観測報告2001年下期

私が星見を行った観測報告です。
天体の導入記録としてまとめておきます。


観測報告12/23
月も出てますが、晴れていたので庭先でちょい見です。
設置は21:00、自宅庭でFS60Cです。
月も出てますし、まずは月から。印象深かったのは直線壁です。あんなにくっきりと見えるんですね。
次は導入練習です。いつもだいたい入れているぎょしゃ座近辺の散開星団をおさらい。M37,M36,M38,M35,M41などをスターホッピングで導入。
撤収は22:30でした。
観測報告12/22【西臼塚】
月がありますが夜半には沈むので、光軸調整を兼ねて久しぶりに単独で西臼塚に行って来ました。
積み込み開始は20:30、出発21:00で道の凍結があるので安全運転で行き、到着は22:00でした。セッティングは15分、アライメントを、アルフェラッツ、ポルックス、ベテルギウスで取り、そのまま光軸調整です。
光軸調整は、焦点位置をはずした光円が同心円状になっているので、前回同様に黒い副鏡の影が光円中心にくるように副鏡側を調整することにしました。200倍を使い、最初は焦点内像側で調整。黒い部分が大きく、同心円の偏りがわかりづらい。次に焦点外像側で調整。外の光環が多くて合わせ易い。おおむね副鏡が中心にくるように調整しました。焦点位置での恒星像の光が偏らないようにはなりました。
続いて観望開始、導入天体は以下の通り。
M42,γAndアルマク、M31,M33,hχ、M37,M38,M36,土星、M81,M82,M1,M78,木星、NGC2392エスキモー星雲、NGC2261ハッブル偏光星雲、βMon、M79,M93,M50,M47,M46,M48,M67,NGC3115スピンドル銀河、NGC3242木星状星雲、NGC2903,M95,M96,M105,M65,66,M51,M101,M3
横浜から来た越前谷さんとお会いしました。厚天に入っている方で、双眼望遠鏡とマゼランドブ使いの方です。これからもよろしくお願いします。
撤収開始は2:00、2:30に西臼塚を出て帰宅は3:30でした。
観測報告12/8【西臼塚】
来週の土曜日はせっかくの新月ですが用事があって出動できなそうなので、今週出動することにしました。
出発21:00、西臼塚には21:45に到着しました。設置完了は22:15、しかしかなり冷え込んでいるので鏡がなじみません。安田さんのところで話したりしてぶらぶらしていると、ちょっと離れたところで機材を広げている方が声をかけてきました。どうやら撮影をされているらしいです。しばらく話をしているうちにAMLの浜野さんだと言うことがわかりました。
すっかり話し込んで、鏡が十分冷えた23:15から観望開始。シーイングが悪かったこともあり主な導入天体は次の通り。
M42、木星、M82,M81,M37,M36,M38,M35,M41,M50,M93,M47,M46,M48,hχ、N2903
撤収は2:30、帰宅は3:15でした。

今回の教訓:
1.まだ光軸調整がうまくいっていない。
2.秘密兵器の靴下はかなり良い。
観測報告11/23【西臼塚】
昨日富士山に行ったので、今日はあきらめようと思っていたのですが、いつもの5時間睡眠に慣れたのか(笑)体調が良かったので、軽く流して見るつもりで富士山クラブの方が行っている西臼塚に行くことにしました。
機材は気楽に見るために軽装で、FS60Cとお茶道具のみ。15分で用意し自宅を出たのが21:30、現地着が22:15でした。
佃さん、三原さんに挨拶し、さっそくセッティング、といってもFS60Cなのでいつもの自宅庭に出すように、長いすの上にアイピースと星図、キャプテンチェアとFS60Cの三脚という3点セットです。さらに西臼塚ですから、FS60Cにはケンドリックのヒーターを装着、バッテリーはちょっと心配だったのですが、以前使っていたポータブルタイプのを持っていきました。
さっそく西に傾く月を見ます。すごくうるうるで、シーイングは悪そうです。次に高度の上がっている土星を導入。こちらも6cmのFS60Cでも揺らいでいるのがわかるくらいシーイングが悪そうです。しかしシーイングの安定した瞬間を狙って何とかカッシーニはわかりました。
その後の導入天体は、
M35,M37,M1かに星雲、6cmで見ることが出来るなんて驚きです,M42,M78これも見えるとは思わなかった、空がよいということは重要なんですね,M79小粒な球状星団,M41,M50,M47,M46こちらの方が小粒
月が沈んで30分くらいした0:00過ぎから空の状態が良くなり、冬の天の川が綺麗に見えてました。また、佃さんの46cmでDeepSkyからメシェまで実に様々な天体を見せていただきました。印象深かったのは、トラペジウムが綺麗に6つ見えたことと、ハッブル変光星雲を初めて見たことです。本当にありがとうございました。
結局いつもの時間の3:00まで見て帰りました。帰宅時間は3:45。

今回の教訓:
1.暗い空ではメシェ天体の導入は楽勝。25mmのファインダーでも存在がわかる。
2.ポータブルのバッテリーでもヒーターを最弱にしておけば一晩はいけるかも。
3.相変わらず西臼塚の霜はすごい。本を開くのは屋根の下の方がよいかも。
観測報告11/22【富士山富士宮口高鉢駐車場】
今日は3連休の前夜ですが、天気もよろしく、月も22:45には沈むので観望日和です。富士山クラブの方も行かれると言うことで、富士宮登山道の途中にある高鉢駐車場に集まることにしました。
いつものように娘共が寝付いてからの積み込みです。予定より娘が寝付いたのが早く(笑)、20:15から積み込み開始できました。機材一式積み込むのも撤収するのも、だいたい30分が最近の目安です。出発は20:45、今回は忘れ物はないように気を付けたのですが、前回買ったリゲインと眼鏡を洗うのを忘れました。(爆
到着は21:45、まだ誰も到着しておりません。高鉢駐車場は登山道に面した小さな駐車場ですが、木に囲まれている割には比較的視界が開けてます。湿度も少なく、風も吹きさらしではないので比較的暖かい方だと思います。標高は1300m位でしょうか?欠点は、道に面していてさらにカーブの外側なので、通る車からライトで照らされることです。
今回はVISACを設置するとき、温度順応を早めるために電動ファンを使いました。だいたい30分くらい回すとまずまずの星像となります。22:30頃安田さん到着、23:00には宇高さんが到着して3人での観望となりました。
最初は空のバックが白っぽかったのですが、月が沈んで30分もたつと五合目並みに良い星空となりました。ただ、冬の空のようにスカッと抜けたような暗さはありませんでした。その替わり、非常にシーイングが良く、VISACでこれだけ高倍率が安定した夜は初めてだったのではないでしょうか。
導入天体は導入順に以下の通り。
M31,M33腕は見えず,M74,NGC7662青い雪だるま,M54,NGC146,M103,hχ,M34,M82お気に入りです、細長い姿が綺麗,M81,NGC2768,NGC2841,NGC2403
ここで、アライメントを取り直すためにカペラを導入したところ、干渉リングが偏っているのを発見。焦点内外像を見たら、リングは等間隔だったのですが副鏡中心がずれてました。そこで急遽光軸調整をすることに。200倍で副鏡側の調整をし、副鏡の影を中心に持ってきて干渉リングはかなり改善されました。
後半は、M37小粒がたくさんある方が散開星団は綺麗に感じます,M36,M38,M1,土星、今晩のシーイングは最高です、カッシーニがぐるりと一周回って美しいです,木星縞模様がくっきりとうかがえます、大赤斑が白い?,NGC2392エスキモー星雲、中心星がはっきりと別れて見えました、フードの感じも何となくですが見えた気がしました,M42,M79低い位置の球状星団ですが、シーイングがよいと球状星団らしく分離し出します,M41,M47,M46こちらの方が小粒で散開星団らしいです,M50,M48,βMon光軸修正のおかげで比較的ましな3重星が見れました,NGC2903しし座のカマの先にある銀河
暖を取るのも忘れ、ひたすら見続けました。2時頃さすがに体が冷えたので、カップラーメンで暖を取り、2:30に撤収準備、3:00には現地を後にしました。帰るときの気温は−2℃、足先が冷えましたが、その他は平気でした。ホットベスト様々。帰宅は4:00でした。

