SILVIA DIONISIO
(a.k.a. SYLVIA DIONISIO)
1951年9月28日、イタリアのローマ生まれ。PAURA IN CITTA' (1976年、イタリア)
★★☆☆☆☆
(a.k.a. FEAR IN THE CITY / HOT STUFF / LA PEUR REGNE SUR LA VILLE / STADT IN PANIK / STREET WAR)
[イタリア公開:1976年8月]

(STAFFs/CASTs) 監督・共同原案・共同脚本:Giuseppe Rosati、音楽:Gianpaolo Chiti、撮影:Giuseppe Bernardini、編集:Franco Fraticelli、主演:Maurizio Merli(=Mario Murri警部)、Silvia Dionisio(=Laura Masoni)、James Mason(=判事)
(STORY) ローマ市警有数の熱血刑事として名を売ったMario Murri警部は自身の妻と娘を車ごと爆破されるに至り、警察を辞任し、今では気ままに釣りを楽しむ日々を過ごしていた。一方、ローマでは4件の殺人事件が連続して発生し、検事局は苦慮の末にMurriに現場復帰を要請。こうして再度「警部」として街に戻ったMurriは捜査線上に浮上した男の姪っ子に当たるLaura Masoniに接触し始めるのだが...
(解説) Giuseppe Rosati監督にしては珍しい失敗作であり、始終躍動感に欠ける演出と脚本は大いに難ありですが、Silvia Dionisioの存在は唯一の救いとして輝いています。POLIZIOTTI VIOLENTI (1976年、イタリア)
★★★★☆☆
(a.k.a. BLUTIGER SCHWEISS / CRIMEBUSTERS / DIE RATTEEN VON MILANO / EIN PROFI JAGT DIE KILLER / MKS...118 / WILD POLICEMAN)
[イタリア公開:1976年5月]

(STAFFs/CASTs) 製作:Giulio Scanni、監督・共同原案・共同脚本:Michele Massimo Tarantini、共同脚本:Franco Ferrini、Sauro Scavolini、音楽:Guido De Angelis、Maurizio De Angelis、撮影:Giancarlo Ferrando、編集:Attilio Vincioni、主演:Henry Silva(=Paolo Altieri少佐)、Antonio Sabato(=Tosi警部)、Silvia Dionisio(=Anna)
(STORY) 演習中のミスを契機にローマに於ける事務仕事を命じられたイタリア陸軍少佐Paolo Altieriはローマ行きの列車内で女性教師Annaと運命的な出会いを果たす。其の後、彼はAnnaの生徒の1人が誘拐されそうになる現場を目撃すると本能的に攻撃に転じ、誘拐犯を殺害すると同時に子供を奪い返すのだった。が、このことを契機にAltieri少佐は犯罪組織から命を狙われるハメに。そして、早々から集団暴行を受けて、松葉杖生活を強いられる。其の後、彼は市内で襲撃犯のボスと思しき男を発見し追跡。結局、男には逃げられてしまうものの、この際にAltieri少佐は市警のTosi警部率いる警官隊と犯罪組織の銃撃戦に遭遇したのみならず、思わず「参戦」。このことを契機に、少佐と警部は親しくなり、在る種のコンビを結成。そして、オカマ売春婦Claraから宝石強盗に関する情報を得た2人は或る名門宝石店の前で待機するものの、肝心の強盗団は逃がしてしまう。其の後、Claraは自動車の窓に挟まれると云う形を以って惨殺され、又Annaは2人組にレイプされてしまう。其の後、Altieri少佐とTosi警部は一連の事件の背後には軍の兵器を横流しする巨悪の存在があることを突き詰めるに至るものの、この件に深入りし過ぎた少佐は陸軍から停職処分を喰らうハメに。それでも、2人は独自の捜査を強行していくのだが...
(解説) 陰謀と抗争の町 殺し屋(1973年)のMichele Massimo Tarantini監督がSilvia Diobisioをヒロインに招いて制作したヴァイオレンス映画であり、衝撃のラスト・シークエンスはイタリア映画史に異彩を放っています。尚、本作はフェノミナ(1984年)以降のDario Argento監督作品に欠かせない名脚本家Franco Ferriniのデビュー作としても注目に値します。LA RAGAZZA DEL VAGONE LETTO (1980年、イタリア)
★★★★☆☆
(a.k.a. HORRORSEX IM NACHTEXPRESS / PELON PIKAJUNA / TERROR EXPRESS / TERROR EXPRESS ! / TERROR TRAIN / TORTURE TRAIN)
[イタリア公開:1980年1月]

