ROSALBA NERI
1939年6月19日、イタリアのFurli生まれ。1955年にスクリーン・デビューして以来、確実にセクシー女優としての地位を確立。最も得意とするのは悪女役。尚、愛娘Francesca Neriも今日のイタリア映画界に欠かせない女優に成長しています。アッパー・セブン 神出鬼没 (1966年、イタリア=ドイツ)
★★★☆☆☆
(a.k.a. DER MANN MIT DEN 1000 MASKEN / DER MANN MIT DEN TAUSEND MASKEN / ESPIONNAGE A CAPTOWN / L'UOMO DA UCCIDERE / THE MAN OF A THOUSAND MASKS / UHKAAJA / UPPERSEVEN / UPPERTSEVEN: L'UOMO DA UCCIDERE / UPPERSEVEN: THE MAN TO KILL)
[イタリア公開:1966年2月、ドイツ公開:1966年4月、日本公開:1967年9月]

(STAFFs/CASTs) 監督・原案・脚本:Alberto De Martino、音楽:Bruno Nicolai、撮影:Mario Fioretti、編集:Giuliana Attenni、主演:Paul Hubschmid(=Paul Finney)、Karin Dor(=Helen Farheit)、Rosalba Neri(=Pauline)
(STORY) SIS(英国保安情報部)からスウェーデンに派遣されたエージェントPaul Finney(通称Upperseven)はコペンハーゲン市内に在る犯罪王Kobrasのアジトに潜入し、中国国家安全部がKosbasの組織を利用して、アメリカ合衆国と南アフリカ共和国の間で交わされる予定の1000万ドル相当のダイヤモンド取引からの横取りを計画していることを掴む。そして、ロンドンに帰国したFinneyは以前からのガールフレンドPaulineと再会を果たし性交するものの、間もなく彼女の裏切りに気付くや否や、非情にも間接的に殺害してしまうのだった。其の後、FinneyはまるでPaulineの代わりであるかの如しに現れたCIAの女性エージェントHelen Farheitと性交を楽しみ始める。しかし時を同じくして、南アフリカではKobrasの愛人Birgitが見学客を装って侵入した水道施設に毒物を混入し、間もなく発生した中毒騒ぎの混乱に乗じて問題の1000万ドルを偽札にすり替えていたのである。そして、この後になって南アフリカ入りを果たしたFinneyはヨハネスブルクからケープタウンを経て、今度はイタリアにまで飛ぶ。ところが、彼はローマ国際空港でKobrasの手下Santosに狙撃されるハメに。そして、間もなくローマ郊外の路上ではHelenが急襲を受け自動車運搬用トレーラーを以ってKobrasの秘密基地に送られてしまうと云う事件までもが発生。すると、この段階で既にSantosを殺害していたFinneyは其のSantosに変装すると云う手段を以って問題のアジトに侵入。ところが、其処で予想外の電磁波攻撃を受けた彼は自らも囚われの身となってしまい...
(解説) 変装のプロを主人公にした本作は珍しくも楽器を手にして歌唱まで披露してくれるRosalba Neriの魅力に加えて、終盤に登場するユニークな自動式円形機関砲の存在(=上)も其れなりに楽しめますが、作品全体の出来は(Bruno Nicolaiの音楽の出来同様に)イマイチです。CON LA MORTE ALLE SPALLE (1967年、イタリア=スペイン=フランス)
★★★★☆☆
(a.k.a. CON LA MUERTE A LA ESPALDA / ELECTORA / ELECTRA 1 / OPERATION TAIFUN / TYPHON SUR HAMBOURG / WITH DEATH ON YOUR BACK)
[イタリア公開:1967年10月、スペイン公開:1968年5月、フランス公開:1968年11月]

(STAFFs/CASTs) 監督・共同原案・共同脚本:Alfonso Balcazar、音楽:Claude Bolling、撮影:Victor Monreal、主演:Vivi Bach(=Monica)、Rosalba Neri(=Silvana)
(STORY) 国際的犯罪組織「ELECTORA」のメンバーらが在欧米軍のミサイル基地に侵入し、其の司令官に攻撃性誘発物質を飲ませ、当人にミサイルを発射させようと試みるテロ未遂事件が発生。そして、この際に用いられた物質の存在は世界中の防諜機関の耳に届くに至り、特に中国国家安全部は他に先駆けて「ELECTORA」との取引に乗り出すのだった。一方、ハンブルグに在る政府系研究所では問題の物質の分析がRoland教授と其の女性助手Monicaの指揮下で進んでおり、解毒剤の開発さえも成功に近付いていた。しかし、其のことを知った「ELECTORA」は女性活動家Silvanaらをパーティー会場に派遣し、Roland教授を暗殺してしまう。そして、この際にはMonicaも殺され掛けたが、偶然にも窃盗目的で現場に居合わせた宝石強盗Garyの転機に救われる。こうして奇妙な形で出会ったMonicaとGaryは迫り来る「ELECTORA」の追跡から逃げるハメになるものの、彼らに教授殺しの罪を被せようとするSilvanaの策略によりハンブルク市警の追跡からも逃げなければならない状況に追い詰められていき...
(解説) 元々3D映画として制作された本作は乗用車、列車、船舶、そしてロープウェーに航空機と多彩な乗り物を駆使した攻防戦描写を最大の売りとする大作ですが、中盤に西部劇其のものの乱闘シーンが登場すると云う点では奇妙な作品でもあります。DUE MASCHI PER ALEXA (1971年、イタリア=スペイン)
★★★★★☆
(a.k.a. 2 MASKS FOR ALEXA / BITTERER WHISKY / DEUX MALES POUR ALEXA / FIERAS SIN JAULA)
[イタリア公開:1972年3月、スペイン公開:1971年11月]

