気象予報士
 気象予報士とは気象業務において天気の予想を行う際に必要となる資格です。気象予報士試験は年に2回、1月と8月にあります。一般試験2科目と実技試験2科目がありこれら全てに合格すると気象予報士の資格を手に入れる事ができます。合格率は5%前後です。詳しくはこちら(気象業務支援センター)
自分の試験は・・・
勉強方法
 まず勉強について。
 学校などへの通学、通信教育、独学がありますが、学校に通いかつ自分で勉強を進める。これが1番だと思います。でも学校は地方の人には通えなかったり、多額な費用がかかります。
 通信教育は一貫した知識・情報を得る事ができます(逆にそれが命取りとなる事も・・・)がはっきりいってこれは独学と同じです。ですので高いお金を払ってまでする必要はないと思います。ひとつの事に集中するのは危険な気がします。また、値段に見合った冊数稼ぎなのか試験に必要のないやたら難しい事が書いてあることが多々。ただ、
ハレックスは質が高いと思います。
 最後に独学。勉強のやり方がまったくわからない人にとっては手探りで進めていかなければならず大変で時間がかかってしまいます。ですが、お金はかかりません。自分にとっていい本、いい勉強方法をみつければとくに苦労はしないと思います。独学で十分合格できます。ただ、情報のアンテナは広くはることが必要でしょう。
 自分にあった方法で勉強していけばいいと思います。

以下は独学でのことです

 既述しましたが、2回で合格するのを目標にするのがよいと思います。1回目で学科合格、これで1年間学科試験が免除になりますので実技にしっかり取り組み、2回目で実技合格というのが理想です。1回目にさしあたり学科が十分であれば実技を合格するつもりで行く(意気込む)のもいいかもしれません。

 試験の合格率は5%前後ですが、それほど難しい試験ではないと思います。確かに知識量は問われますが、頭を使う問題があまりないので興味を持って取り組みさえすれば十分合格できます。よく理系じゃないと不利か?という意見も聞きますが、この試験に関してはあまり関係ないです。公式(&その意味)をいくつか覚えればそれでいいのです。ちなみに僕は理系の人間ですが・・・。

学科
 学科試験は一般と実技の2科目がありますが、どちらも暗記というか覚える事ばかりです。しかし大抵の参考書がそうであるように本1冊でそのほとんどをカバーしています。ですので、頑張って勉強して覚えるしかないでしょう。一般気象学(東京大学出版)の理解は必須でしょう。

 自分の場合は、本をたくさん買って読みました。ひとつの事に関しても本が違うと記述も違います。それらを読み関連付けていくことで理解が深まりました。一般気象学は初めの頃読んでも難しく、易しい本と一緒に読み進めていきました。そしてある程度わかるようになると、過去問を繰り返してときました。

 自分にあった本などを見つけ、ある程度理解できたら過去問をやる。そのときに何故そうなるのかと理由付けできるように訓練する。これができればよいと思います。ただ、専門は覚える事が多い。。

実技
 実技は学科と別物ではなく延長です。学科を理解していればあとはパターン別(温帯低気圧、ポーラーロー、台風etc.)に学習すれば大丈夫です。新しく出てくる天気図やエマグラムなど図を理解できるように訓練をしなければいけません。試験は記述方式ですので演習をたくさんして記述の練習をしておきましょう。過去問の他にも模擬問題等も解くべきでしょう。

 自分の場合は友達からコピーさせてもらったハレックス(通信教育)の模擬問題が中心になりました(過去問も)。まずは実技の知識がないので、関連するところ(問題が台風なら台風)を本で勉強しながら解いていきます。はじめは全然できないですが、繰り返すうちに理解が深まりすらすら解けるようになります(現象についての暗記に近い)。演習で疲れたときは学科の本などをパラパラと読んでいました。

 試験時間は75分ですがわかっていれば時間は余ります。試験ではじっくり取り組みましょう。

オススメ教材
気象業務支援センターも指定しているバイブル的存在な本。とりあえず買っておくべし。やや難。
一般気象学(東京大学出版)
学科+少しの実技にまで踏み込んだ本。見やすく、問題なども適所にいれ理解もしやすい。自分は気象の本を15冊以上読んだがこれがベスト。
らくらく合格塾 気象予報士試験
  徹底攻略テキスト(ナツメ社)
自分は使用していないが、よくまとめられていて完成度が高い模様。この著者・浅野さんは信頼できる。
重点マスター 気象予報士試験(弘文社)
 自分の場合は4回でしたが、やる気があれば2回で十分合格できます。1回で合格する人もいますが、試験は年に2回あるので急いで勉強するよりじっくりと勉強したほうがいいと思います。
1回目の試験  大敗
  試験の感じをつかむ為に準備なしでとりあえず受験。試験は時間が無いといわれがちだが十分あると感じた。

2回目の試験  学科2科目合格
  学科合格を目標に勉強した。過去問などを繰り返し勉強。結果、学科合格。

3回目の試験  玉砕
  学科免除で実技だけだったが、敗れる。勉強不足でした。受かるつもりでした。。

4回目の試験  合格
  いままで勉強した事を基礎から振り返り、1つの問題から関連事項すべてを(リンクさせ)理解するつもりで勉強。結果、合格。  
 僕は高校の時から空に興味があり、気象予報士にも興味がありました。この資格に本格的に興味を持ったは大学生になってから、本腰を入れて勉強し始めたのは気象予報士試験を受けてみてからでした。4回挑戦し合格しました。独学です。自分の試験はこんな感じです。
第1回から最新の試験まで学科・実技と全ての過去問が詰まっているPCソフト。模擬試験や各項目だけを勉強できたりと、演習に事欠かない。12,600円と高いが十分にその価値はある。
タイロス 過去問集(CD-ROM)
最後に
 気象予報士試験はただ単に資格をとる試験でしかありません。これに合格したからといって気象業界に就職できるわけではありません。試験自体も専門に気象を扱っている人から見ればごくごく基礎的なものでしかありません。しかし気象に興味がある人にとっては魅力的な資格で気象予報士もまだ希少な存在です。気象予報士となる事で自分の世界も広がりますし、生活にも厚みが増すと思います。もちろん気象業界を目指す人ははれてスタートラインに立てます。予報士の試験は閉じた(限りのある)世界です。興味のある事に一生懸命頑張れば必ず合格しますので、頑張ってください。
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