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湯浅と紀三井寺 和歌山県有田郡湯浅町和歌山市紀三井寺

 今回の旅は、醤油発祥の地、湯浅紀三井寺です。例によって車で出かけましたが、和歌山より南への経験が少なかったので不安なスタートになりました。

 阪神高速の湾岸線は快調でしたが、和歌山に近づくと渋滞が始まり、その後も、道路事情は、結構辛いものがありました。

 それに、湯浅の町に入っても、探索場所は、国道42号線からは外れたところですので、要注意です。幸い、日曜日でしたので、今回は、湯浅町役場の駐車場を利用させていただきました。

ワンポイントアドバイス:ゆっくり歩きたいまちですので、休日は、駐車時間の気にならない、役場の駐車場を利用して・・・。
満足度:☆☆☆☆
 日本の醤油の起源は、湯浅にあるといわれています。

 鎌倉時代に奇襲・興国寺の開祖、法燈(はっとう)円明国師が南宋から嘗(なめ)味噌(現在でいう金山寺味噌)の製法を持ち帰ったからです。

 その味噌からにじみ出る汁が、調味料になることが解り、その汁を作るために味噌が醸造されるようになったからです。

 画像は、紀州候の保護を受け醤油船が休息した大仙掘です。川端の蔵は、天保12年(西暦1841年)創業の醤油屋「角長」です。
 湯浅は、熊野古道の通る町でもあります。そこここの町屋の軒下に、小さな屋根つきの木箱が取り付けられ、古い民具やイラストが描かれた色紙などが展示されています。「湯浅町熊野古道研究会」の活動の一環です。

 それが古い町並みにうまくマッチして町全体がギャラリーのようになっていて、町歩きの楽しみを一層増してくれます。

 また、まちかどで、話し込んでいたおばあさん達が、何処からきたのかと声をかけてくれたりする、いかにも、普段着のまちです。
 探索場所としては、手作り醤油の老舗「角長」の「職人蔵」が毎週土曜日午後1時から一般開放されているそうです。

 残念ながら、日曜日でしたので、見ることが出来ませんでした。

 紀州連子や虫籠窓が施された醤油屋、麹屋、金山寺味噌屋などが軒を並べる、まちの佇まいは、まさに、庶民の町で、肩がこらず、郷愁を感じさせてくれます。
 折角、ここまで来たのだからと、欲張って、帰りに、紀三井寺に寄ることにしました。西国三十三ヵ所のひとつです。

 この231段ある急な石段は、「結縁坂(けちえんざか)」といいます。

 昔、紀伊国屋文左衛門が母を背負って参拝に来て、ここで草履の鼻緒を切らして、困っているところを助けたのが玉津島神社の宮司の娘「かよ」で、これが縁で、二人は結ばれ、宮司が出資したみかん船で、文左衛門は、大儲けをしたそうです。
 桜で有名ですが、本尊の十一面観世音菩薩は、国の重要文化財に指定され、50年に1度1ヶ月だけ開扉される秘仏です。

 ちなみに、次回は、2020年ということだそうです。
 そんな訳で、私達も、例によって、「平穏無事」をお願いして帰路に着きました。

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