Emma Cohenコーナーを参照して下さい。スローター・ホテル (1971年、イタリア)
★★★★★☆
(a.k.a. ASLYUM EROTICA / DER SCHLOSS DER BLAUEN VOGEL / DER TRIEBMOEDER / HOTEL: COLD BLOODED BEAST / HOTEL EROTICA / LA BESTIA UCCIDE A SANGUE FREDDO / LA CLINIQUE DES TENEBRES / LES INSATISFAITES POUPEES EROTIQUES DU DOCTEUR HITCHCOCK / LES POUPEES SANGLANTES DU DOCTEUR X / SLAUGHTER HOTEL / THE BEAST KILLS IN COLD BLOOD / THE COLD-BLOODED BEAST)
[イタリア公開:1971年8月]
(STAFFs/CASTs) 監督・共同原案・共同脚本:Fernando Di Leo、音楽:Silvano Spadaccino、撮影:Franco Villa、編集:Amedeo Giomini、主演:Margaret Lee(=Charyl Hume)、Rosalba Neri(=Ann Palmer)、Klaus Kinski(=Francis Klay医学博士)
(STORY) 金持ちの女性を対象とした精神衛生施設には女性性欲過多症のAnna Palmerを初めとする個性的な患者たちが入院していた。しかし、或る晩に黒衣の人物が施設の敷地内でナースの首を刎ね、其の後も殺人を続行、遂には睡眠中のAnnaも斧を以って惨殺されてしまうのだった。其の中にあって、ナースとレズビアン関係にある黒人患者が矢を以って殺された事件を契機に一連の事件の存在が発覚し、所長のOesterman教授は警察に通報。間もなくKorel警部と其の部下の警部補が施設に到着し、未だに凶器を手にして施設の何処かに潜んでいる犯人探しの為に警官隊も呼ばれる。そして、この状況下にあって、施設の主任精神科医Francis Klayと情事関係にある患者Charyl Humeは自らが囮になって犯人を誘き出そうとするのだが...
(解説) Fernando Di Leo監督を初めとするI RAGAZZI DEL MASSACRO (1969年、イタリア)のスタッフによるGiallo映画の快作であり、約半日のうちに発生する大量殺人劇の始終を回想シーンを多用しながら描き出しています。尚、Fernando Di Leo監督自身がMargaret LeeよりもRosalba Neriのほうを気に入っていた為か、この映画のRosalba Neriは何時以上に美しく描き出されています。フランケンシュタイン 娘の復讐 (1971年、イタリア=USA)
★★★☆☆☆
(a.k.a. DAUGHTER OF FRANKENSTEIN / FRANKENSTEIN'S DAUGHTER / LA FIGLIA DI FRANKENSTEIN / LADY FRANKENSTEIN / LADY FRANKENSTEIN, CETTE OBSEDEE SEXUELLE / MADAME FRANKENSTEIN)
[イタリア公開:1971年10月]

(STAFFs/CASTs) 共同製作・共同脚本:Ernest R. von Theumer、共同監督:Aureliano Luppi、原案:Dick Randall、音楽:Alessandro Alesandroni、撮影:Riccard Pallottini、主演:Rosalba Neri(=Tania Frankenstein医学博士/Tania Marshall医学博士)、Joseph Cotten(=Frankenstein男爵/医学博士)、Paul Muller(=Charles Marshall医学博士)、Mickey Hargitay(=Harris警部)