今回の教訓:
1.UW8.8mmを貸していただきました。14mmと同様、LVよりもぬけがよいです。200倍用アイピースはこれで決まりか?
観測報告11/21
平日ですが晴れていたので庭でお気楽観望しました。望遠鏡はFS60C、設置時間は21:30です。
この時間帯の主な二重星を見たので、今日は導入を知っているものを中心に気楽に見ることにしました。以下は導入順、
土星、シーイングまずまず,M45こんなものか,M37導入に苦労しました、空が白っぽいせい?,M36間違えて導入(汗,hχちょっとしょぼい,γAnd相変わらず綺麗ですこの時期一押し,リゲル何とか伴星が見えました,σOri3重星,ζOri分離できず,木星縞の分解が今一つ、M35,γAri綺麗,αPsc7cmのテスト星ですがすごく厳しい,土星、木星を最後にもう一度見て、撤収しました。撤収時間は23:30。

今回の教訓:
1.テスト星ってほんとに厳しい。(爆
観測報告11/18【十里木】
今晩はしし座流星群の日です。金曜日土曜日の夜を我慢して、ひたすらアッシャーさんを信じて日曜の夜(月曜の明け方)にかけました。といっても、金曜日には先週発見された焦点内外像の偏りを直すために主鏡押さえリングを取り付けなおした望遠鏡の光軸確認をし、土曜日には2時に起きてしし群が飛んでないか庭から30ほど眺めてました。
そしていよいよ本番の日です。午後には一緒に見る予定の同期の錦織と本田が来て、夕方の太陽をヘリオス1で見せてもらいました。久しぶりに見る太陽像は良いですね。小さめのプロミネンスがいくつも見え、黒点も2つ、黒点から延びるダークフィラメントや単独の長いものなど、いろいろと見え楽しみました。後で現地に集合すると言うことでいったん別れ、機材を車に積み込んで夕飯を待ちます。
夕飯が済んで18:30に出発。前回下見をしておいた十里木の某駐車場に着いたのは19:00でした。2人は先に到着しており、お茶してました。場所を奥に陣取っていたので、手前側に移動。車2台でガードして駐車場を広く使うことにしました。さっそく着替えようとすると、ホットベストのガスを忘れているのを発見。さすがにこればかりは無しというわけにも行かずに家に取りに帰ることにしました。テーブルや食材など最初に使いそうなものをおろして、家に帰り、改めて現地入りしたのは20:00でした。
最初は雲量が9/10でわずかに雲の隙間から星が出ているくらい。友人のSky90と私のFS60Cで雲間から覗く散開星団や二重星を見比べておりました。21時頃から雲量7〜9/10といった感じになり、VISACを設置。それでも導入できるものはほとんどありませんでした。
23時頃に火球クラスの流星が南の空を西に向かって飛ぶのが見られ、火球が見られたから良しとするかなんて友人といってました。この頃から車が増え始め、最終的には駐車場内に10台、前の道に20台くらい路上駐車がありました。
0時位に来た方が、弟さんが伊豆にいてそちらは晴れているという情報をくださいました。その方は伊豆に移動。我々はお店を大々的に広げちゃってましたし、周囲にも車が多数いたので駐車場から出るのを諦め、その場で時を待つことに。0:30頃に会社の同じ部署の人が子供を連れて合流。このころから徐々に雲が取れ始めました。結局、1時にはごく低空を除く全域で雲が晴れ、天の川も見られるよい星空になりました。このころから火球クラスの流星が主に子午線のラインから西にめがけて長く尾を引き、多数流れ始めました。
最初はイスに腰掛けて見ていたのですが、天頂から真後ろにかけて流れていくので首が疲れ、すぐに5人で地面に寝ころんで見ることに。(笑
結局、それが序章で、ピークの2:30〜3:30にかけてはものすごい数の流星でした。ピーク時の方が数は多かったのですが火球クラスは少なかった様な気が?輻射点がはっきりとわかるほど頻繁に流れてました。
3:45になって、それまで我慢していたお腹が気になりだして、3人で遅い夜食を食べることに。4時くらいに薄雲が南からわいてきてそれがしし座を隠して観望の区切りとなりました。
結局現地はそれからあまり曇ることもなく、雲量3/10くらいで明け方を迎え、白んでくる夜空の中を飛ぶ火球を見ながら撤収準備。5:45に現地をあとにしました。帰宅は6:15、かろうじて太陽が昇る前でした。
結局最低気温は−0.5℃で、ホットベストのおかげで寒さも気にならずに観望できました。ただ、かなり有名な場所だったらしく、走ってくる車のライトは多少気になりました。それもほとんど3:30位には帰っていき、最後までいたのは4〜5台だったかな?望遠鏡もあまり見なかったような気がします。
天空の一大スペクタクルに魅了された一晩でした。

今回の教訓:
1.使ったガスは次の日には補充しておこう。<ホットベストやストーブ
2.流星見るのは寝ころんでみるに限る。
観測報告11/10【富士山富士宮口五合目】
来週はしし座流星群騒ぎで五合目に近寄れそうにないので、今週が富士山五合目の今シーズン最後になります。
前日まで天気が悪かったので心配したのですが何とか登れそうです。登山道ののこり2kmは道の端に雪が残り、道路の一部も凍結してました。到着は22:15、到着時の気温は冬型になったためか−4℃になってました。駐車場は奥の方に白く雪が残り、入り口付近に陣取ろうとしたら先に到着していた安田さんと舟田さんから凍結しているので雪の上にした方がよいといわれました。車を降りてみると雪のないところはがちがちに凍結してます(汗。慎重に奥側の雪の上に移動して車を並べ、望遠鏡も雪の上にセッティングです。
アライメントを取り終えて、西に傾くペガススからM15とM2を導入してみますが、 ぼけぼけです。むちゃくちゃ寒いのでどうやら鏡の温度順応が悪いようです。1時間ほど鏡をならす間に、世間話をしながら先に到着して鏡がなじんでいる安田さんにいろいろと見せていただきました。
今晩は冬型の空になったのか、シーイングはあまり良くなく、その替わりに透明度は非常に良かったです。導入天体は順に、
M15,M2,土星、今晩は200倍まで,NGC7331,NGC7662青い雪だるま,IC5146コクーン、わかりませんでした,M39,M52,M31,M32,M110,NGC185,NGC147見えず,M103,hχ,M36,38,37,M35,リゲル,βMon,M79,M77,M74,M33
でした。とにかく寒い夜で、途中コーヒーやカップラーメンで暖を取り、ほとんどストーブに張り付いてました。今シーズン初の氷点下の夜だったので、体がまだ耐えられなかったんですね。(汗
月が昇って明るくなった3:00に撤収、下りは慎重に運転して、帰宅は4:10でした。

今回の教訓:
1.寒いときは足下から寒さがくる。靴の中にホッカイロを入れるのは効果的。
2.今回回折リングが不均等だった。焦点内外像で確認するとリングは同心円になっていたが円周の一部がへこんだ形になっていた。主鏡押さえリングの取り付けがうまくいっていない様子。再調整が必要。
観測報告11/1
今週は天気が安定して夜が良く晴れています。昨晩月明かりの中で星の導入が出来ることがわかったので、今日は最初から二重星ねらいで観望開始です。設置時間は21:15、望遠鏡はもちろんFS60Cです。
まずは月齢15.7の月を導入、満月には昨晩の方が近かったのですが、今日の方がのっぺらとした印象でした。次は土星です。今日は昨晩に比べシーイングが悪く、今ひとつの見え方でした。
早々に月惑星をあきらめ、二重星を導入します。昨晩はオリオン座近辺を中心に見ましたので、本日は時間も早いことですしもう少し天頂に近いアンドロメダ〜さんかく座近辺の二重星を導入することにしました。アンドロメダ座γアルマクは色の美しい二重星です。光度も十分でお気に入りの二重星です。しかし、天頂付近で導入するのに苦労しました。アンドロメダ座からはもう一つπ、伴星が8.6等はちょっとつらい。
hχは散開星団ですがついでに導入。しかし、月明かりでとってもしょぼい。
さて、二重星に戻って、おひつじ座γ、等光4.8等の白いペアです。きっちり同じ星が並んでいるのもまた綺麗なものです。おひつじ座からもう一つλ、伴星が暗いとFS60Cではちょっと苦しい。さんかく座ι、離隔も3.9″と美しいペア。カシオペア座からはα,η、どちらも主星の光度が高いのでなかなか面白いです。
一通り天頂付近の二重星を見たので撤収、時間は23:05でした。

