に存在し、多分ロメロ自身も把握出来てないんじゃなかろうか?って気がする。

自分が好きなのは、皮肉にも日本公開時には「監督」としてクレジットされた『ダリオアルジェント編集版』だ。

実際にダリオは監督などしておらず、音楽で関わっただけなんだが。

しかし彼がイタリア公開時に編集を手がけたバージョンが、最もカッコイイと思われる。

本来の『ロメロ編集版』とは全然違うイメージになっている。

 

そして、この三本のうちの「ゾンビ」と「死霊のえじき」において特殊メイクを担当した、トムサビーニが自ら監督して「ナイト オブ ザ リビング デッド」をリメイクしている。

 

グタグタ述べたって、所詮はホラー映画です。(笑)

しかし、ホラーというジャンルを扱いながらも (、と言うか『扱わないと』) 描けない人間像なんかもあると思います。

このシリーズは『消費文明に対する警鐘』を主題に、引いては『人種差別』なんかも欲張っちまった凄いシリーズです。未見の方は是非是非!どうぞ!!

 

あ、話は元に戻りますが、ゲーム版「バイオハザード」のPART2の発売に合わせて、CMが作られました。

ン億円をかけた(らしい)このCMですが、主演はブラッドレンフロ。そして監督は、ジョージ A. ロメロ、でした!

ボクとしては、映画版「バイオハザード2」をロメロに撮って欲しかったんだよね〜。

 

このFさんのHPも、何がしかの理由で閉鎖に追い込まれたとしても、「DAWN FOR NIGHT」となって、ゾンビの様に復活するコトでしょう! おそまつ!!

 

 

 

<「ゾンビ」シリーズ>

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生<未>

Night of the Living Dead(1968・アメリカ)

監督:ジョージ・A・ロメロ、製作:ラッセル・ストライナー、カール・ハードマン、脚本:ジョン・A・ルッソ

出演:ジュディス・オディア、デュアン・ジョーンズ、ラッセル・ストライナー、カール・ハードマン、キース・ウェイン、ジュディス・リドリー、マリリン・イーストマン

ジョージ・A・ロメロのいまや伝説的とも言えるモノクロ低予算ホラー映画。一軒家に立てこもった男女に人間の肉を食うゾンビが襲いかかってくる。日本では劇場公開されなかった。

 

ゾンビ Dawn of the Dead(1978・アメリカ)

監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ、製作:クラウディオ・アルジェント、アルフレッド・クオモ、リチャード・P・ルビンスタイン

出演:デヴィッド・エムゲ、ケン・フォーレ、スコット・H・ライニガー、ゲイラン・ロス、トム・サヴィーニ、デヴィッド・クロフォード、デヴィッド・アーリー

郊外の巨大なショッピング・センターを舞台に、前作よりもさらに地上にはびこりだしたゾンビと人間との死闘を描く。この作品は数々のバージョンが存在しており、日本で最初に公開されたのもオリジナル版ではなく、ダリオ・アルジェント監修によるイタリア・バージョン。

 

死霊のえじき Day of the Dead(1985・アメリカ)

監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ、製作:リチャード・P・ルビンスタイン、製作総指揮:サラ・M・ハッサネン

出演:ロリ・カーディル、テリー・アレクサンダー、ジョセフ・ピラトー、リチャード・リバティー、アントン・ディレオ、ハワード・シャーマン、ジャーラス・コンロイ

地球全体がゾンビに占領された近未来を舞台に、地下基地での人間同士の葛藤とゾンビとの死闘を描く「ゾンビ」三部作完結編。

 

 

higher

ホラー作品を中心に1970年代のB級C級(?)作品などを愛好するhigherさん。おいしい料理と世界のビールを飲ませる東京・上野のお店「ASH NIGHT」の店長さんでもあります。

灰夜 ASH NIGHT

http://ashnight.com/ash.html

 


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