SOUL TOWN レ−ベル等のプロデューサーとして知られるボビー・サンダーズが、自分のレーベルから出していたアーティストのシングルを疑似ライブ風にまとめたもの。Various Artistsものであるが、オリジナルのプロデューサーの意思でまとめられたものであるため、ここに入れた。アルバムA面はヤング・ハーツとボビー・サンダーズ・オーケストラになっており、アルバム「SWEET SOUL SHAKIN'」からの4曲とシングルOnlyだった「The Young Hearts Get Lonely Too」、ボビー・サンダーズ・オーケストラ名義のこのアルバムにしか登場しない「World Of Fantasies」でDavid Tが活躍している。B面はリトル・ヘレン、マッキンレイ・トラヴィス、ザ・デリケイツで構成され、マッキンレイ・トラヴィスの2曲のギターはDavid Tだろう。これも元はシングルOnlyのもの。録音時期は古いものもあるようだ。
Clydene Jackson / Fresh (1975)
レイ・チャールズのCROSSOVERレーベルから出された、クライディーン・ジャクソンの(多分)唯一のアルバム。このレーベルは、シムズ・ツインズのシングル「It's All Over」「Talking About My Baby」から辿り着いた。レイ・チャールズ自身のアルバムもこのレーベルと時期を頼りに辿り着いた。クレジットこそ無いが「If You Were Mine」のギターは間違いなくDavid T。
Johnny Mathis / You Light Up My Life (1978)
まさに正統派と言うべきボーカリスト=ジョニー・マチス。彼のようなヴォーカリストはアルバムも多く、David Tを探すのも大変。ジーン・ペイジがアレンジしているものが多くあるので、耳を澄ませば「あの」ギターが聴こえる。デニス・ウィリアムズとのデュエット曲「Emotion」や「All I Ever Need」のフェイド・アウト直前でかすかにそれと分かるギターが鳴っている。
King Errison / King Errison (1980)
パーカショニストであるキング・エリソンのアルバム。Erisongというのは、おそらく彼自身のレーベルと思われる。バリー・ホワイトの「Don't Make Me Wait Too Long」から快調に始まるこのアルバム。ミュージシャン・クレジットにはDavid T.Walkerを始めとして、ウィルトン・フェルダー、ジェリー・ピーターズ、ハーヴィ・メイソン等の名前も見える。David Tのギターは「Lookin' Back On Lovin'」で聴ける。
Michael Jackson / Farewell My Summer Love (1972)
モータウンには未発表曲のテープがごっそりあるようで、80年代以降、それらを様々な形で出して来る。このアルバムはマイケル・ジャクソンの70年代の録音にドラム等をリミックスして発売されたもの。70年代のジャクソン5、マイケル・ジャクソンならば、David Tというのが定番。リミックスで音量は下げられても、「Farewell My Summer Love」「Call On Me」など、要所要所であのサウンドが聴ける。
Marvin Gaye / Romantically Yours (1985)
モータウン蔵出し編集企画盤。アルバム・タイトルのように、マーヴィン・ゲイのスタンダードを中心としたスウィート・チューン集。録音は60〜70年代だろうと思われる。David
Tのギターは、マーヴィン自身のプロデュース曲「Just Like」「Walkin' In The Rain」の他に、David Tには珍しいノーマン・ホイットフィールドのプロデュース曲「Happy
Go Lucky」で登場する。ノーマン・ホイットフィールドは、テンプテーションズ等でのエフェクト盛り沢山のサウンドを確立するが、それ以前のプロデュース作品のようだ。
Michael Jackson / Looking Back To Yesterday (1986)
サブ・タイトルに「NEVER-BEFORE-RELEASED MASTERS」とあるように、マイケル・ジャクソン/ジャクソン5の未発表曲を集めたアルバム。マイケルの声も若々しい。こちらは「Farewell My Summer Love」のように新たな楽器のオーヴァー・ダブは無い。クレジットは無い(この時期のモータウンだから仕方が無い?)が、ジャクソン5の「Give Me Half A Chance」でのギターは間違いなくDavid T。