今回の教訓:
1.天頂付近は経緯台だと導入が厳しい。赤道儀もか?(爆
観測報告10/31
昨晩に比べ雲のない夜です。しかし月は満月で空は一面真っ白です。かろうじて2等星が見えるかなと言った程度。今夜はHPを更新していて望遠鏡を出す予定はなかったのですが、更新が早く終わったので外に出てみるとあまりに月が綺麗だったので、月と土星が見られれば良しと言うことで急遽星見をすることにしました。
場所は自宅庭、設置時間は22:00です。昨日と同じく設置には時間のかからないFS60Cをチョイス。さくっと観望に入ります。
まずは満月の月を導入。満月とは言え、月齢は14.7なので若干太り側の縁が欠けているようです。ほんとに縁にあるクレーターがくっきりと浮き出ています。次は土星を導入。昨晩と比べ雲が出ていないのでかなり明るいです。シーイングもまずまずで、カッシーニが何とかわかります。輪の傾きといい、表面の模様といい、今年の土星はすばらしいです。
あっという間に目的の月と土星が終わってしまったので、次は二重星見物をすることにしました。といってもこの空なので、まずは明るめの星からです。最初に導入はオリオン座βリゲル、離隔は9.5″と離れてますが、0.1−6.8の光度差はなかなかの難物です。しばらくじっと見ていると伴星がポチッと見えてきました。次は同じくオリオン座λメイサ、離隔4.4″で分離は容易、伴星も明るめなのでFS60Cでは格好の対象です。オリオン座σは多重星で、離隔は大きめなので3つまではFS60Cでわかります。オリオン座ζアルニタク、今夜も分離は出来ませんでした。オリオン座θ1トラペジウム、VISACだと余裕で4つ見えますが、さすがに口径の小さいFS60Cでは4つ目の8.0等はなかなか見えません。おうし座χ、離隔は19.4″と大きいですが、等級が5.5−7.6となかなかかわいい重星です。いっかくじゅう座ε、離隔13.4″4.5−6.5等、こちらも明るさの差が綺麗なペア、ペテルギウスからたどったのですがなかなか導入が大変でした。
時間も遅くなったので上がってきた木星を最後に見てお終いにしました。撤収は0:00。

今回の教訓:
1.満月の晩でも以外に星は見える。双眼鏡であたりを付け、望遠鏡の低倍率で導入してやれば恒星なら十分導入可能。
観測報告10/30
月がとても大きくなり、空もかすんで白んでいましたが、晴れているとなれば望遠鏡を出さずにはいられません。自宅庭にFS60Cを設置して観望開始、設置時間は21:30でした。
最初は南中している月齢14の月から導入です。さすがに明るい月ですが、まだ欠け際はクレーターなどがよく見えます。月も140倍もあればかなり楽しめます。東端の大きなクレーターグルマルディやヘベリウス、南極部のバイイ〜シッカルトの付近、光条の綺麗なティコやコペルニクス、淡くなった虹の入り江やそれと対照的に黒く沈んでいるプラトー...等々、いつまで見ていても飽きません。
ちょっと目が疲れてしまったので、東の空に上がっている土星を見ることにしました。さすがに月齢14だと、肉眼で見える星は惑星である土星と、アルデバランなどの1等台以上の明るい恒星しか見えません。土星はバックが白くてコントラストが悪く、シーイングも悪いようで、本体の影はわかるもののカッシーニは判別できず、全体的に暗い像でした。
さっさと土星をあきらめて二重星を見ることにし、まずは西に傾いているはくちょう座から導入しやすいβアルビレオを探します。ところが、西の空は毎度の事ながら光害がひどく、双眼鏡で確かめつつがんばって探しますが、なかなか見つかりません。そうこうするうちに空に厚めの雲がかかってきたので、さっさとあきらめて撤収しました。撤収時間は22:10。

今回の教訓:
1.自宅からはやはり西の光害がひどい、反対に東側は比較的暗い。西は沼津、東は箱根の差か?(笑
2.さすがに満月近くだと空が異常に明るい。こんな時はどうやって導入するのだろう?
観測報告10/27
今夜は月齢10.8と月が明るかったのですが、VISACの主鏡押さえリングを付けてみたので、その効果を確認するために庭に出してみました。
設置開始は20:30、アライメントをデネブ、アルタイル、アルフェラッツで取ってステラナビを接続します。月からでも見ようかと思ったのですが、ふと鏡をはずしたことを思い出し、デネブで光軸の確認です。すると、ぼかしたときには同心円状に見えているのですが、合焦位置で回折リングが片側に尾引いているのがわかりました。そこで仕方なく、久しぶりの光軸修正をすることにしました。
今回は入手したVISACの光軸修正方法に則り、主鏡側の傾き調整で光軸を修正することにしました。最初光軸調整ねじの仕組みがよくわからなかったのですが、少しいじってみて理解しました。主鏡の光軸調整は、外側の対になっているねじ3組で、対になっている芋ねじの方が押しねじ(固定ねじ)、丸い頭の方がセルに直接付いている押し引きねじです。まずは芋ねじをゆるめ、押し引きねじを回して、ピントをはずした恒星像の回折リングが同心円になるように動かします。が、これがなかなかうまくいかない(汗。悪戦苦闘しているうちに星が傾き、庭の木の陰に入ってしまいました。
仕方がないので、東側の明るい恒星アルデバランを導入して再度光軸修正のやり直しです。今度は失敗しないように120倍から調整します。ちょうど明るいリングが1本見える状態にピントをずらし、この内側の暗いところが同心円になるように調整します。2カ所の押し引きねじを調整したところでほぼ同心円になったので、450倍でもさらに調整し、焦点像の回折リングが星の周りに回っている状態まで調整しました。
光軸調整しているときに、視野の中の星を動かす際にバックラッシュによりうまく動かなかったので、ついでにスカイセンサーのバックラッシュ調整を行いました。結果、200->380と横方向の値が大きくなりました。
調整に1時間強かかり遅くなってしまいましたが、星見開始です。最初は明るい月から始めました。LV2.5mmはFS60C用に買ったのですが、月なら使えるかもしれないと思いチャレンジしてみました。さすがに、シーイングの影響が出てかなり揺らいでいるのがわかりますが、720倍は圧倒的な大きさです。コペルニクスが視野いっぱいにそそり立つ感じです。
普通に見るにはやはり450倍がせいぜいで、この倍率では視野の揺れも少なくなり、細部がはっきりとしてきます。コペルニクスの雄大な眺めもなかなかですが、やはり欠け際に近いガッセンディや虹の入り江の静に光る様子が最高に綺麗です。
しばし見とれていたのですが、シーイングが良さそうなので、東の空に登っている土星を見てみる気になりました。導入して200倍までは何とか見られたのですが、シーイングの影響かはたまた月が明るいせいか、ちょっと全体がかすんだ感じに見られました。ただ、カッシーニは一周見ることが出来ました。
その後は二重星見物になりました。先週FS60Cで見たところをVISACでおさらいします。リゲルは主星の光量が圧倒的で、なかなか分離して見えなかったのですが、スパイダーの光条の影に小さくたたずんでいる伴星を発見。どうやら分離はしている様です。次は難しいオリオン座ζアルニタク2.4″です。これはさすがに無理でした。この日の最低離隔はいっかくじゅう座β三重星の狭い方2.8″でしたが、これは等光に近いので比較的容易でした。以外に難しかったのはさんかく座ι3.9″で、不等光5.3−6.8の二重星です。
最後に隣の家の屋根から上がってきた木星を確認してお終いにしました。シーイングは始めよりも悪くなっており、縞はまあまあ見えるもののかすんだ感じで、200倍止まりでした。
撤収時間は0:20、月の明るい夜ですが、なかなかに楽しみました。

