EDOARDO MULARGIA

AL TROPICO DEL CANCRO (1972年、イタリア)
★★★★★★
(a.k.a. DEATH IN HAITI / PEACOCK'S PLACE)
[イタリア公開:1972年9月]


(STAFFs/CASTs) 共同監督・共同原案・共同脚本:Edoardo Mulargia、共同監督・共同脚本:Gian Paolo Lomi、共同原案・共同脚本・出演:Antonio De Teffe、音楽:Piero Umiliani、撮影:Marcello Masciocchi、編集:Cesare Bianchini、主演:Anita Strindberg(=Grace Wright)、Gabriele Tinti(=Fred Wright)

(STORY) アメリカ人FredとGraceのWright夫妻は友人のWilliams医学博士を訪れる為にハイチ共和国の首都ポルトープランスに到着し、ホテルに直行するものの、其の前でトラックの荷台から落下した氷の山に襲われる。一方、Williams博士は知人のDouglasから急を遂げる電話を受け、相手の許に急行するものの、其処で失血死体を発見するハメに。この後、Williams医師はWright夫妻を会い、地元の有力者Peacokをも交えて夕食を取る。が、其のレストランに第2の変死体が出て...
(解説) Marcello Umilianiの名テーマ曲をバックに、ミステリアスな連続殺人事件を描いた本作はトロピカルGiallo映画を代表する傑作であり、Anita Strindberg(=右上)演じるヒロインの体験する幻覚世界を筆頭とする印象深い名シークエンスを満載しています。

女囚SEX集団 (1979年、イタリア=スペイン)
★★★★☆☆
(a.k.a. DIE LIEBESHEXEN VOM RIO CANNIBALE / EL INFIERNO DE LAS MUJERES / FEMMINE INFERNALI / ESCAPE / ESCAPE FROM HELL / HELL PRISON / HELLFIRE ON ICE PART 2: ESCAPE FROM HELL / LES EVADEES / LES EVADEES DU CAMP D'AMOUR / 地獄の女囚ハーレム)


(STAFFs/CASTs) 監督・共同脚本:Edoardo Mulargia、音楽:Marcello Giombini、編集:Eugenio Alabiso、主演:Antonio De Teffe(=Farrell医学博士)、Christina Lai(=Vivienne)、Ajita Wilson(=Zaira)
(STORY) 南アメリカ大陸の沖合いにある「エメラルド島」には女性専用刑務所があり、其処の受刑者たちは素手を以ってのエメラルド採掘を強要されていた。其の刑務所に宝石強盗団の女性メンバーVivienneが女囚として潜入し、看守として潜入している男性メンバーらと共同でエメラルド略奪を狙う。そして或る日に起きた受刑者同士の喧嘩の当事者2名が暴行を受けると云う事件が発生すると、既に其の宝石強盗団と協力関係にある医師Farrellはエメラルド略奪と同時に受刑者たちを解放すると云う計画を持ち出す。しかし、いざ其の計画を実行に移してみると唯一の輸送手段である船の持ち主であるOrinocoの裏切りに遭い、Farrell医師とVivienneらの女囚たちはジャングルの中を彷徨うハメになってしまう...
(解説) AL TROPICO DEL CANCRO(1972年)のスタッフによる女囚映画です。この映画はAL TROPICO DEL CANCROほどには良質ではありませんが、本来的な「女囚モノ」の要素に加えて後半にはアドベンチャー映画の要素までも持ち合わせている為に娯楽映画としては十分に楽しめる作品に仕上がっており、1980年代半ばに流行するサブジャンル=「ジャングル女囚映画」の先駆的存在としてカルト的人気を誇っています。

非情の島 女囚大脱走 (1985年、イタリア=スペイン=USA)
★☆☆☆☆☆
(a.k.a. SAVAGE ISLAND)


(STAFFs/CASTs) 監督・共同脚本:Edoardo Mulargia、音楽:Marcello Giombini、編集:Eugenio Alabiso、主演:Antonio De Teffe(=Laredo医学博士)、 Christina Lai(=Maria)、Ajita Wilson(=Muriel) with Linda Blair(=Daly、但し追加シーンのみの出演)
(STORY) 女性刑務所の実態調査に当たっている若きフェミニスト活動家Dalyは「エメラルド島事件」を受けて其の黒幕にして宝石商人Lukerを処刑する為にオフィスビルを訪れる。そして以下の事件について相手の責任を問うたのである。即ち、南アメリカ大陸の沖合いにある「エメラルド島」には女性専用刑務所があり、其処の受刑者たちは素手を以ってのエメラルド採掘を強要されていた。其の刑務所に宝石強盗団の女性メンバーMaria(=実はDalyの知り合い)が女囚として潜入し、看守として潜入している男性メンバーらと共同でエメラルド略奪を狙う。そして或る日に起きた受刑者同士の喧嘩の当事者2名が暴行を受けると云う事件が発生すると、既に其の宝石強盗団と協力関係にある医師Laredoはエメラルド略奪と同時に受刑者たちを解放すると云う計画を持ち出す。しかし、いざ其の計画を実行に移してみると唯一の輸送手段である船の持ち主であるOrinocoの裏切りに遭い、Laredo医師とMariaらの女囚たちはジャングルの中を彷徨うハメになってしまう...
(解説) この映画は1979年の女囚SEX集団(1979年)のUSA独自編集版に過ぎず、オリジナル版を大幅にカットすると同時に固有名詞の大部分をアメリカ化して更には「Linda Blair演じる番外的ヒロイン(=上)がエメラルド採掘の影の仕掛け人の許に出向いて事件の経過を説明しながら復讐する」と云うエピソードを挿入しただけのものです。従って敢えて云うまでも無く、「女囚モノ」としてはオリジナル版のほうが遥かに良いです。

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