(STORY) 執事にして助手のCharles Marshall医学博士と2人して人造人間創りに取り組んでいたFrankenstein男爵/医学博士の許に医学博士号を習得したばかりの愛娘Taniaが戻って来る。Taniaは父親の実験内容を知ってショックを受けると同時に強い好奇心をも示し、自分も実験に協力したいと申し出る。しかし、男爵は其れを良しとせず、Marshallと2人だけで実験を続ける。そして、雷を利用して人造人間の原型に電気を流すのだが、原型の頭部は炎上してしまい、実験は失敗したかのように思われた。が、其の直後に動き出した人造人間は其の怪力を以って男爵の背骨をへし折って殺してしまうのだった。このことを知ったTaniaは嘆き悲しみ、第2の人造人間を創り上げて父親を殺した第1の人造人間を破壊すると宣言。Marshallは反対したものの、彼女の性的魅力には逆らえず、自分と結婚することを条件に協力することにする。其の頃、問題の人造人間(=上)は野外セックスに耽っていた若きカップルに襲い掛かり、其の内の少女を殺害し、其の後も殺人を繰り返すのだった。この事態を受けて地元警察のHarris警部が捜査に乗り出すのだが...
(解説) 英語圏の作品に触発されて制作されたイタリア製FRANKENSTEIN映画であり、豪華キャストの中にあって最も強烈な存在感を示すRosalba Neriの熱演が最大の見所になっています。ALLA RICERCA DEL PIACERE (1972年、イタリア)
★★★★★★
(a.k.a. AMUCK / AMUCK ! / HOT BED OF SEX / LEATHER AND WHIPS / MANIAC MANSION / PLAY HOTEL / REPLICA DI UN DELITTO / VIOLENCE)
[イタリア公開:1972年3月]

(STAFFs/CASTs) 製作:Italo Zingarelli、監督・原案・脚本:Silvio Amadio、音楽:Teo Usuelli、撮影:Aldo Giordani、編集:Antonio Siciliano、主演:Barbara Bouchet(=Greta Franklin)、Rosalba Neri(=Eleanora Stuart)、Patrizia Viotti(=Sally Reece)
(STORY) 大手出版社勤務のGreta Franklinは人気作家Richard Stuartの許で秘書として働く為にヴェニス入りする。しかし、彼女の本当の目的は親友にしてRichardの前秘書Sally Reeceの失踪事件の調査にこそあった。そして、ヴェニス到着の翌日、Gretaは同じくSally失踪事件の捜査の為にRichardの許を訪れて来た市警警部Antonelliと接触
すると同時に、独自の捜査を開始。時を同じくして、Richardは妻Eleoanoraらに対して推理小説の執筆を宣言。Gretaは其の内容からRichardは「Sally殺し」をテーマにしているのではないかと疑い始め、小説に登場する「死体遺棄現場」にまで脚を運ぶ...
(解説) 現実の事件と架空の事件を交差させると云う手法を取り入れながら連続犯罪劇を描き出した傑作であり、Teo Usuelliによるテーマ曲も特筆に価する完成度の高さを誇ります。又、この映画は主演3人の美女たちの織り成す美しくも印象的なレズビアン・シーンを持つことでも知れられていますが、特にRosalba Neriの美しさは秀でています。IL SORRISO DELLA IENA (1972年、イタリア)
★★★★★★
(a.k.a. A SMILE BEFORE DEATH / HYMYILE...SINA KOULET! / IL SORRISO DELLA JENA / IL SORRISO DELLA LENA / SMILE BEFORE DEATH / SMILES OF GENA)
[イタリア公開:1972年5月]

Jenny Tamburiコーナーを参照して下さい。DIECI BIANCHI UCCISI DA UN PICCOLO INDIANO (1977年、イタリア=スペイン)
★★★★☆☆
(a.k.a. 10 BIANCHI UCCISI DA UN PICCOLO INDIANO / 10 COWBOYS UND EIN INDIANERJUNGE / BLOOD RIVER / PASION SALVAGE / TEN WHITE MEN AND A LITTLE INDIAN / ZEHN COWBOYS UND EIN INDIANERBOY)
[スペイン公開:1977年5月、イタリア公開:1977年8月]

(STAFFs/CASTs) 監督:Gianfranco Baldanello、原案・共同脚本:Mario Damiani、音楽:Piero Umiliani、撮影:Leopaldo Villasenor、編集:Luis Diego Alvarez、主演:Fabio Testi(=Ringo)、Rosalba Neri(=Katherine Webster)
(STORY) 10人の白人男性がインディアンの集落を襲撃し、或る女性を集団レイプ。其の様子を目撃したインディアンの少年は復讐を誓う。そして現在。問題の10人のうちの1人、Abel Websterは娘のKatherineに先の襲撃事件を告白。一方、当のKatherineにはハンサムだが粗野な愛人Ringoがおり、Abelは其の存在を良く思っていない。折りしも、襲撃事件を目撃して以来、復讐の機会を狙ってきたインディアンの青年が復讐を開始し、問題の10名のうちの或る者は首を吊られ、又或る者は大木の下敷きとなり次々と殺されていく。この状況に於いて、いつの間にかRingoは連続殺人の犯人と看做されるに至り...
(解説) 1969年のレアGiallo映画YELLOW: LE CUGINEで知られるGianfranco Baldanello監督がウェスタンの世界にGialloを描き出した異色作であり、主演2人の熱演も光りますが、何よりもPiero Umilianiによるテーマ曲が印象的です。BACK TO MAIN