今回の教訓:
1.主鏡側の光軸調整を覚えた。二重星の見え方を見るとまあまあの調整にはなっていると思われる。調整前の状態、「2″台は無理4″は余裕で分離」程度にはなっている。
2.やはりVISACでの二重星はあまり綺麗ではない。回折リングが綺麗でないのも要因だが、シーイングの影響を受けやすいのも要因か?
3.月は倍率が欠けられるとなかなか面白い。720倍をベストシーイングで見てみたいものだ。
観測報告10/23【十里木】
今日は平日ですが、会社の人と星見に行く話が盛り上がり、新しい場所の開拓もかねて星見に出かけることにしました。
会社を出るときに空一面雲が流れていたのでいやな予感がしていたのですが、ひまわりを見ると高層の雲はないようです。とりあえず場所さえ見つけられればよいかなと言う軽いのりで、出かけてみることにしました。例によって娘共が寝てから準備です、今日はあまり準備に時間を取られたくなかったのと、手動導入の練習も兼ねていたので、装備はFS60Cとお茶道具だけを積み込みました。自宅で待ち合わせ出発したのが21:05、目的の十里木に到着したのが21:40でした。前々から目を付けておいた脇道にそれ、以前聞いておいた駐車場を見つけてそこで星見することにしました。
しかし、到着したときには一面の曇り空。仕方がないのでお茶をして帰ろうかと言うことになりました。いつものようにコーヒーを入れて、2人して飲みながら話をしていると、ちらほらと雲間から星が見えています。あの星は土星、これはアルデバラン、こっちはカペラなどど話しているうちに、一つ二つ星座が見え始めたので、せっかくだからということで望遠鏡を出し観望開始。こういうときにはお手軽屈折がいいですね。さっと観望に入れます。
まずは土星を眺めます。私のFS60Cではカッシーニはちょっと無理、かなりシーイングは悪い方です。永瀬さんにまえまえから良いよと吹き込んでいたLV2.5mmを貸して、マゼラン80Sで土星を眺めます。さすがに口径差はあり、こちらでは時折シーイングの安定したときにカッシーニを見ることが出来ました。
次はhχの導入です。これはカシオペア座からたどって見つけました。雲が切れたときには肉眼でも二重星団がわかるくらい、下界とは比べものにならない良い空です。このくらいの空だと導入も楽々ですね。永瀬さんも無事導入し終わって、次は散開星団M37にしようかと思ったら雲がかかってほとんどわからなくなってしまいました。
その後も雲がどんどん流れてくる中、何とかわかる天体だけを拾って見てみました。
二重星では位置がわかりやすいアンドロメダ座γを導入。その色の美しさに感激してもらいました。
その後は高く上がってきた木星を見比べ、シーイングの悪さを再確認(汗。M42を見てお終いにしました。
最後に星空を眺めながらコーヒーを飲んで、撤収は0:25、自宅に到着したのは0:50でした。

今回の教訓:
1.新しい場所はロケーションも良く、今後のホームグランドとして使えそう。
2.キャンドルランタンの初デビューだったが、かなり使えることがわかった。
観測報告10/20【富士山富士宮口五合目】
本日も土曜日ということで、初めての連チャンで富士山に行くことにしました。さすがに5時間では睡眠不足なので、昼寝を2時間ほどさせてもらって、例によって子供が寝てから出発です。思いの外子供が早くダウンしたので、出発は19:30となりました。前日の鹿の大群のこともあり、慎重に運転して到着は21:00でした。
天気はあいにくの薄曇り、時折すじ雲の合間から星が見えるという天気でした。
設置完了してM57でシーイングを確認。今日は透明度が悪いですが120倍でもしっかり見えてシーイングはまずまずの様子。さらにこと座のダブルダブルで確認です。200倍で分離しかけてます。鏡も冷えてないのでまあ良い方でしょう。
いつもの順番でM56,M71,M27と導入します。今日は球状星団もなかなか見応えがあります。ちょっと空が悪いので微光星は少ないのですが、シーイングの方が見えには影響するようです。と、ここで一面曇りになってしまって、皆さん歓談モードに突入。
23:00位におなかがすいたので早々とラーメンタイムにしてしまいました。
その後もすじ雲の合間から星を見る状態が続き、私はすっかりやる気なしモードに突入。
そんな中、ひょんな事から佃さんにXL40mmを借りてhχを見てみました。空が悪いので星はいまいちでしたが、星像はなかなかの様子。また一つ候補が増えたかな?
VISACの方は雲間からおぼろげに光る土星を導入。最初見えが悪く200倍では厳しかったですが、時折シーイングが安定するとぐるっと一周カッシーニが回って、なかなかの眺めでした。圧巻は、この日ファーストライトだった佃さんの46センチドブソニアン。薄雲をものともせずさすがの光量で、土星や木星の眺めもすばらしかったです。
後半は木全さんがFS102で重星を眺めているのを見て、私もFS60Cを持ち出し、手ほどきを受けながら何個か見比べてみました。オリオン座ζアルニタク、βリゲル光度差がでかいけど何とか分離。δミンタカ、ηサイフ分離せず、おおいぬ座ν1、おひつじ座γメサルティム
ひとときの重星巡りはなかなか楽しかったです。ありがとうございました木全さん、またお願いします。
皆さんもあきらめモードになった2:00過ぎからしばし歓談し、撤収は3:00となりました。早めに片づけていた私は一足お先に失礼しました。自宅到着は4:00でした。今回は終始暖かく、2℃でした。

今回の教訓:
1.鹿が轢かれていたらしい、気を付けて走ろう。ちなみにカモシカは天然記念物なので轢くと手続きが面倒いらしい。
2.FS60Cもなかなか楽しい。もっと使ってあげよう。
観測報告10/19【富士山富士宮口五合目】
台風一過でひまわりの赤外線画像では高層の雲が無くなってます。星好きの血が騒ぐのか、富士山クラブの面々は金曜日だというのに五合目を目指すそうです。もちろん今週秋休みを取っている私が行かないわけには行きません(笑。
娘が寝るのを待って準備開始です。積み込みに30分かかって出発は20:45、途中給油がてら買い物をしていつもの十里木経由で五合目に到着したのは22:00でした。途中富士山スカイラインの登山区間に入ったところから鹿の群れにぶつかったようで、七曲駐車場までの間に14〜15頭ほども見ました。十里木あたりで雲の中を突っ切ったのでこれはいけるかと思ったのですが、到着したら雲の中でした。
すでに用意して手持ちぶさたにしている人達に挨拶して、とりあえず組み立て始めていると、待ち人来る。颯爽と安田さん登場、とたんに晴れ渡る空。やはりジンクスは健在でしたね(笑。
あわててくみ上げてアライメントを取り、M57を導入。う〜ん、透明度は申し分ないのですが、シーイングが悪いです。120倍でめろめろ。鏡の温度順応を差し引いてもあまりいい方じゃありません。せっかく下界の明かりが消えていてバックの黒さは抜群なのに、惜しいです。
今夜は低倍率で楽しめる天体にした方がよろしいようです。先週主なメシェ天体は見たばかりなので、今週は見えそうなNGC天体も織り交ぜてみることにします。
導入天体は、M56,M71,M27先週よりもその形が一段と濃いです、さすがバックがよいと星雲は映える。NGC6992網状星雲(濃い方)、今週は楽勝で判別可能。NGC6826まばたき星雲、まばたきと言うから見にくいのかと思ったら以外とあっさり発見。M29,M15,M2球状星団は今日のシーイングでは楽しめません、45倍で確認のみ。M72,M73,NGC7009土星状星雲,M30球状星団、西の低い位置にありましたが、下界の光害が遮られているので難なく見えました。M39,NGC7331,NGC7662青い雪だるま、M31,32,110アンドロメダ大星雲と伴銀河。M52,103,hχ、M34、hχとM31は宇高さんにEW40mmを再びお借りして見てみました。やはり広視野は気持ちいいです。hχは空の抜けとシーイングの悪さで、ぎらぎらしてました。
ここで前半戦終了、0:30にコーヒータイムを取りました。
後半戦は南天から見始めました。アンドロメダ座γアルマク、M33,M74,M77,NGC246,NGC247,NGC253ちょうこくしつ座銀河,NGC288,M38,M36,M37ぎょしゃ座散開星団トリオ,M1,土星、M35,NGC2392エスキモー星雲、M79,M42今年最高の見え方でした。M43,M78,いっかくじゅう座β三重星、このシーイングだと厳しい。M41,おおいぬ座145番、M46,47,50,木星
透明度の良い空だったので星雲系は楽しめました。安田さんにリクエストして見せていただいたNGC253とNGC891はなかなかの絶品でした。M33も腕が見えてすばらしい眺めでした。
撤収開始は1:45、五合目出発は2:35自宅到着は3:35でした。気温は寒くない気がしてたのですが、五合目で0.2℃、十里木では9℃でした。