(STAFFs/CASTs) 監督:Ferdinando Baldi、原案・脚本:George Eastman、音楽:Marcello Giombini、撮影:Giuseppe Aquari、編集:Alessandro Lucidi、主演:Silvia Dionisio(=Giulia)、Zora Kerova(=Anna)、Venantino Venantini(=Annaの夫)
(STORY) 倦怠期を迎えて夫との性生活にウンザリ気味の人妻Annaらを乗せたイタリア国鉄の寝台列車が凶悪犯罪者Elio率いるトリオに乗っ取られ、Annaを初めとする女性客らは次々とレイプされていき、病人は殺されていく。そして、車掌までもが犯罪者らに唆されてレイプに参加するに至ると云う極限状態に於いて真っ先に犯人グループに立ち向かったのは別の犯罪者Pierreと売春婦Giuliaと云う異色のコンビだったが...
(解説) 暴行列車(1975年)と共に鮮血の美学(1972年)のイタリア版として知られる作品ですが、実際のストーリーは90%以上オリジナルです。ふと気付いてみれば乗客・乗員の殆どが脱いでいると云う途方も無い展開を持つ作品ですが、Giallo映画音楽界の常連Marcello Giombiniによるモダンなテーマ曲は美しくも印象的であり、イタリアの誇るクール美女Silvia Dionisioの魅力と共に作品全体の質向上に最大限の貢献を果たしています。L'OSSESSIONE CHE UCCIDE (1981年、イタリア)
★★★☆☆☆
(a.k.a. DELIRIUM / FEAR / FOLLIA OMICIDA / MURDER OBSESSION / MURDER SYNDROME / MURDEROUS OBSESSION / SATAN'S ALTER / SVENUTO / THE WAILING / UNCONSCIOUS)
[イタリア公開:1981年2月]

(STAFFs/CASTs) 監督・共同脚本・編集:Riccardo Freda、音楽:Franco Mannino、撮影:Cristiano Pogany、主演:Silvia Dionisio(=Deborah Jordan)、Anita Strindberg(=Glenda Standford)、John Richardson(=Oliver)

(STORY) 映画俳優Michael Standfordは少年時代に父親の変死事件以来、他ならぬ自分が父親を殺してしまったのではないかと思い悩み、又このことによって情緒不安定になっている。そして今、彼は新作の撮影中に共演者を絞殺し掛けると云う失態を犯してしまい、ガールフレンドのDeborah Jordanと2人して母親Glendaの待つ実家に帰ることに。しかし、其のDeborahは其処でMichaelに近親相姦的思いを抱くGlendaと不気味な執事Oliverの2人の登場に加えて、Michael自身が強迫症状を示し始める状況下に当惑してしまう。それから間もなく、Michaelのことを心配する映画スタッフ/キャスト陣もStandford邸を訪れるのだが、其処で連続殺人事件が発生し...
(解説) ベテランRicard Freda監督によるホラー色の濃いGiallo映画であり、魅力的なキャスティングに加え、雰囲気作りにも長けているのですが、其の反面、超心理学的要素を無計画に入れてしまった為に、特に後半部分に於いて混乱が見受けらる嫌いもあります。BACK TO MAIN