今回の教訓:
1.富士山も下界からの光害は深刻。ちょっと寒くなると(冬型?)シーイングが目茶悪。
2.東の空にサーチライトらしき光が。やめてくれ〜。
観測報告10/19
夜早く寝たせいで夜中に目が覚めました。トイレに行った後ふと外を覗くと綺麗に晴れ上がっているではありませんか。街の明かりも落ちて南に登ってきているオリオンが綺麗です。これを見ない手はないということで、急遽星見することにしました。
設置場所は自宅庭、設置時間は2:10。今回は時間もなかったのでFS60Cを持ち出しました。下が濡れているのでキャプテンチェアーと長いすを持ち出して観望することにしました。
まずはFS60Cを持ち出したので、低倍率でしか楽しめないM45スバルを導入。さすがに9倍ですとこぢんまりしてます。バックが暗いせいかいつもより星の数が多く見え、なかなか散開星団らしい見え具合です。次はこちらも低倍率で見たい対象のhχ二重星団です。視野内に楽々収まり二重星団らしい眺めが得られますが、さすがに6cmですと星の数が少なく、VISACの様には見えませんね。それでも目の周りを覆って街灯の明かりを遮ると細かな星が増えてきます。お次はぎょしゃ座散開星団のM37です。これも何度も手動導入しているのですぐわかります。M37は星の数は多いのですが暗い星が多いので、FS60Cではちょっと見劣りしてしまいますが、これも外光を遮断することでかなり見応えのある星団になります。M37がちょっとしょぼかったので、M36,38はとばして明るめの星が入っているふたご座M35を導入。これはカストルの足の先にある散開星団ですが、ちょっと大きいので見逃しがちです。こちらの方が明るい星が多いのでFS60Cでは見た目がよいです。
ふたご座近辺に望遠鏡を振ったので、ついでに木星を導入しました。屈折で見る木星はやはりコントラストが良く、色が楽しめます。木星の縞も大きい2本の他、大きい縞のすぐ上の細い縞と、極近くの太い薄い縞も見えて、まあまあのシーイングだったのでしょうか?それとも小口径屈折のなせる技だったか?木星が意外に見えたので土星を見てみる気になりました。土星は天頂付近で入れづらかったのですが何とか導入。土星の方はちょっとぼんやりした印象で、カッシーニは何となくしかわかりませんでした。LV2.5mmだと土星はちょっと光量不足かも。しかし、LV2.5mmを買ったおかげで、FS60Cで惑星も楽しめるようになりました。これは良い買い物でした。
次はまた低倍率で、M42オリオン大星雲を狙ってみます。さすがに星雲状には見えますが、光害の多い市内では見劣りがします。しかし、低倍率ですとトラペジウムも重星に見えないんですね。そこで拡大してトラペジウムを確認。LV2.5mmを使った142倍ですと4つ目がかなり淡くなってしまいました。トラペジウムはLV4mm90倍程度がいいようです。
屈折は二重星像が綺麗で楽しそうだったのでここで二重星見物に。オリオン座λメイサ、オリオンの頭の部分です。光度差がある二重星ですが伴星も5.5等と明るく、離隔も4.4″なので分離は容易でした。次はオリオン座σ三重星です。オリオンの三つ星の一番左から右下方向に見える明るい星なので、導入は楽です。これも離隔が離れている三重星なので分離は容易。伴星の等級が6等台なのでちょっと暗いかな。お次はいっかくじゅう座βの三重星。こちらはほぼ等光で同じ青白い色の三重星で、非常に美しいものです。去年は90倍止まりだったのでちょっとつらかったのですが、今年は140倍で楽に分離、光量も十分で見応えがあります。二重星の締めはやはり去年綺麗だったおおいぬ座の145番星。こちらはオレンジと青色のペアで、色の対比が楽しめます。ちょっと南の下の方なので自宅からでは空の影響が出てしまいくすんだ感じでした。
おおいぬ座に望遠鏡を振ったので、この近辺の散開星団を導入しました。まずはM41、シリウスからたどってすぐ真下にあります。これもM35と同様の大型星団なので、小口径でも星の輝きが綺麗で、見栄えが良かったです。次は初導入のM50です。これもシリウスからたどりました。おおいぬ座のいぬの左耳をシリウスとの距離だけのばしたところにあります。この辺は星が多いので一番集まっている部分がM50です。やはり街灯の明かりを遮断すると綺麗に見えてきました。次はM47,M46、これも初導入です。今度は右耳の延長線を倍ほどたどります。ごちゃっと見える方がM47、そのそばにもわっと見える方がM46です。M46も倍率を上げると微光星が次々に浮かび上がって散開星団らしい眺めになりました。次は大きい星団で、かに座のM44プレセペ星団を入れました。かに座は肉眼では見えにくく、目を凝らしてやっとといった状態でしたが、何とか導入。9倍でも視野いっぱいの星団は迫力ものです。
仕上げに、もう一度木星と土星を眺めて終わりとしました。撤収は4:30でした。

今回の教訓:
1.コールマンのスリムキャプテンチェアーを使うときは三脚を2段目まで出すとちょうど良い。ついでに長いすもアイピースや星図置き場としてちょうど良かった。
2.街灯の光害はやはり強烈。
3.久々の手動導入だったけど、星図だけで結構何とかなるものだ。(時間はかかるけど)
4.やはり屈折の恒星像は良い。二重星が面白い。
観測報告10/13【富士山富士宮口五合目】
本日は新月近くの土曜日ということもあり、富士山クラブの面々とお山に出動です。
昼間に幼稚園の運動会をこなし、夕方から積み込んで早めに家を出ようとしましたが、娘の抵抗に遭い、何とか振り切って(笑)家を出たのが19:45でした。
富士宮口五合目に到着したのは20:45、4合目付近から霧が出だして、五合目は雲の下でした。バス駐車場は左側がほぼ満員、すいている右側の階段前に陣取りました。着替えて舟田さんに挨拶をして、望遠鏡を出すか迷っていると、晴れ男の安田さんが到着。と同時に、見る見る晴れて星が見えてきます。(笑
あわてて望遠鏡を設置、アライメントをベガ、シェダル、アルフェラッツで取ります。まずはセオリー通り西から導入です。
西に大きく傾いたこと座M57から導入。先月の寒い日に比べてバックの暗さもまずまずです。まだ設置したばかりで温度順応できておらず多少揺らぎますが、120倍でリングの濃淡がわかるのでシーイングもまずまずの様です。いつものように夏の大三角形の中から導入。M56,M71の球状星団を眺めてM27アレイ状星雲です。これも先日と比べると一段濃い様子がうかがえます。72倍に拡大しても満足の行く眺めです。
いつも見えないNGC6992網状星雲に挑戦です。今日はなんとかうっすらと見えているような気がします。次はIC4156まゆ星雲と呼ばれる散光星雲です。これはわかりませんでした。
次はNGC6543キャッツアイ星雲、惑星状星雲です。惑星状星雲は視直径が小さいものは星と区別がしづらく、特に見える星が多いところでは大変です。そこで、ステラナビゲータで視野円を表示し、鏡像にしたうえでアイピース中の星像と同じくらいの星数を表示して、対象を特定しました。この手は遠い惑星の時にも使いましたが、なかなか便利な手法です。どうにかキャッツアイ星雲を見つけ、倍率を上げるとなかなかの眺めでした。次のNGC7662青い雪だるまと呼ばれる惑星状星雲も同様の方法で特定。ちょっと時間がかかりますが、これだと特定できるので安心感はあります。ちなみに今晩は12.0等までは見えているようです。
次は球状星団で、ペガススの頭のところにあるM15です。ちょっと中心の方がぼんやりしていますが、シーイングのせいでしょう。その後、安田さんのNinja400でM2を見せていただいて、M2の存在に気が付きました(爆。さっそく自分の望遠鏡でも導入。Ninja400とは比べものにはならないですが、そこそこ球状星団らしい眺めに満足です。
次に望遠鏡を北に振って、この空の暗さならと期待してM31アンドロメダ星雲です。視野からはみ出すすばらしい眺めした。今日は星雲は良さそうなので、普段は見ないアンドロメダの伴銀河であるM101,M32を導入。どちらもしっかりと見えて、その形の違いもうかがえました。
カシオペア座のW字に沿って無数の散開星団を流して見てから、NGC869,884二重星団hχを入れます。下界でもなかなかの眺めでしたが、ここではやはり見える星の数が一桁違います。視野からはみ出す二重星団を眺めて前半を終了し、一息入れることにしました。
気が付くと23:20で、2時間近く星見に没頭していたようです。足の先から冷えてきたので、靴の中にホッカイロを放り込んで、コーヒータイムを取ることにしました。
体が温まったところで、他の人のところに遊びに行きました。進藤さんはCCDのレクチャー中で忙しそうだったので、宇高さんのところでNinjaを見せてもらいつつ世間話をしていると、次に私が買おうと思っている国際光器の2インチアイピースWIDESCANII30mmを持っていらっしゃることが判明。快く貸していただいて、さらにこちらの方もいいですよと言うことでEXTRAWIDE40mmも貸していただけました。そこで、急遽、後半戦は2インチアイピースの見比べということになりました。
まず、両アイピースのスペックですが、WS30mmは見掛け視野84°ですのでVISACでは60倍実視野1.40°となります。EW40mmは見掛け視野70°と言うことで、こちらは45倍実視野1.56°となります。両者を比較するために先ほど導入したhχを見てみます。私の手持ちLV40mmは見掛け視野42°で45倍実視野0.93°ですが、これでhχを見ると先ほど言ったとおり両星団の中心がかろうじて視野内に収まる程度です。これがEW40mmですと、両星団がまるまる収まる実視野が得られ、また見掛け視野も視野円が見えるものの十分な広さがあります。一方、WS30mmの方は倍率が大きくなるものの、こちらもhχが全体的に入り、見掛け視野が84°もあるので視線を中心からずらさないと視野円は目に入らないくらい広いです。3者の見え方をたとえると、LVが穴から覗いてる感じ、EWは窓から見ている感じ、WSは窓から顔を出してみている感じです。
他のVISACでは倍率的に見るのがつらい天体として、M31を入れてみました。こちらも実視野が1.5°前後あるとその雄大な姿が視野内に収まり、さらに伴銀河を従えた姿が見ることが出来て、非常に感動しました。その後M45スバルも入れてみましたが、こちらも六星が視野内に収まって満足満足。いっきに購入意欲120%に達しました(笑。
その後、進藤さんにご挨拶に言ったら、ケーニッヒ40mmというアイピースも貸していただけて、それも見比べられると言った幸運に恵まれました。こちらは見掛け視野65°、倍率45倍実視野1.44°です。目位置はシビアですが、星像はなかなか良かったです。
結局3本見比べ、次期購入アイピースはEW40mmに決めました。決め手はやはり使い慣れた倍率と、覗きやすさですかね。がんばって資金を調達したいと思います(汗。宇高さん、進藤さん、ありがとうございました。
2インチアイピースの見えに興奮しておなかがすいたので、1:15頃に夜食のカップラーメンを食べて、また散歩に出ます。
安田さんと宇高さんのところに行くと、高くなってきたオリオンの馬頭星雲を狙っているようです。見せていただきましたが、私の悪い目ではなかなか見ることが出来ませんでした。またの機会にもう一度チャレンジさせてくださいね。
仕上げに、M42オリオン大星雲と、土星、木星を眺めて、2:10に機材撤収開始しました。惑星は後半戦最初の頃よりシーイングが回復してきて、200倍でも見ることが出来ましたが、カッシーニはなかなかぶれて見えない状態でした。
五合目を後にしたのが2:40、自宅到着は3:40でした。今晩は久々に満足の行く空でした。さらに、2インチアイピースを見比べるという幸運に恵まれ、とっても幸せな一晩でした。気温は五合目で2℃で、前回に比べると非常に過ごしやすかったです。

今回の教訓:
1.2インチ広角アイピースは是非欲しい。
2.階段前に設置すると人通りが多い。
3.足冷えにはホッカイロが有効。
観測報告10/11
今夜は昨日届いたSyntaの2インチ天頂ミラーをテストするため、庭に設置しました。
娘たちが昼寝をしたとのことで、いやな予感はしていたのですが、なかなか寝付かず、設置開始できたのは22:45でした。
アライメントをアルフェラッツ、カシオペヤ座シェダル、アルデバランで取ります。まずは土星ですが、今夜はめろめろなシーイングで全く倍率がかけられません。仕方がないので、光害がいくらかましな天頂から北(といっても家があるので硬度が高いところだけ)の天体を狙います。
導入天体はhχ、M45、M34、NGC752でした。比較的星数が多く見えているhχを使って、2インチ天頂ミラーのテストを行いました。
まず、光路長がわかりませんので、今まで使用していた31.7mm天頂プリズムと比較して光路長を計算します。LV40mmを用いたときの繰り出し量および各部の光路長は次の通り、
 31.7mm天頂プリズムSyntaの2インチ天頂ミラー
繰り出し量29mm0mm
接続リング長40mm17mm
光路長65mmということで117mmに決定
V40mmで繰り出し量0mmはきわどいところでしたが、まあおおむねOKと言うところでしょうか。BORGの2インチホルダーSSはねじが短くてちょっと留めづらいのが気になりますが、とりあえず使えてます。なお、UW14mmを2インチホルダー側で使うと、繰り出し量は増えてちょうど良い位置くらいでピントが出ます。焦点距離長目の広角2インチアイピースを1本買えば問題解決か?
肝心の星像は31.7mm天頂プリズムに比べると微光星の見え方が良くなっていて、反射率の改善が見られました。周辺の星像などは余り変化無し。おおむね良好でした。
2インチ天頂ミラーのテストも出来たし、時間も遅くなったので、0:00に撤収。

今回の教訓:
1.Synta2インチ天頂ミラーは星像の劣化も見られずおおむね良好。2インチサイズのアイピースのホールドはなかなか良いです。望遠鏡側の取り付けをもう少し改善すればOKか?
2.荷物を整理して2インチ天頂ミラーの入る場所を作ろう。<忘れ物防止
観測報告9/22【富士山富士宮口五合目】
先週に引き続き新月近くの土日と言うことで富士山富士宮口五合目に登ってきました。今日は夜に町内会の会合があったのですが、比較的早く終わったので富士山に登ることにしました。会合から帰ってすぐ積み込みをしたかったのですが、先週の失敗もあったので(笑、娘が寝付くまでじっと我慢です。娘が寝付いて積み込みを開始したのが21:15、出発は21:45でした。
今日は8合目まで初冠雪が見られるなど、寒くなることが判っていましたので、今年初のコードレス暖房ベストの登場となりました。五合目到着は22:50、富士山クラブのメンバーが大勢観望中でした。
さっそくバス駐車場のいつもの場所、中央奥に陣取り、設置開始です。望遠鏡をくんだところで隣に山屋さんのテントがあるのに気づきました。寝ている隣でスカイセンサーをガーガー動かすのも悪いので、車を挟んで反対側に設置し直しました。アライメントはアルタイル、デネブ、アルフェラッツでした。
さっそく沈みゆくこと座のリング星雲に望遠鏡を向けます。今日は完全に冬型になったのか、先週とはうってかわってシーイングがぼろぼろです。120倍がせいぜいで、200倍ではもうめろめろのリングです。次は、M56、M71と球状星団を見です。この2つは小さくてさらに天の川の中にあるので見分けづらいです。ちょっと星がよけいに集まっているところと言った感じでした。M27は先週よりも空の抜けがよいのか、星雲も色濃く見えます。はくちょう座の二重星アルビレオを見て、NGC6992網状星雲に挑戦です。しかし、今日もその姿は見えませんでした。
西から北回りで望遠鏡を回します。次は天頂付近のNGC7662惑星状星雲「青い雪だるま」です。これは雪だるまには見えませんが、比較的容易に判る天体の一つです。M31アンドロメダ大星雲、これは私の望遠鏡では視野からはみ出してしまいます。次はNGC869,884二重星団hχです。これもVISACでの手持ちの最低倍率45倍では視野ぎりぎりで2つの中心が入るくらいですので、本当に楽しむなら20倍程度の倍率が一番ではないでしょうか。
望遠鏡を東に振ったところで、登ってきているおうし座の角の先に土星がでています。さっそく望遠鏡を向けますが、案の定めろめろの土星です。120倍でも土星の輪がぶれているのが判ります。今日はカッシーニすら難しいようです。
時間も0:30を回って、寒さが身に染みてきました。今日は本当に寒いです。体を温めるためにここでコーヒータイムとしました。風よけとヒーターアタッチメントを両方付けたのですが、お湯の沸きが悪いので途中でヒーターアタッチメントを取りました。コーヒーを飲みながらストーブにあたってようやくひとごごち付き、のんびりと星空を眺めます。望遠鏡を使わずに1倍の星空をぼうっと眺めるこのひとときも非常に大好きです。ふと双眼鏡を取り出して、星空を眺めてみたくなりました。双眼鏡で見るM31はその大きさといい、立体感といい、非常に見応えがあります。M31はやっぱり双眼鏡がベストなんじゃないのかな。あと双眼鏡で見れる天体は、オリオン座のM42でしょうか。こちらも双眼鏡では何となくある感じですが、なんと言ってもオリオンの三つ星と小三つ星の2つが同視野にはいるのはなかなかの眺めです。次に先ほどの二重星団hχを覗いてみました。こちらはさすがにちょっと倍率不足、こぢんまりとまとまったかわいい眺めでした。
さて、後半はオリオン座が登ってきたのでM42オリオン大星雲です。流石によい眺め、ふわふわの星雲とトラペジウムのコントラストがよい感じです。M1かに星雲は淡いですがなんとなくかにの甲羅模様が判りそうです。M36,37,38のぎょしゃ座散開星団も久しぶりです。今日はシーイングが悪いのでちょっとうるうるです。
ふたご座が上がってきて、そのふたごの間に木星が見えます。今日のシーイングでは200倍では縞があまり判らずお手上げ状態。今日はほんとに寒くて、またすぐに暖を取りたくなり、夜食タイムです。カップラーメンを食べながらストーブに張り付いたままで、あとは1倍の夜空を楽しみました。
今日は今シーズン初の零下を下回った日で、五合目で−0.5℃、十里木で4.5℃、自宅で10℃でした。久しぶりの寒さが身にこたえてほとんどストーブに張り付いままで、星見の気力が続きませんでした。シーイングが悪いのもあって早々に撤退しました。撤収開始は2:15、五合目を後にしたのは2:40、自宅に到着したのは3:40でした。

今回の教訓:
1.積み込みは娘が寝てから。(笑
2.そろそろ星見は冬支度、来月はチェーンを積んでこよう。
3.ゆっくり帰ってきても10分しか違わない。安全運転を心がけよう。
4.シーイングが悪いときの対象や、ペガサス〜おうし座の辺りの対象を事前に調べよう。
観測報告9/14【富士山富士宮口五合目】
9月も半ばにさしかかり、ようやく月の出も遅くなって星見の絶好機となりました。今週末は日曜日の早朝に用事があるため土曜の出動は出来ません。そのため、金曜日に富士山に登ることになりました。
いつもより早めに帰宅し、準備の機会をうかがっていたのですがなかなか娘共が寝る様子がありません。仕方がなく20:00位から娘らが起きているうちに積み込み開始。案の定上の娘が付いてくると騒ぎ出しました。仕方がないので連れて行くことにし、とりあえず下の娘を寝かすためにみんなで寝床に。なかなか寝付かない下の娘にじれていた上の子は、そのうち寝付いてしまいました。仕方がないので(笑)一人で行くことに。出発は21:30、途中でコンビニによって十里木経由で五合目を目指します。途中びしょぬれの道路を抜けて五合目到着は22:40でした。
駐車場では富士山クラブのUさんが一人星見をしていました。そこでさっそくその隣に陣取り、設置開始です。少し雲がかかっていましたが、雲間から見えるベガ、アルタイル、カシオペア座のシェダルでアライメントを取ります。しかし、2点しか取れませんでしたので、さらにアルフェラッツで取り直して3点アライメントとしました。(しかしアライメントが不完全でこの夜はこの後いくつか取り直しさせられました)
今夜は少し風が強く、時折薄雲が流れる空でしたが、全面曇ると行ったこともなく、終始星空が見られる良い空に恵まれました。空も最初は透明度が良く、シーイングも一晩中良いようでした。設置完了してすぐに富士山クラブのKさんが到着、夜半過ぎにはK夫妻も到着して、今夜は総勢4名の星見となりました。
最初に導入したのは西に傾いていること座から、M57リング星雲を導入。バックが暗い空なのでリングもひときわくっきりと見え、高倍率でもそのディテールがはっきりと見て取れます。次にM56,M71の球状星団を導入。両方ともバックの星々に埋もれてはいますがその存在ははっきりと見て取れます。下界ではお目にかかれないので、こういう機会に見ておきたい天体の一つです。
お次はすぐそばのM27アレイ状星雲です。これもそのアレイの姿がくっきりと判るよい空です。調子に乗ってNGC6992網状星雲を入れてみましたが、これは判りませんでした。
南は雲がかかっていたので、次は北に振り、二重星団hχです。これはVISACですと40mm45倍でぎりぎり2つ視野にはいると言った具合。やはりもう少し低倍率で見たかったのでFS60Cを出して視野の中に収まるhχを堪能しました。やはり散開星団はリッチフィールドがよろしいようです。
次は下界でもよく見るのですが、M31アンドロメダ星雲です。さすがにここではその大きな姿にお目にかかれました。下界では中心の核の部分が少ししか判りませんが、ここでは視野いっぱいに広がったその大きな姿を楽しむことが出来ます。
ふと気が付くと、ごちゃごちゃと星が固まっているのが肉眼でも判るスバルが高く登ってきていました。その下に牡牛座アルデバランのすぐ左につい先日見たばかりの土星が上がってきていました。さっそく望遠鏡を向けると、今日はシーイングがよいらしく、200倍でもカッシーニの空隙が判るほど揺らぎが少ないです。調子に乗って450倍に拡大しましたが、さすがにカッシーニは判りませんでしたが、その輪の感じはよくわかるほど気流が安定してました。この望遠鏡でこの倍率まで見えたのは初めてではないでしょうか?但し、土星の色までしっかり観察できたのは300倍止まりでした。土星は他の方も入れていましたので、いろいろと見させていただきました。KさんのFS102はさすがの見えあじで、切れの良いカッシーニとコントラストの高い土星を堪能しました。320倍でも余裕の見え味でした。K夫妻の37cmドブに至っては、その土星の色の濃さに驚愕!まさに百科事典の画のように濃い色の土星を見せていただきました。まさにマルチに使える大口径ですね。
その後、西に傾きつつあるペガスス座の鼻先のM15を導入。下界で見るもやもやとは違って、はっきりと星々に分離した球状星団らしい姿が拝めます。しばしぼぅっと見とれてました。
たまに雲が流れる風の強い日でしたが、終始東の空は良かったです。そうこうするうちに、冬の代表格オリオンが登って来ました。これまた今シーズン初のM42です。その広がりは6cmのFS60Cでも判り、VISACではさらに一段とそのヴェールが綺麗に見えます。
オリオンの三つ星がすっかり登り切ると、それと平行してふたご座が姿を現しました。ふたご座のど真ん中には双子に挟まれるように木星があります。これまたシーイングに恵まれて、その綺麗な縞模様が見て取れます。衛星が最初左に3つ見えましたが、木星の右側がふくらんできて4つ目が顔を出しました。さらに、左の一番近い衛星は木星の縞の上に影を落としていました。200倍でもこのように衛星の陰の丸さまで判るシーイングに恵まれた良い日でした。
結局、風が強かった星もありますが、途中でコーヒータイムや夜食を取ることもなく、ひたすら見続けた一晩でした。撤収開始は2:45、五合目を後にしたのは3:10。日本ランドの有料経由で帰宅したのは4:00でした。

今回の教訓:
1.LV2.5mmはやはり買って正解でした。FS60Cを使うには必須。このくらいの倍率があれば惑星も十分に楽しめます。
2.反対に、VISACは6mmくらいのアイピースが限界です。4mmではちょっと短い。
3.ペガススからおうしまではあまり見るものが無く寂しい。ちょっと下調べが必要。
観測報告9/12
久しぶりに自宅から星空が見えます。喜んで庭に設置しようとしましたが、なかなか娘共が寝てくれません。ようやく寝付いたので眠くなりかけた体を奮い起こし、自宅庭に設置。設置開始は
22:00でした。
アルタイル、ベガ、アルフェラッツでアライメントを取り、さっそく、M57から。淡い状態でしたが、なんとかリングと判る程度。
次は二重星のアルビレオ。これはオレンジと青が判る綺麗なツインです。1月半星が見れてなかったので、思わず心が和みますね。
M27を導入しましたが、ちょっとかすんでいて判別が苦しかったです。
そうこうしているうちに、南から東にかけて厚い雲に覆われ、撤収を余儀なくされました。
撤収時間は23:00でした。
その後、うだうだとインターネットをしていて、すっかり夜が更けて寝ようとした1:00頃。東の空に明るい星があるじゃないですが。今シーズン初の土星です。すぐに用意できるFS60Cでベランダから観望しました。今シーズン初の土星は、秋の初めということもありシーイングも良く、さらに輪が大きく開いているのですごく見応えがありました。8月後半にあった富士山星祭りで購入して置いたLV2.5mmで見てみると、カッシーニもはっきり判り、見応えのある惑星像になりました。
満足して眠りについた一晩でした。

今回の教訓:
1.LV2.5mmは良さそうです。短焦点屈折にはベストかも。
観測報告7/19【富士山富士宮口七曲駐車場】
今日は連休前の平日ですが、連休の用事に差し支えないように本日星見に行くことにしました。
場所:
富士山富士宮口七曲駐車場、標高1900m、富士宮口の5.2kmポスト付近で東側が開けた大きなヘアピンカーブをすぎて100mほど行ったところの左側。木のテーブルベンチが2つ有り、車は10台ほどが止められる。奥行きが割合あるので車の後ろに設置も可能。南に数本大きな木がある他は割合と開けている。東は五合目バス駐車場より視界がいいかも。登ってくる車のライトにさらされるため車の西側(登り側)に設置した方がよい。
時間:
出発21:30、到着22:30、設置終了23:15。撤収開始1:40、現地発2:18、到着3:08。片道46km。
導入天体:
空は夏らしく透明度は今ひとつだが天の川がばっちり見える良い空でした。
前半〜0:00位まではデジカメを使って撮影。M13,火星のコリメート撮影、およびはくちょう座付近の星野撮影。C−3040Zでは星はあまり写らなかった。ちょっと期待していたのとは違う。火星は相変わらず模様が見えない。撮影後の天体、西から北。
リニア2001/A2、核はぼうっと球状星団を小口径で覗いた様。
M3、M5、春を楽しませてくれた球状星団もしばしのお別れです。今日は球状星団は良く分離してます。200倍まではいける。
M51、中心は判るが腕は見えない。
M101、存在が判る程度。今日は星雲は無理そう。
M13、視野いっぱいに拡大しても楽しめる。
N6210惑星状星雲、円盤状。
M57リング星雲、リングが色濃く、中心に向かって淡くなるところもよくわかる。
N6543キャッツアイ星雲、キャッツアイには見えないが変な楕円状なのはわかる。
N869,884ペルセウス座二重星団hχ、LV40mmでぎりぎり視野に2つ入る。
コーヒータイムの後、後半戦。導入順に、
M31アンドロメダ銀河、淡い、渦巻きは見えない。
N7662惑星状星雲青い雪だるま、青いが雪だるまには見えない。
M8干潟星雲、判りづらい。
M20三裂星雲、こちらの方が見やすい。三裂までは判らず。
M22球状星団、ほんとに丸い感じのする星団。割と大きい。
M17オメガ星雲、これもわかりやすい星雲、但し、裏像なのでωには見えない。
M16わし星雲、存在は判るがわしには見えない。
M11、散開星団の割には星数が多く、球状星団の様な眺め。
M71球状星団、小さいが分離はするので球状星団には見える。
M27アレイ星雲、これも色濃くわかりやすい星雲。今日はよく見えているので円盤状に近い。
N6992網状星雲、弧を描いているのがはっきり判る。
N6960網状星雲(西側)、こちらは淡いので存在が判る程度。
N7000北アメリカ星雲、判らず、大きすぎるからか。
IC5067ペリカン星雲、同じく判らず。
M15、小ぶりの球状星団、拡大すると綺麗。
N7009土星状星雲、200倍くらいで見るとなるほど土星のように見える。
海王星、天王星、面積のあるようには見えるので、構成との判別はしやすい。どちらも青白く見える。
N7293らせん星雲、ぼうっとしか見えない。
夜食を取ろうとしたら急に雲がわいてきてあっという間に濃い霧に囲まれました。あわてて機材を仕舞い、カップラーメン食べてから撤収しました。

今回の教訓:
1.やはり写真は難しい。デジカメも16秒露光程度では星がほとんど写らない。
観測報告7/14【富士山富士宮口七曲駐車場】
今日は久しぶりに会社の人達と星見に行くことになりました。このところの天候を考えると下界では雲が流れてきそうです。思い切って富士山にまで行くことにしました。
夕方ひまわり画像で高層の雲がないのを確認して、I氏とH氏とに電話しました。集合は20:00、車を乗り合わせて、2台で富士山に向かいます。途中須山のコンビニにより食料調達。その間に到着しているであろうハチベーさんに電話です。どうやら五合目は予想通り山屋さんで込んでいて、途中の駐車場に変更するようです。十里木から富士山スカイラインに抜ける道で霧の中を少しは知りましたが、富士宮口の入り口くらいから霧は晴れてきました。しかし、上空にはまだ雲が残っているようです。駐車場到着は21:30くらいでしょうか、まだ濃い雲が上空にあって、皆さんどうしようか思案中のようでした。
五合目は星が見えていたとの情報を聞き、とりあえず連れに星を見せるために五合目に行くことにしました。五合目が近づくにつれて路上に放置されている車がちらほらと出てきました。一番下の駐車場が空いているのを見つけて車を停め、外に出てみるとなかなか良い星空が広がっています。双眼鏡を取り出してしばし星空の散歩です。30分ほど見たでしょうか、下ってみることにしました。上のロータリーを回ってみるとすごい混雑ぶりです。下り側の方に少し星屋の姿も見えましたが、とても望遠鏡を出す気がしない状況でした。
だめ元で西臼塚に行くつもりで下っていくと、さっきより下まで星空が見えてます。先ほどの駐車場まで降りても星が見えていたのでここに急遽停車。富士山クラブの皆さんも望遠鏡を設置しておりました。
設置開始は22:00過ぎくらいでしょうか。アークトゥルス、ベガ、アルタイルでアライメントを取ります。上空を見渡すと、東側に多少雲はあるものの天の川の見える非常によい空です。若干バックが明るい気もしましたが星はよく見えています。まずはM13を導入です。かなり分離して、なかなか良い眺めです。連れのみんなにも見てもらいました。
ここで、「M13といえば大口径で見るのがいいんだよね」って思い出し、ハチベーさんにお願いしてメジャーな天体を導入してもらいました。見せていただいたのはM13,M57,M51,M8,M17,網状星雲でした。ありがとうございました。
自分のところに帰って、前々から連れと約束していた火星を導入します。今日は200倍でも火星の縁がはっきりと見えてシーイングも良いようです。
結局自分の望遠鏡で見たのはこの2天体だけでした。連れが明日用事があるとの事で後ろ髪を引かれつつ0:30には撤収、1:30には自宅に着きました。
帰りの道で見た登りつつある半月が、とってもおぼろで大きくて印象的でした。

今回の教訓:
1.一緒に行く人には帰りの予定を聞いときましょうね。
2.やはりTV101はすばらしい10cmだ。背景の星空がざらっと見える。FS60Cを出してみるんだった。
3.火星の模様がないのが残念だったが、高シーイングだったので写真を撮りたかった。(用意はしていったのに)
観測報告7/11
今日はだめかと思ったら雲が切れて火星がのぞいている。結構星空も暗そうで良さそうなので、上の娘が起きていたのだが望遠鏡を設置することにした。
場所は自宅庭、設置開始は21:00でした。設置してアライメントを取り終わると、上空は少し雲が出始めてきた。とりあえず南中している火星に望遠鏡を向ける。少しシーイングが悪いようで、模様は判らず。倍率を変えては娘にも見せる。
そろそろ寝かせようと、いろいろ言ってみるがいっこうに寝ないで庭に転がる娘に手を焼き、雲が出始めたのを機に最後にアンタレスをのぞいて撤収開始。アンタレスの伴星はいつものように見ることが出来なかったです。撤収は22:00。望遠鏡をしまって2階に上がると底には娘の寝顔がありました。

今回の教訓:
1.望遠鏡は子供が寝てから出しましょう。

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